遺伝について

質問

薄毛などは遺伝すると聞きますが、現在20歳ですでに、いわゆるM字状に薄くなっています。まわりの毛があるので隠せていますがやはりちょっと髪の毛が動くとその部分が明らかに薄く見えます。
父方の祖父と父がそのM字状の薄毛で、どうやら似た感じがするので心配しています。
やはり薄毛は遺伝するのでしょうか？またそうだとすれば避けられないのでしょうか？
今のうちに何か対策があれば、出来ることを少しでもやっておきたいので...アドバイスよろしくお願いします！

回答No.3

gakushaneko · ベストアンサー

私がお客様に指導している頭皮マッサージは，シャンプー中にするものです。
それで良ければ，試してみてください。
なお，説明は，シャンプー方法の流れも含ませて書きますね。（シャンプー剤に含まれる洗浄成分が脱毛原因になる場合があるためです）

1.
まず，最初に，頭皮と髪の毛をよくすすぐこと。
毎日，シャンプーしている人でしたら，これだけで，その日の汚れの大半はすすぎ落とすことが出来ます。
また，職業によっては頑固な汚れが付いてしまうこともあると思いますが，最初によくすすぐことで，シャンプー剤の洗浄力が増すと言っても良いと思います。

2.
角栓除去や頑固な汚れが付いているなどの場合は，蒸しタオルで頭皮と髪の毛を包み，2～3分程度放置します。
このときの蒸しタオルの作り方は，42℃前後のお湯にタオルを浸して，水分がしたたり落ちない程度に絞ってください。タオルの巻き方は，

質問No.973230「入浴時に頭にタオルを巻く方法」
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=973230

の回答No.1（回答者：adole_scence）の方法を参考にしてください。
なお，頑固な汚れなどがない場合は，この行程はとばして構いません。

3.
シャンプー剤は，500円玉程度の量（ポンプ式ボトル入りシャンプー剤の場合は，ポンプ1回押しの量）を手に取り，必ず，5～6滴程度の水分を加えてよく馴染ませ，両手で充分泡立たせてから，頭皮と髪の毛に泡を移します。
この使用量と使用方法を間違いますと，頭皮に炎症を患いやすく，それを保護しようとして皮脂の分泌が増加しますので，注意してください。
なお，男性のスポーツ刈りに代表されるベリーショートの場合，使用量はこの半分程度で充分ですし，逆に，ロングヘアの場合は，シャンプー剤の使用量をもう少し増やしても構いません。

4.
後頭部と側頭部は，毛穴に皮脂がたまりにくい構造になっていますので，ゴシゴシ洗いでも構いませんが，出来るだけ優しく洗うことをお勧めします。
なお，頭皮に触れるのは，「指を軽く曲げ，パソコンなどのキーに触れる部分」をお勧めします。
ただし，この部分でも爪が頭皮に当たってしまう場合は，爪を切るか，または，指の腹部分を使用してください。

5.
両手の親指を，こめかみ，または，ツムジ付近のどちらかに置き，残りの指を前髪の生え際に沿って置きます。
3～5回程度，親指以外の指が円を描くような感じで動かし，頭皮をマッサージします。
これをツムジ付近まで，指1本分ずつツムジ側へと移動して，同じ要領で頭皮マッサージをしてください。
なお，絶対に，頭皮を擦ったり，強く押したりしないように，充分注意してマッサージをすることを心がけてください。

6.
両手の親指を旋毛付近に置き，他の指を前髪の生え際ラインにあわせて置きます。
2～3回，頭皮を旋毛に集めるような感じでマッサージし，頭皮の皮脂を絞り出します。
これをツムジ付近まで，指1本分ずつツムジ側へと移動して，同じ要領で毛穴の皮脂を絞り出してください。

7.
両手の指全部を使い，両耳を覆うような感じで指を置きます。
2～3回，頭皮を正中線（鼻筋の延長線上，頭の前後を通るライン）に集めるような感じでマッサージし，頭皮を絞り出します。
これを正中線まで，指1本分ずつ正中線側へ移動して，同じ要領で毛穴の皮脂を絞り出してください。

8.
頭皮の面積は意外と広いので，6と7の方法だけでは絞りきれない部分が出てしまいます。
ということで，そのような部分を，6と7の方法を応用して，毛穴の中の皮脂を絞り出してください。

9.
毛穴の中の皮脂を充分絞り出したと感じましたら，最後に，皮脂とシャンプー剤の洗浄成分（界面活性剤）と充分結びつくようにするため，決して力を入れず，撫でるような感じで皮脂とシャンプー剤をなじませてください。

10.
シャワーの温度は，38度以下です。（ただし，トリートメントをする場合は，40度前後にしてください）
頭皮を中心に，2～3分間すすいでください。
このとき，必ず，シャワーノズルを持たない方の手で，髪の毛をかき分けるようにして，頭皮を充分すすぐようにしてください。
さらに，手のひらにお湯をためて，それを頭皮に押しつけるような感じですすぐのも有効だと感じています。
なお，ロングヘアのように，これだけでは髪の毛が充分すすげないと感じた場合は，髪の毛のすすぎ時間として，さらに1～2分程度加えてください。
そして，もし，すすぎに自信が持てない場合やシャワー設備がない場合は，お風呂に潜ってすすぐことも有効ですよ。

続けてシャンプーする場合は，3へ戻ってください。

O型脱毛症を予防したい場合でしたら，頭皮の血行を促すことが主な目的になりますので，シャンプー中に頭皮マッサージをする必要はありませんが，M型脱毛症を予防したい場合は，毛穴の中にある1日以上経った古い皮脂を除去するのが主な目的になりますので，シャンプー中に頭皮マッサージをする必要があります。
なぜなら，もし，シャンプー中にしなかったとしますと，せっかく，絞り出した皮脂が，また，毛穴の中に戻ってしまうからです。
つまり，絞り出した皮脂を除去出来るのは，シャンプー剤に含まれている界面活性剤だけですので，これを活用しない手はないということになります。

なお，紹介したシャンプー方法は，1つの例として考えてください。
毛穴の中の皮脂を絞り出すシャンプー方法でしたら，これ以外の方法でシャンプーしても構わないですよ。

お礼

非常に詳しい説明ありがとうございます！！
今日から是非初めて見たいと思います！！

回答No.2

gakushaneko

髪の毛の専門家，理容師です。

hairless遺伝子というものが，最近，発見されたそうです。
ただし，hairless遺伝子を持っていたとしても，必ず，ハゲ，または，薄毛になるということではありません。
というのは，hairless遺伝子が関与していると思われるハゲであっても，海外では，すでに，発毛剤が存在しているからです。
つまり，hairless遺伝子を持っている場合は，「ハゲ，または，薄毛になりやすい体質」を遺伝すると考えてください。

また，父親，および，祖父が薄毛であっても，それが即遺伝したと結論づけるのは，早計だと考えています。
というのは，髪の毛に関する遺伝は，いつ頃のご先祖様のものを遺伝しているか，まったくわからないとされているからです。
もしかしたら，母方の祖父のものを遺伝している可能性だってあるのです。
もしかしたら，父方の系図を遡って，江戸時代に生きていた人のものかもしれません。
もしかしたら，母方の系図を遡って，江戸後期から明治に生きていた人のものかもしれません。

一応，7代くらい前の人のものが現れることもあるという，確証がとれていない情報を信用するとしても，親は2人，祖父と祖母は4人，3代前が8人，4代前が16人，5代前が32人，6代前が64人，7代前が128人，総計254人のうち1人の髪の毛を遺伝しているわけですから，たぶん，誰の髪の毛を遺伝しているかは想像もつかないはずです。
つまり，髪の毛の性質は，必ず，遺伝しますが，誰のものを遺伝したかは，まったくわからないと言うことです。

ただし，父方の祖父や親類が薄毛であり，母方の親類は薄毛でないとしますと，まぁ，薄毛になる確率は1/2といったところですけどね。

M型脱毛症の予防をしたいのであれば，シャンプーしている際に，頭皮マッサージをして，かつ，毛穴を潰す感じで，毛穴の中の1日以上経った古い皮脂を除去するようにしてください。
シャンプーしている際に，このことをするのは，除去した皮脂をシャンプー剤に奪わせるためです。
もし，シャンプー中にしませんと，皮脂は液体ですので，毛穴から絞り出した皮脂は，また，毛穴に戻ってしまいますからね。

また，ストレスを感じますと，血圧上昇するためなのか，皮脂の分泌が多くなりやすいです。
ですから，ストレスは，必ず，解消することをお勧めします。

ストレスの解消方法は，人それぞれですので，rockman9さんにあった解消方法を見つけていただくしかないのですが，一応，そのヒントだけを挙げておきます。

まずは，気持ちを切り替えてしまうことです。
気持ちの切り替えポイントは，必要のない人もいますが，必要があれば，趣味などに没頭することなど，なにか，好きなことをすると良いでしょう。
また，カラオケなどで歌うことや，大声で叫ぶことでも，気持ちを切り替えることが出来るそうです。
ただし，やりすぎて声を潰してしまいますと，逆にストレスになってしまいますので，充分，注意してください。

もう一つは，血管を拡張する行為をすることです。
ストレスを受けますと，血管が収縮し，ストレスが解消されますと，血管が元の状態へと拡張します。
面白いのは，ストレスが解消される前に，血管を拡張する行為をしますと，不思議とストレスが解消されてしまうことです。
そこで，軽い運動や適量までの飲酒には，血管を拡張する作用がありますので，これを利用してみてはいかがでしょう。
ちなみに，飲酒の適量は，「2500÷アルコール度数」で求めることが出来ます。
ただし，アルコールに弱い人の場合は，かえって飲酒がストレスになってしまいますので，やめてください。
また，深酒や，軽い運動であってもある程度以上の疲労は，やはり，かえってストレスになってしまいますので，充分，注意してくださいね。

この他としては，毛根を太くすることで抜けにくくなりますので，「3日間で完璧な栄養バランスになるような食事」を心がけると良いでしょう。
ちなみに，これこれという栄養が髪の毛に良いとか，何々という食材が髪の毛を丈夫にするなどということを見聞きすると思いますが，すべて，栄養バランスのとれた食事をしている上での話だと考えてください。

お礼

詳しい説明ありがとうございます！とても勉強になりました！
ストレスなどはありませんし、栄養面にもそれほど偏った摂り方はしていないので、頭皮マッサージをしたいと思うのですが、その頭皮マッサージというもののやり方がよく分かりません。下手に適当なやり方をするとかえって逆効果のような気がするので、簡単な説明でもまったく構いませんので、是非アドバイスいただけませんでしょうか？

回答No.1

totoclub

薄毛は病的やストレスじゃないかぎり
遺伝することありますよ
父が薄毛じゃなくても祖父がそうだったり

でもあまり気にしないほうがいいですよ

対策としては
頭皮マッサージは効果あります
あと頭皮は清潔に心がけてください

お礼

ありがとうございます！