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ブローオフバルブ装着の利点
音がしてかっこよくなる以外でお願いします。(笑) あと「ウエストゲート」とは別物ですか?
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ブローオフバルブはアクセルを全閉にしたときに吸気側の圧力を抜くためのものです。いわゆる「バックプレッシャ」を開放するものですね。 アクセルオフの時にはコンプレッサから出た圧縮空気がスロットルが閉じているためにでフン詰まり状態になりますよね。コンプレッサ(タービン)にとってはかなりの抵抗となるためにタービン回転数が急激に下がってしまうんです。で、アクセルオンにした時にタービン回転数が上がるまでのタイムラグが発生してしまうますよね。ブローオフバルブは、このコンプレッサから出た圧縮空気を大気中に逃がしレスポンスの低下を抑えるものです。 対してウェストゲートバルブは排気側の過給圧を抜くものです。純正タービンのアクチュエータによって動作するものですね。(タービンにかかる排圧を抜いてタービンにかかる圧力を抜いてそれ以上に過給されないようにするものです) このほかにGReddyなどで出しているウエストゲートバルブは純正のアクチュエーター式の過給制御では間に合わずにブローしてしまうようなハイレスポンスのエンジン(タービン)用に取り付けるものです。通常は過給圧があがりアクチュエーターにかかる圧力が規定値に達するとウエストゲートバルブが開いて排気をここから逃がしてタービンの回転を抑えます。GReddyのウエストゲートは過給圧が規定以上になるとここから直接排気を逃がします。だからちょっと下品な「グゲゲェ~」みたいな音が出るんです。
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- 180SX-Kai
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ブローオフは音を出すパーツではなく、元々タービンを保護する目的で作られたものです。 タービンが働くと、加給された空気をエンジンに送り込みますが、 アクセルを突然オフにすると加給された空気の行き場がなくなりスロットルから逆流します。 今までタービンが回っていた方向と逆方向の力がかかるので、タービンに少なからず負担がかかるわけで、 その逆流する空気を途中で抜いてタービンを保護するのがブローオフの役割でです。 空気を抜く際に大気開放して音が出るというのは、いわば“オマケ”な機能なのです。 途中で空気を抜いてしまうので、測定空気量と実際エンジンに入る空気量に差が生じてしまうので バルブが開くと車によってはエンストしたりと、調子が悪くなることもあります。 純正にもブローオフが装着されていたりしますが(リサーキュレーションバルブという)、 この場合は抜いた空気は大気開放せず、サクションパイプ(エアクリとタービンの間)に戻すので 音も出ないし、調子が悪くなることもありません。 社外のブローオフでもサクションへエアを戻してやれば調子も悪くならないし、 タービン保護もできるのでいいと思いますが、音が欲しい人にはメリットないですね・・・。 ちなみにブローオフがない場合はバックタービンといって、逆流した空気がタービンに当たってまた違う音がします。 僕はブローオフよりこっちの音が好きなので、バックタービンにしていますが、タービンの負担にはなるはずです。 ウエストゲートはブローオフとは全然働きが違う物です。 簡単に言うと、純正では設定以上に加給がかからないためにアクチュエーターで圧を逃がして制御していますが、 大容量のタービンなどはアクチュエーターではなくウエストゲートで制御することが多いです。 これはアクセル全開時などに圧を逃がすように働くので、 アクセル全開時に音が出ますが、ブローオフはアクセルOFF時に音が出ます。
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なるほど。音がする、しないはそう言う仕組みだったのですね。 ウエストゲートはブローオフバルブとは、担当する役割が全く別だったのですね。(汗)
お礼
え~っと・・・・ ターボには羽が二種類あって、排気が当たるのが“タービン”で吸気が当たるのが“コンプレッサー”でしたっけ? ブローオフバルブはターボのストレス開放とか聞きましたが、そう言う意味でしたか。 ウエストゲートは、なるほど。 付いている場所が違ったのですか。(^^)ゞ