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トルクウエイトレシオって
バイクの用語集みたいなのにトルクウエイトレシオって載ってました。 聞きなれないというか、はじめて目にした言葉でした。 パワーウエイトレシオはなんとなくわかります。 確か1馬力あたりが担う(?)重量ですよね。 数値が小さいほうが、加速、減速、コーナー、あと燃費面でも有利だと。 ではトルクウエイトレシオは、何を比較するときに用いて、パワーウエイトレシオとどう違うのか教えてください。
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- a2c_2005
- ベストアンサー率49% (29/59)
比較対象の違いを知るには、馬力とトルクをよく知らないとだめです。 なんか馬力=パワーでトルク=力とかざっくばらんな知識しか無いと当然混乱してしまいます。 まず馬力ですが、75kgの物体を1秒間に1m引き上げる力を1馬力といいます(メートル馬力法) トルクは、一本の軸に1メートルの長さの棒を直角(上から見たらL字型)に付け、その先に1kgの重りを付けて回転させる時に必要な力をトルクといいます。 どちらも重量物を動かすって意味合いでは同じなんですが、決定的な差は馬力には時間の概念があるってことです。 まぁ、力学の質問ではないので簡単にいうと、エンジンの回転仕様とする力がトルクで、その回転で1秒間にどれだけの仕事ができるかが馬力なのです。 ですから同じ1秒間に沢山の仕事ができる高回転型のエンジンは、トルクが小さくても大きい馬力を出す事ができます。 しかし、トルクの小さいエンジンが大きな馬力を出すには、回転が上がってないと駄目な訳ですから、よくいう低速がスカスカとか3000回転以下は使い物にならないってことになります。 逆にトルクの大きいエンジンは少ない回転で大きな仕事を作る事ができますから、低回転から~高回転まで一定以上の馬力を出す事ができます。 カタログなんかでみかけるエンジン特性のグラフ、あれが角度が付いて傾いているほど低トルク高回転型のエンジンで、寝ているものほど高トルク低回転型のエンジンとなります。 もう少しお付き合いくださいね。 それならば高トルク高回転型のエンジンを作ればいいじゃないかって事になるのですが、それは現時点では無理なのです。 大きなトルク=回転力を得るにはエンジンが一回に爆発させるガソリンの量を増やせばいいのです。爆発によってピストンを押し下げ力を作り出すのがエンジンですから、一回の爆発が大きければ大きいほど高トルクを作り出せます。 しかし、一回に爆発させるガスの量を増やすにはシリンダーの容量を大きくしなければなりません。 しかしシリンダーの容量を大きくすると、どうしてもピストンの移動量も多くなり、高い回転を作り出す事ができなくなります(それを解消するために4気筒や6気筒といったマルチエンジンが開発されたんですけどね) なので、自分がバイクにどんな性能や使い方を求めるかで、馬力=パワーウエイトレシオを重視するのか、トルク=トルクウエイトレシオを重視するのかが変わってくるってことです。 高い回転をキープして、心地よいエギゾーストノートを奏でながら山やサーキットを駆け抜けたいならば、パワーウエイトレシオを重視し、高速道路や海沿いのスカイラインを荷物満載でゆったりと走りたいならばトルクウエイトレシオを重視したりします(あくまで一例ですがね・・・) 参考にしてください
- naka1954
- ベストアンサー率18% (7/37)
パワーウエイトレシオは重量÷馬力でトルクウエイトレシオとは重量÷トルクで分母が馬力かトルクの違いです。 ただ、自動車みたいに重量がありものだったら人の体重はあまり影響がないですが、軽量のバイクで150kgだったら人間の体重が70kgとするとカタログみたいにわけにはいかないと思います。
お礼
ありがとうございます。
- sero
- ベストアンサー率47% (916/1944)
大雑把に回答すると、トルクが高ければ加速が良くなり、馬力が高ければ最高速度が高くなります。 同じトルクのエンジンなら車重が軽い方がトルクウェイトレシオが小さくなり、加速が良い事になります。
お礼
トルクが上がれば馬力も高いですよね。ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。馬力は(トルク×回転数)/716ですね。