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大学院博士課程の研究生活について
大学院の博士後期課程を修了できた方に お伺いしたいのですが、どのような研究生活を過ごしましたか。 例えば一日の研究時間、勉強時間、ディスカッションなどです。 正直なところ息抜きに遊ぶ時間ってあったのですか。 また、博士後期課程への心がまえを教えてくだされば うれしいです。アドバイスをどうぞ宜しくお願いします。
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まだ在学中のみですが…。 一日の研究時間・勉強時間は平日12~20時間ぐらい?かな?日曜日、休日は幅があって3時間ぐらいから15時間ぐらい。遊ぶ時間というのは…まぁちょっときついかも。息抜きというのは例えば博士課程というならば教授からくっだらない用事を押し付けられることもままあって、そういうのを逆に息抜きにしているという面もありますね。 また、こういう生活をしていると五分の待ち時間の間にリフレッシュしたり、酒をかっ喰らったり、時間がないのにむりやり運動して精神的ストレスを肉体的ストレスに変換して精神の平衡を保つというワザは必須ですよ(笑。人一人より重いタンクやボンベをわざわざキャリアーを使わずに運んだりしたり(笑。 自分は学部生時代に格闘技をやっていて、五分の待ち時間の間にシャドーをしていてすっかり怪しい人だといううわさがついてしまいました(笑。 そもそも時間がないときに限ってこのサイトに書き込む量が増えるという傾向も(笑。 ディスカッションは自分の教授は自分から仕掛けない限りなかなか腰を上げない人なので…。普段は助手や助教授に知恵を借り、結果がでたらもって行って怒られる(笑)の繰り返しなのでなんとも言えません。 遊ぶ時間というのは…遊んだ記憶が…。研究室旅行ぐらい?うちの研究室は学生は参加が必須なので…。(そのぐらいの余裕をもてない人間がまともな実験結果をできるわけがないというわかるようなわからんような理屈で) 体力の回復は重要な問題ですから…。基本的に休めるときは倒れてます…。
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- litz
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個人的な経験談ですので過度な一般化はできないのですが、それでも良ければお答えします。ちなみに文科系です。 一日の研究時間…大学にいる時間は平均12時間ぐらい。ただし、毎日大学に行っていたわけではありません。 一日の勉強時間…15~16時間です。休日も同じぐらいです。 ディスカッション…月に数度、別の研究室の人と行っていました。教授とのディスカッションはほとんどゼロでした。文系では教授に相談しなくとも個人プレーで何とかなりますが、理系では教授選びがすごく大事です。 息抜きの時間…研究そのものに息抜きの要素を見つけていました。旅行とか遊びに行くとかいう意味で言えば、息抜きはほとんどありませんでした。私は才能がないのでひたすら時間をかけるしか生き残る術がなかったわけです。 心構え…研究に向いているのは、a:抜群に才能がある人、b:抜群に世渡りが上手い人、c:努力だけは誰にも負けない人、だと思います。 余談ですが、博士後期まで進むと、学生結婚できなかった場合は一生結婚できないと言われます。絶対というわけではもちろんありませんが、たしかにその傾向は感じます。
お礼
ご回答どうもありがとうございました。litzの研究に向いている人はこんな人というところで、aとbは私にはあてはまっていないなぁと思いました。うーん、努力でカバーですかね。
旧帝国大学の農学系大学院を修了した者です。私の場合について、お答えします。 一日の研究室にいる時間は、10~12時間程度でした。休みは、週1日を目安に取っていましたが、学会発表前1ヶ月や、最終学年の残り半分は、ほとんど休みなしです。修了前は、途中で体をこわして倒れないかと、自分でも心配になりました。なお、勉強時間も含みます。 ディスカッションとは、ゼミの事でしょうか?ゼミは週1回、3~4時間程度ありました。指導教官との打ち合わせという意味でしたら、多忙でない時期なら1ヶ月1回程度、修了が近づいて来るにつれて週1回程度話し合いました。 息抜きの時間については、研究のテーマ(時間がかかる実験だとそれだけ自分の時間がとれない)、自分の実験の上手さ(失敗しているとそれだけ時間がかかる)、教授等との指導の熱心さ(国立の方が忙しいと思います)などなどの条件でかなり変化します。私はかなり忙しく過ごしたような気がしますが、修了できた先輩の中には、「いつ実験しているのでしょう??」という人までいました。 まず、もっとも多忙かそうでないかを決めるのは、「実験テーマ」です。これで80%は決まったようなものです。もし、自分の時間が欲しければ、時間がかからないようなテーマをお選び下さい。
お礼
ご回答どうもありがとうございました。好きなテーマができれば、自分の時間はいいなぁという気持ちです。 私としてはゼミをとわずディスカッションしたいと思っています。アドバイス、どうもありがとうございました。
- NYC10017
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これは、幾つかの大学院で博士号候補を教える立場に立って解った事なのですが、まず大学院のレベル、担当教授のマネージメント、そして学生自体の「力」によってまちまちです。 いわゆる「一流大学院」では、一般的に研究一筋で、その合間に「息抜き」として講座に行ったり、教授陣の講座や研究の手助けをしたり、他の院生たちと討論したりが主です。多くの学生が頻繁に研究室で寝泊りする大学も多いと思います。でも、周期的にスイッチの切り替えをきかせ、一定の時間は読書、ビデオゲーム、クラブ等に時間を割く・・・という人が殆どでした。 それとは対照的に一部の「授業料収入目当て」の私立大学院では、博士号後期とはいえ、担当教授自身が研究などした事が無い方々が多数です。従って、下手な学部生よりも低レベルな「研究」をするし、まさに悲惨な論文を提出して卒業していきます。こういった学校では、学生たちもバイトや本職を持ちながらの掛け持ちが殆どです。エリート主義のようですが、同じ博士号でも、「実の無い」博士号は、一般的にその大学以外ではマーケット価値が無い場合が多いので、そのような大学の博士課程には行く価値が有るかどうかは、慎重に考えるべきだと思います。 また、大学自体のレベルに加え、教授の方針にもかなり影響されます。例えば、私自身は院生を私用(彼らに関係ない講座準備等)に使いませんが、中には、コピーや私用の文献検索から買い物にいたるまでを院生にやらせる教授もいるので、後者の担当教授に当たれば、自分の時間も減ります。また、とても学術的基準の高い担当教授に当たりますと、非常に良い教育を受けられる一方、何時まで経っても研究が次の段階に進まない・・・という難点がありますし、私生活にも影響するでしょう。 最後に、貴方が短時間で文献や研究課程、結果を理解し分析できる「才能」を持っているかどうかで息抜きの時間の寮も変わります。いずれにせよ、入学時点で、在学生、卒業生、そして教授陣にこういった質問をすることが大切だと存じます。
補足
ご回答どうもありがとうございました。皆さんから素晴らしいアドバイスを頂きましたが、NYC10017さんのように教える立場の方からもアドバイス頂け、感謝します。NYC10017さんに質問なのですが、教官からみてこんな 学生は研究に向いていないと思うのはどのような人ですか。学生にはこうであって欲しいなどのコメントをどうか 頂けないでしょうか。参考にさせて頂きたいのです。宜しければご回答下さい。
お礼
ご回答どうもありがとうございました。fujishiroさんは 研究も頑張り、上手に息抜きしてるなぁとすごいな と思いました。アドバイス、どうも有り難うございます。