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女性が出家できる禅寺
- 女性が出家できる禅寺を探しています。
- 寺のガイドは観光名所としての情報が多く、出家先としての情報は少ないため困っています。
- 条件としては、俗世との縁が切れた清浄さ、女性の出家も受け入れること、健康へのケアができる修業形態が求められます。
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出家先というのが良く分かりませんが、尼僧専門の僧堂(修行道場)ということでしたら、臨済宗では、愛知専門尼僧堂が有名ですね。ここの青山春堂師はよく活躍されて名前も知られています。ただここは僧侶養成施設ですので、いずれは出て行かなくてはいけないと思います。 僧堂でも坊主とのつきあいは、色々ありますし、ぎゃくに閉鎖されてる分、仲間内でいろいろあるようですが、修行期間だけのことですから、一生坊さんやるのでしたら、それは我慢しても良いのではないかと思いますが・・。 こちらも電話で問い合わせてみてください。受け入れるかどうかは、推薦があるにしてもないにしても、最終的には出家したいという人の心構えにかかっていますので(人物が見たい)、簡単にはいきません。実際、修行のきつい宗派では、僧堂から逃亡する人も多くて、推薦した人に迷惑がかかることも多々あります。 僧堂で修行したら、しかるべき寺に赴任できる可能性もありますし、そのまま指導僧として残る道もあるかもしれません(無住寺になると思いますが)。
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ごめんなさい、もう一度だけ。 青山師は曹洞宗でした。
なんどもすみません。 お名前の表記が違っていました。 堂主の青山俊董(あおやましゅんどう)師です。
お礼を拝見しましたが、やはり無いものねだりになると思います。「水の交わり」のような寺であればなおのこと、下手に外部に宣伝して人を寄せ付けたりしませんから、いきなり紹介してくれと言われても出てこないと思います。 広く人を受け入れて欲しいという理想には私も同意しますが、各宗派とも、働きたくないから出家したというような人がたくさんくるので、警戒しています。実際考えてみれば、全く知らない人がいきなり尋ねてきて、出家したいのでよろしくと言われても、困るのは私たち一般人と同じではないとか思います。「一体、あなた誰?」という感じでしょうね(笑)。 やはりコネはないというものではなくて、作らなくては紹介してもらえません。紹介した人にも責任がかかるので、仮に知っている人が居ても、ネットで紹介してくれることもないと思います。推薦がいるというのは、推薦者にも責任があるということです。 また寺にいきなり行っても、きっと私と同じように言われて、まずは在家の体験からやれと言われると思います。体験坐禅や法話をやってる寺はあるはずですから、そこでコネをお作りになることをお勧めします。 また、変な話になりますが、コネを全く作らないでもし寺に入れても、後で苦労するという話を聞きます。色々な人がおりますので、後ろ盾のない人が、いじめにあったりするということです。コネは作った方が良いです。もう一つは、大学の僧侶養成コースを受講するという方法です。この場合は、教授が推薦者ということになると思います。禅宗系の大学の資料を取り寄せてみてください。 また出家するにも結構な金額がかかります・・・。法衣だけでも、安物でも10万くらいします。襦袢や袈裟などをひっくるめるとそれだけで、かなりの出費です。学費も要ります。また、日本の僧侶は、葬式の世話人として動かざるを得ませんし、それを全くやらないというのは無理です。 夢のない話で恐縮です・・。ただ想像以上に、コネや礼儀や形式にはうるさいですので、手順はきちんと踏まれた方がいいですよ。 なお、禅宗ではありませんが、天台宗は僧侶の公募を行っております。いい加減なことでは断られてしまいますが、他の宗派よりは門が広いですので、叡山学院というところに電話で問い合わせてください。
その方はもともと在家ですよね? 出家するには、在家のものが突然行っても無理だと思います。警戒されてしまいます・・。 普通、お寺の子弟(お寺の子供ですね)で、親や親類の推薦状がいります。私も一般人なので、聞いた話を元にしています。 同じ禅宗でも、臨済宗は修行が厳しいようです。修行期間は、曹洞宗は一年。臨済宗は三年です。ただ、これも派によって違いますよね。その後、希望すれば、修行期間は延びますし、のばしている人の方が尊敬されます(全部の派でそうかは知りません)。 修行が厳しいというのは、俗世と多少は縁が切れた状態に近いですが、在家からの供養は受けなくては行けません。重要な修行として、托鉢もありますので。そうすると、かえって別の意味での気遣いも出てきます。施されたものは、残してはいけません。閉鎖された空間になるので、それなりの人間関係もあります。イヤだから出ていって欲しいと思う人が居ても、出ていってくれません。 健康のことはある程度は、話をつけておけば、気を使ってくれるそうです。ただ、これも裁量で断れてしまえばおしまいですが・・。 いずれにしても、推薦がいります。 まずは、近くの禅寺とコネを持つことが前だと思います。かなり親しくなったときに、希望を話して、そこの和尚さん(庵主さまの方がいいかも)の僧堂時代を過ごした寺仲間に口利きをしてもらいのが実際的だと思います。それまでに、お寺の作務・座禅会などの積極的に参加して、出家の意志が固いことを見せておかないと、適当にかわされると思います。 僧侶の世界って、徒弟制ですので、推薦や形式にはうるさいです。3つのご希望が、相手方に都合に良い甘えと映れば、まともに取り合ってはもらえないと思います。
お礼
ありがとうございます。知人は仏教界には何のコネもなさそうなので、狭き門かもしれません。理屈を言えばかつての「無縁」の原理を担った場なのだから、だれでも受け入れて欲しいところですが。 出家してもそこは別の世間にすぎない、ということは知人より私が強調していることで、知人の方がなんかやや憧れが入っているように見え、わたしとしては心配しているところです。そこで、なるべくサバサバとした「水の交わり」の寺を教えていただけるとありがたいと思い、質問しました。
- tourisugari
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禅寺ではないが三つの条件を満たすなら アーレフがある。 興味本位では普通は近づくことも恐れられるが 世俗と縁の切れる出家制度をあそこまで 徹底しているところはあまりない。 本気で出家したいという覚悟があるならば、 話を聞ければ出家というものの参考になると思う。 一般の本やニュース関係の情報では 外側からの意見だけであまり内情は出てないので 一般人が内情を知るには公式ページあたりに メールして直接経験者と対話するのが 一番速いと思う。 遊びで近づくところではないと思うので 本気で考えているならば、聞いてみれば 出家の意味が実感できるかもしれません。 良い悪いは話を聞いた各自の判断に まかせますので何も言いません。
補足
回答ありがとうございます。これは私の説明が拙かったですが、「禅」というところも重要です。宗教はやはり絶対的ななにかへ、ほとんど絶対的な帰依をするものですから、そこに違和感があってはとても続かないものだと思います。 この知人の場合、ただ俗世を離れるだけなら、そもそも宗教じゃないくても、(もちろんかなりの財政的な努力が必要になりますが)自給自足の隠者の生活もありうるはずですが、出家という方向を選んでいるのは禅への共感があるからとのことなのです。
お礼
詳しくご回答いただきありがとうございます。少なくともこれからのとっかかりについてかなり前進した気がします。 こちらの要望がないものねだり的なものであるのは承知の上なので、あくまでも相対的な要望です。就職先を探す場合に、お酒が飲めないからなるべく営業職はさけようとか、外資系に向いてる人とか、財閥系に向いてる人とか一応あるでしょう??? 比較的学閥のない会社を探す、というのなら世の中に(信用度はともかく)ルートはあるわけですが、出家先を比較検討する方法ってないよなーというのがありました。 それはともかく、入ったあとが大変だろうという予想は二人とも持っていたのですが、入るのが難しいだろうという予測はもってなかった(もちろん希望の寺に、というのは難しいでしょうが、基本的に宗教なんだから慈悲の精神で…というイメージにやはり支配されてました)ので、考えをあらためました。かなり有益なお話をうかがうことができたと思っています。 まず大学からというのも一つの手段ですね。ぜひ検討をすすめてみます。