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靖国問題
中国がA級戦犯を祀っている、靖国神社への参拝をこれまで非難しているわけですが、少し疑問に思うことがあります。A級戦犯というのは、そもそも日本とアメリカの戦争における日本側の戦争責任者であるので、中国には関係ないというか、何か言うこと自体がそもそも、筋違いのように思えるのですがどうなんでしょうか?(たとえば満州事変における関東軍の指令管?などが靖国に祀られていてそれについて非難するのならわかるのですが・・ちなみに関東軍の指令管?などは靖国に祀られているんですかね?)よろしくお願いします。
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A級戦犯で絞首刑となった7人 東条英機 武藤章 広田弘毅 木村兵太郎 松井石根 板垣征四郎 土肥原賢二 が祀られています。このうち板垣と土肥原は元関東軍です。板垣は石原と共に満州事変の責任者と言われていますし、土肥原は満州国建国の責任者、ということになっています。 また、松井石根は中支派遣軍総司令官だったので、南京虐殺(いろいろ議論の的になるところですが今回はその議論は省きます)の責任をとって絞首刑、ということになっています。 特に中国と関係あるA級戦犯はこの3人でしょう。 あと、なぜか中国は東条に敵意を持っているようですね。武藤は東条の右腕とも言われた人物ですから、従って武藤も敵視されているかもしれません。 広田は日中戦争開始時の外務大臣だったので、やはり敵視される可能性もあります。 木村はビルマ方面の司令官だったと記憶してますが、中国にも行っていたかどうかは忘れました。
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- n999tony
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連合国によって日本が裁かれたわけなので、中国は当事者です。 その東京裁判が不公正だった、でたらめだった、といわれますが、でたらめで不公正なのは当たり前のことです。 A級戦犯だけで戦争ができるわけがないので「A級戦犯だけが悪かった」というのはありえないことです。しかしそういう話を作って誰かに責任を被せないと、すべての日本人が責任をとらなくてはならなくなります。 だから裁判がでたらめだろうが、作り話だろうが、あえて受け入れなければサンフランシスコ講和条約がなく、戦後復興もなかったわけです。日本人にとってA級戦犯とは「その他の日本人を免罪するためにすべての罪を被った犠牲者」なのです。 だからといって日本の首相がA級戦犯が合祀されている靖国神社を参拝すると、講和条約を無視する行為と受け取られるわけです。 諸外国には、いざ復興したらその出発点となった講和条約を無視するひどい裏切り行為とうつるのです。 もし諸外国に戦時賠償を請求されたとしても、それは講和条約で決着済みといっても効果がなくなります。「無視したのはそっちでしょ」と言われてしまいます。 せっかくA級戦犯にすべての罪を被せるという犠牲があって、講和条約があり、復興があったのにその犠牲が台無しになるという事です。 犠牲を無駄にしないために首相が言う「感謝や哀悼の意を捧げたい」を示すには、あえて参拝しないことが求められます。が 犠牲になった事など忘れられているのでA級戦犯の遺族の人達に「それなら参拝してもらったほうがまし」と思わせてしまっています。
- junt
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日本とアメリカとの戦争だから中国は関係無いというのは聞いたことの無い主張ですが、共産党は、ヤルタ会議、ポツダム会談や東京裁判にも出席していなくて(そもそも中華人民共和国は1949年・戦後に誕生した国なわけで、厳密な意味での戦勝国じゃないんですね)先の2つの会議や東京裁判に出たのは国民党政府だし、戦時中の中華民国の政権を担っていたのは王兆銘で、彼は反米親日で大東亜会議にも出席している、だから中共があれこれ言うのはお門違い・筋違いと言う論理は聞きますが。 まっ、中国の共産党ではなく、台湾の国民党が言うのなら少しは話も分かるといったところでしょうか。
- aomushi1969
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あまり参考にならないとは思いますが、私の考えを。 まず、靖国神社には確かにA級戦犯が祀られているからそこを参拝するのはけしからんというのが、中国などの主張です。 しかし、私はこれに関して、たしかに日本を戦争に導いた指導者ではありますが、決して世界を破滅に導く意図があったわけではなく、資源もない島国が生き残りをかけてその道を模索した結果だと思っています。 結果、敗戦でその戦争の罪をすべて擦り付けられる結果となりました。 靖国参拝は、当時の日本を救うべくして出征し、国に殉じて逝った方々が祀られているのですから、現在、その日本で平和に暮らしている私たちがその先達に対して敬意を表し、感謝するのは当たり前のことだと考えます。 靖国神社に参拝してあなたたちの無念を晴らすために捲土重来、復讐しますと手を合わせている人たちはいないと思うのですが。 中国での批判は、むしろ、自由経済を導入して、国家=共産党に対する求心力が下がっているため、それを防ぐために「日本への敵対心」を煽って、中央政府に対する忠誠心を強めようという、中国得意の洗脳教育ではないかと思っています。 質問の回答にはならないと思いますが、この手の話には黙っていられなかったもので、すみません。
お礼
お気持ちはわかります。返信ありがとうございました。
- dollar
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恐縮ながらいくつか訂正を。 東京裁判で訴追されたのは28人です。このうち刑を受けなかったのは大川周明(精神鑑定)・松岡洋右(病死)・永野修身(病死)の3人です。 閑院宮載仁は終戦前に病死してますので戦犯指名されてません。戦犯指名された皇族は梨本宮ですね。 質問者の無知は当たり前で、知らないからこそ質問しているのですから、無知を責める必要はないと思います。私も決して偉そうにはいえませんが、No.2さんはご自分も曖昧な記憶を頼りに回答されているようなので。
- chicago911
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A 級戦犯とは、どういうものか、ご存知ですか。A 級と言うからには、B、C は、とは思いませんか。この問題を議論するためには、最低限の知識が必要です。 敗戦後、当時の戦勝国が、敗戦国の政治・軍事上の責任者を処罰しようと、当時の国際法には規定のなかった戦争犯罪を裁こうとした最初のものが、ニュールンベルグ裁判で、これはドイツが対象でした。ここで始めて 「平和に対する罪」 が持ち込まれ、それを日本にも適用し、東京裁判が行なわれ、15 名が最終的に訴追され、裁判中に死亡した松岡洋右、発狂と認定され除外された大川周明を除くもの全員が有罪となり、東条英機以下 7 名が絞首刑になりました。これが A 級戦犯で、訴追されなかったが A 級戦犯容疑で拘束された者は数多く、中には閑院宮載仁のような皇族も含まれていました。 一方このほかに、捕虜虐待等の当時国際的に既定の戦争犯罪人が多く裁かれ、その中には山下奉文、本間正晴などの著名人の外、庶民も多く含まれています。 ここで、訴追対象となった戦いは、大東亜戦争だけではなく、満州事変、支那事変も含め、一連の紛争すべてが対象となっています。 アメリカだけではなく、戦勝国すべて、すなわち連合国の名の下に、 訴追が行なわれているのは衆知の事実で、東京裁判における検察側には、アメリカ、ソ連、支那、等が加わっています (詳細は御自分でお調べなさい)。この中で、ソ連、支那は天皇訴追を強く主張しました。大東亜戦争敗戦時までの帝国の体制においては、政治・軍事いずれも天皇の下にあり、天皇の裁可 (許可) がなければ、何事も動かしえないように、法が整備されていました。従って、天皇の訴追がない限り、他を裁くことは不能、との主張も一概に否定することはできません。 >A級戦犯というのは、そもそも日本とアメリカの戦争における日本側の戦争責任者であるので、中国には関係ないと と言う認識がまず間違っています。支那はれっきとした、戦地でもあった、当事者なのです。国土における被害、期間はアメリカとは比較にならない程大きいのです。 >満州事変における関東軍の指令官?など ちょっと調べればわかるように、例えば松井石根のように、支那を対象とした作戦の責任者も A 級戦犯として絞首刑になっています。梅津美治朗はどうですか。 この歴史を書き出すと、とてもではありませんが、終わりません。最初に書きましたように、この議論をするためには、もう少しきちんと勉強をして下さい。さもないと、今回の質問のように、前提が間違っていますので、回答のしようがなくなります。
お礼
返信くれた方々へ<東京裁判=太平洋戦争を裁く裁判と勘違いしていました。申し訳なかったです。また返信の内容はそれぞれ参考になりました。ありがとうございました。