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墓を守る人の遺産相続額の考え方は?

私は遺産相続をする場面にいる者です。遺産相続の民法は知っているのですが、祖先の墓を守り継ぐ者(いわゆる祭祀法要の主宰者ということになるのでしょうか、田舎流に言えば後継ぎ)は遺産を他の相続者より多くもらうのが慣習でしょうか?そのような慣習はなくなってきて民法通りが普通になっているのでしょうか? できれば、実際に後取りさんになっておられる方からのご意見・知見・経験をお聞きしたいと思います。

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  • ami_hrs
  • ベストアンサー率76% (16/21)
回答No.2

私は「後取り」ではないのですが(すみません) 「後取り」の問題を考慮して遺産相続をした経験があります。 以前、田舎の遺産を相続する立場になったのですが、 民法を無視した形で、相続を行いました。 お墓を守ってくれる人に全ての遺産を相続してもらい、 それ以外の法定相続人は、私を含めて全員相続放棄という事にしたのです。 特にモメる事もなく、相続人全員の意見がそれで一致していました。 すでに田舎を離れている者にとっては、 「遺産は全て渡しますから、お墓の面倒をよろしくお願いします」という気持ちですね。 このように遺産を全て渡すというのは極端かもしれませんが、お墓を守る事になる人に、遺産を多めに相続させるというのは良くある事だと思います。 やはりずっとお墓を守り、法要を主催する立場はそれなりに大変だと理解しておりますので、私の場合は、自然な流れでそうなりました。 特に田舎ほど、「墓を守ってくれる人」という立場が重要視されているように感じます。 法定相続人の総意があれば、必ずしも民法の規定どおり相続を行う必要はないと思いますよ。 ただ、民法の規定どおりの相続を要求する相続人がいる事も充分考えられますので、モメる可能性もあります。 民法の規定どおりに行わないというのは、 あくまでも、相続人全員の総意があっての事だと思います。 ちなみに、私の父が祖父の遺産を継いだ時は、それでかなりモメました…。 父は長男で、お墓を守っていく事が決まっており、 それを考慮して遺産を多めにもらう事になっていましたが、 父の兄弟たちは、なかなか納得しませんでしたからね~。 毎日うちに押しかけて来ては、言い争いでした。 お金がからむと、兄弟の絆なんて脆いものなんだなと感じました。 民法どおりに相続を行った方が、モメる事なくスムーズなのは確かです。 とにかく遺産問題は、モメる事が多いですからね。 どうか故人が悲しむ事のないように、相続人全員でよく話し合いをなさって下さい。 お墓を守っていくというのも、重要な責任が付きまといますからね。慎重なご判断を…。

nknknak
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。お言葉の「故人が悲しむことのないように、相続人全員でよく話し合いをなさってくださいね」をいただき、本当にそうだと心に響きました。また「…くださいね」とのお言葉にあなた様の優しさを感じています。

その他の回答 (2)

  • teinen
  • ベストアンサー率38% (824/2140)
回答No.3

 うちの父は分家の初代でしたので,引き継ぐ祭祀(墓や仏壇)がなく,さらに財産もさほど無かったため,法定相続分どおりに相続しました。  対して,田舎にあるうちの本家の場合は,「本家を潰してはならぬ」ということで一致し,祭祀を承継する者(跡取り)が全ての財産を相続することに相続人一同が同意しました。    祭祀を承継すると,墓の管理費や菩提寺の護持費,仏壇の給仕やお供え,年忌法要の施主を務めなければならないなど,後々負担しなければならないことが多々ありますから,そのあたりを考慮して祭祀承継者が他の相続人より多く遺産を相続するということはよくある話だと思います。

nknknak
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。参考になりました。

  • jyamamoto
  • ベストアンサー率39% (1723/4318)
回答No.1

あなたやご兄弟が今認知していない「慣習」を調べて持ち出したところで、解決する問題でしょうか? あくまで、法の規定通りに相続するか、当事者間の協議で納得感のある答えを見つけるか、のいずれかになるわけですから、他者の事例を持ち出しても、交渉がうまくいくかどうかは????ですね。 ご遺族の皆さんが、「自分に少しでも分のある相続ができなければ墓守はしない」というのでは、あまりにもさびしい考え方ではないでしょうか・・・。 ご子息たちもも親の遺産相続の動きを見ているでしょうから、「実利は後からついてくる」くらいの大きな気持ちで墓守しなければ・・・、因果応報となりますよ。

nknknak
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。 お言葉の「…あまりにもさびしい考え方ではないでしょうか…」「大きな気持ちで墓守しなければ…」本当にそのように思います。救われたお言葉です。

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