- 締切済み
英語を日本語で勉強することについて
2つ程下の質問(英語を学習する際の母国語の扱い: http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1068733 )に答えたことからみなさんの意見が聞きたくなりました。 私は大人相手に英語を教える時に、日本語と英語の両方を使う方法で英語を教えています。主に最初の説明は日本語で、後はその使い方を英語の例文などを作ったりして教えています。学問の英語でもなく、英会話でもなく、その両方を使い、英語で考えることを教えているつもりです。 英語を教えるのに日本語を使う必要はないという意見の方、またはその逆で使うべきだという意見の方、両方の意見をお聞きできればと思います。詳しくは、お手数ですが、上記URLのNo.5の回答をご覧ください。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- vanvanus
- ベストアンサー率21% (18/85)
語学教育という面から考えます。 そうですね。私はまず日本語を使わないことがかなりまずいことではないかと思います。そして、文法で固めることがどれだけ大切なのかを理解していない人がいることが今の英語教育の最大の問題だと思います。 まず、初期の段階で日本語を使わないとなると抽象的なことは教えられません。I eat.と言って教師が食べてみせる方法はすぐに限界が来ます。I kill you.はやったら教師は犯罪者になります。 そして、英語を学ぶ目的が外人と下らぬ会話をして馬鹿にされることではない以上、かなり難解な文を読んだり書いたり聞いたり話したりすることが大切になるわけで、その際文法がなければ話になりません。 更に大切なことは、英語を相当聞いて英語で考えるようになった人は、実は日本人からアメリカ人に変わるために努力したようなもので、その努力は理性もなければ能力もないことになります。日本人をアメリカの三歳児にするような愚は避けなければなりません。 英語を別の言語で捉えなおすことは理性を鍛え、知的な成長を促すものです。したがって、日本語を介在させることは必須でしょう。 蛇足ですが、私は中国語を学習する際に日本語を介しています。これがいけないとすれば、中国語学習の際中国語以外は使用できないだろうし、私の目的が知性の向上にある以上、介在は必須です。
一般的に言って,英語を必要として或いは必須科目で勉強する人の多くは大人ですよね。英語を使う際,英語で100%考えることが出来る人は英語を母語あるいはバイリンガルの人以外には無理だと思っているのです。確かに 日本語の”XXX"と英語の”XXX"が全く同じこと或いは同じ物とは限りませんね。教える側と教えられる側が一つの学習言語で表現されること付いて 同じイメージを得られない限り,その学習言語のみで説明を受け理解すること,或いは理解させることは 出来ないでしょう。従って 日本人が日本人に外国語を教える場合,日本語での説明を抜きにしては,その授業は成り立たないと思います。
- solidsteel
- ベストアンサー率0% (0/3)
お世話になりました。2つ下の質問者です。 その中でも、触れさせて頂いたのですが、単語の記憶に関しては、日本語に対する自覚度が随分と関係してくると思います。例えば、"物書きを職業にしている方にとっての日本語" と "日本語なんて自然に覚えたから文法なんてよくわからねぇ"という二人では、英単語に対して対となるイメージの範囲が随分と変わってくると思います。前者に「enormous=莫大」とだけ教えたならば、日本語の文脈に用いられる"莫大"のイメージに振り回されてしまうかもしれません。最終的には膨大に浴びる英語の量で解決するとも思いますが。 というのが、前回の質問で皆さんから頂いたご意見から生まれた僕の考えです。
- vnmfang
- ベストアンサー率24% (69/285)
要は学習する人の現段階のレベルと最終的に望む到達レベル、英語の使用目的によって学習方法はかなり異なると思っています。 一番いいのは母国語の使用できない英語圏の場で何年も生活することですよね。 言語を習得する際に一番自然な方法だと思います。 生まれてから母国語を身につける際は、もちろん他の言語を使って理解を深めるなんてことはありえませんから。 英語を聞いて英語で考えて英語を話す... でも現実問題ただ英語を身につけたいという理由でそこまでするのは無理があります。 一般的に日本で英語を学習する際、普通に高校までの英語の授業を受けてきた人に対しては日本語を使う必要はないと思います。 現在の日本の英語教育では文法重視で、文全体ではなくそれぞれの単語を日本語に訳しなおしてから理解し、分からない単語は英和辞典で調べて日本語の意味で解釈するという癖が付くのが当然です。 中学・高校と6年間かけてつけられた癖に加えて更に英語を学習する際に日本語を使用した場合、 上級レベルの英語を見につけて上達していくのはかなり困難だと思います。 上達するにつれて、母国語を介入させずに英語を使うことの必要性は分かってくるでしょう。 しかし、どんなにそれを頭では理解していても何年もかけてつくられた癖はほぼ一生完璧にはぬけないはずです。 私個人としては言語を理解したうえで使用するのはとても不自然なことだと思っていますので、 やはり日本語を使う必要はないように思います。 長くなってしまいましたが結局は#1の方の回答と意見としては変わらないかもしれません(^^;
それなら kogomiさんが引き合いに出された 2つ程下の質問の#8の回答も参照ください。 つまり、英語を学ぶ上での日本語は 初歩の段階では大きな助けになるが、上級レベルになると 大きな足手まといになるということです。ですから、まだ日本語に依存している段階では 例え2万語の英単語を覚えても 上級レベルには達していないということになります。 英語の学習では 初級は日本語を介して 英語を覚えることですが、日本の英語教育では 文法で がん地固めにしてしまって この段階から間違っています。そして、中級段階は 日本語を介して理解していたものから、徐々に英語を英語で理解するように移行するトレーニングなのですが、日本の英語教育では この段階で やたらと難しいテキストを和訳させようとします。 蛇足ですが、私は現在 中国語を英語で勉強しています。そして 中国語をマスターしたら 今度は中国語で 韓国語かロシア語を勉強しようとも思っております。 今の方法だと、中国語を逐次 英語にしようともしなくなるし、和訳は更に面倒になるんですが、意味は取れるので 理想の方法かなとも思ったりして、、、。