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海の生物
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基本的に水産生物の生活深度を規定することはできません。なぜなら、水産生物は季節、成長段階、昼夜で生活深度を変えるものが多いからです。そのため、深度をｍで書いてある資料では採集もしくは観察記録の最大値（以浅というのが多用されている）で書いてあるはずです。そのため、これは生活深度とは呼べません。それでよければ日本の海水魚（山と渓谷社）がお勧めですね（採取例が少ない種は採集された深度が書いてある）。水産の専門家も多用する図鑑です。値段はちょっと高めですけど海の魚に興味があるのであればもっておいて損はない一品です。 生活深度の研究はではどのように進んでいるのでしょうか？大型の生物ではデータロガという発信機を生物に取り付けてデータを取ります。哺乳類・カメなどは特に研究が進んでいますが近年、発信機が小型化してきたとはいえ小型の魚には取り付けられません。小型の魚では耳の中にある耳石を研究します。耳石は年輪や日周輪が形成されます。海は深度のよってカルシウムとストロンチウムの比が異なりますので耳石のカルシウムストロンチウムの比を調べることによりその日にどの深さにいたかを調べることができるのです。まあ、海の生物の数は驚くほど多いですからね、研究がされていない種類の方が多く、正確な生活深度がわからない生物がほとんどです。
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- juunishichou
- ベストアンサー率9% (1/11)
詳しそうなのがありました。 満足できると思います。
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