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不整脈と血圧の変動について
看護学生です。 不整脈の中でも心室性期外収縮についてです。担当の患者さんは、不整脈を持っているのですが、普段の血圧は120/80前後です。 しかし、安静にしていたのにもかかわらず、血圧が140/90前後まで上昇することがあります。 私は、期外収縮後に拡張期が長くなるために、心拍出量が増加し収縮期血圧が上昇するのでは?と思っているのですが、拡張期血圧も上昇している理由が分かりません。 何か教えていただけるとうれしいです。
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心室性の期外収縮がおきると、心室は十分な駆出が行えませんから、一回拍出量は著明に低下します。 拡張期の左室充満時間が延長したとしても、それは期外収縮による一回拍出量の低下を補う代償的なもので、心拍出量は増加しないと思います。 血圧は安静時においても常に変動しているので、別の変動要因を考えられたほうが良いと思います。
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- kurione
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blackleonさんがとても適切な回答をされましたから、 あまり補足はありません。 ただ患者の訴え自体が書かれていないのは、症状がないからですか?血圧という物は、自律神経がかなり深く関与しています。PVCは時として、自覚症状としての 違和感を訴えます。その違和感でも反射で血圧の上昇を見ることはしばしばあります。 その患者さんはどのような病気で入院されているのですか?不整脈で入院されたのですか?どういう治療を受けたのですか?それによって、原因は随分と変わります。基本的に、血圧の変動は、よくよくの場合以外は気にしません。特に上昇については。 大事なことは、1)安定しているとき、つまり低いときがいくつか?ということ 2)脈圧がどれくらいあるかが大切です。 血圧自体は、拍出量と動脈がどの程度収縮したか または拡張したかで決定されます。 血圧を感知する装置は、頸動脈、腎動脈にあります。 それ以外に、交感神経、副交感神経で収縮と拡張を支配しています。緊張したら、血圧は上がり、心拍数は増加します。不整脈は全般的に頻脈のさいに症状が多く出るようです。貴女の受け持ちの患者さんは原因は別にして、少なくとも交感神経優位の状態だと思います。リラックスしていれば血圧は下がりますしもちろん心拍数も落ち着きます。 何はともわれそう言う風に、疑問を持ち考える事はとても良いことです。大方のドクターは、看護学生はそこまでしらなくても良いと考え、面倒がる傾向が強いですけれど、これからもどんどん疑問を探求してください。それは看護婦(士)になっても続けてください。
お礼
ありがとうございます。とても丁寧に説明してくださったので、わかりやすかったです。現場のDrやNsはとても忙しそうで、なかなか聞けないので、大変助かりました。
お礼
ありがとうございます。病院のDrにも言われたので、うすうす私のたてた仮説は違うんじゃないかと思っていましたが、やっぱり・・。他の要因を考えてみます。