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暖めると金属も体積が増えると聞きました

siegmundの回答

  • siegmund
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回答No.7

Umada さん: > 以下は、話が複雑になるのでZincerさんsiegmundさんは省略されたのだと思いますが、 ありゃ~,手抜きが... Umada さんの鋭いご指摘と見事なご説明の通りです. 以下は蛇足です. 原子の間の相互作用のポテンシャルは, あるところに極小をもつような関数形になっています. したがって,この極小のところが安定点です. ただし,原子は静止しているわけではなく,この安定点の前後を振動しています. ポテンシャルを U(r) と書くことにしましょう. r=r0 が極小点とすると,このまわりで U(r) は (1)  U(r) - U(r0) = (1/2) k (r-r0)^2 + a (r-r0)^3 + ... と展開できます. 極小点ですから,r-r0 の1次の項はありません. 力Fは(1)をrで微分して符号を変えたものですから (2)  F(r) = - k (r-r0) - 3a (r-r0)^2 + ... (2)の右辺の第1項だけ取りますと, 伸びる側(r-r0 > 0)も縮む側(r-r0 < 0)もFの絶対値が同じになります. 符号がちがう? それは,伸びたばねは縮もうとし,縮んだばねは伸びようとするからです. したがって,振動しても距離の平均値は r0 のまま. さて,(2)の右辺の第2項まで考慮に入れてみましょう. a<0 とすると,r-r0 > 0 のときの方が r-r0 < 0 のときよりFの大きさが小さい. つまり,Umada さんの「縮める時のほうが伸ばす時より力がいる」になっているわけです. 原子間のポテンシャルを正確に求めるのは困難ですが, よく使われるのは (3)  U(r) = -C r^(-6) + B r^(-12) の形(レナード・ジョーンズ型)です.

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