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板金塗装に詳しい方教えてください
はじめまして。 先日、プロの板金やさんにオールペンをしてもらったのですが、結構ユズ肌(みかん肌?)が気になります。これって多少は仕方の無いことなのでしょうか?何が原因でこうなるのでしょうか?磨き等をいれることで、ある程度平滑になるものなのでしょうか?教えてください。よろしくお願いします。
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まず自分で缶スプレーなどで どうでもいいものを塗って見てください よく分かります ユズ、みかん肌ではなく鮫肌といわれるものです 原因は「ミスト」です ミストとは塗料を吹き付ける際 塗装面につかず周りに「霧」のように 漂っている物です 「霧」のようなものだから「ミスト」 と呼んでいます どのような色にしたかは 知りませんがこれは必ず起こります ソリットであれば磨いてある程度は消すことは できますが 2コートソリット メタリック パール などはクリアーを塗装するので 磨いて取れるのはクリアーのザラザラ感で その下は取れません これを防ぐには 色を塗った後 クリアーを塗る前に 「中磨ぎ」という作業を 入れるしかありません 通常 足付け→塗装(色)→クリアー→磨き これを 足付け→塗装(色)→中磨ぎ→クリアー→磨き こうすることで鮫肌は無くせます 無くせますが ものすごく手間がかかるので それなりの料金を頂けなければ できない作業です 簡単に書きましたが 実際はもっと工程を行います 手を抜かれたとは思わないでください 中磨ぎ作業はよほどのことが無いと やらない作業ですので それに新車でもなっていますから それほど気にしないほうがいいですよ
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- yan2014
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塗装面の肌を決める要因は一つでは有りません。 塗料の希釈度合い、使用するシンナーの乾燥速度。 スプレーガンの、口径や吹きつけパターン、塗面との距離や移動速度。 使用するエアーの圧力。 重ね塗りしますので、その間の時間的間隔などなど。 また、使った塗料の材質(ウレタンかアクリルかなど)でも回答が変わります。 これらは塗装する人間、一人一人で異なります。 質問者様の車のユズ肌の原因が何かは、幾つかは想像出来ますが、正確な答えは作業現場を見ていないと答えられません。 >磨き等をいれることで、ある程度平滑になるものなのでしょうか? 磨くことにより、塗面の凸凹が小さくなるので改善はされます。 このような質問の場合、現物を見ないと正確な回答は難しくなりますので、この程度となりますが悪しからず。 元プロです。
お礼
参考になりました。ありがとうございます!
- hoshinasu
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こんにちは。専門職ではありませんが、鮫肌っぽくなるのですよね?外車にも比較的見られる光景ですよね? 塗料の原料の混ぜる比率が高いとそうなります。塗料:シンナー:硬化剤(ウレタンバンパーなどは更にここに軟化材が入ります)だったと思うんですけど、冬(外気温が寒い時)は比較的シンナーは少なめに、夏場は(外気温が厚い時)多めになっていると記憶しています。シンナーが少ないと顔料がたれにくく、早く乾きますが、粒上になってでこぼこするような(極端な表現ですが)感じになって外車の塗装のような状態になります。メリットは塗料が側面などにもたれにくい。乾燥が速いのでごみなどがつきにくいという利点もありますが、おっしゃるようにユズ肌(鮫肌と言ってます)になりやすいです。塗料を重ね塗り(2コート、3コートっていいます)する段階でだんだん顔料のシンナーを多めに使うことで表面がなだらかになります。吹いた後半乾きの状態で重ね塗りしたと記憶しています。シンナー自体も夏用と冬用があります。シンナーの量が多いと塗料がでこぼこせず表面が均一になりやすいので重ね塗りを多くしなくても綺麗な表面に仕上げやすいです。しかし、乾きが遅くなるので、たれやすく、ごみかみもしやすいです。 貴方がおっしゃるように鮫肌の車はポリッシング(磨き)である程度平坦になりますよ。クリヤーなどを塗装した後のポリッシングは塗膜が薄くなるので、ボディコーティングを施したほうがより塗料が持ちますし、綺麗になるでしょう。但し、再塗装してから一ヶ月ぐらいあとからコーティングがいいですね。完全に硬化して下地になじむのに一ヶ月とか板金屋さんから聞いた記憶があります。
お礼
遅くなりもうしわけありません。心強いアドバイスと丁寧なご説明ありがとうございました。気合入れて磨いてみます。
お礼
大変分かりやすい説明ありがとうございました。とても参考になりました。