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コレクタ電流とコレクタ電圧の関係
トランジスタで(非安定マルチバイブレータについてで悩んでいます)、コレクタ電流が上昇するとコレクタ電圧は下がる理由を教えてください。今かなり困っています。
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1番の人の説明で正しいのですが、せっかくそういう事を学んでい るのですから、負荷直線で考える方法で行ってみるのはどうでしょ う? http://www.sys.cs.tuat.ac.jp/~shima/pdf/TR2004.pdf ここの図8に「負荷直線」があります。 これの意味はOKですか? ( 念のため。 トランジスタのC-E間を、ひとつの抵抗と見なして考え ます。 トランジスタが、まるっきり電流を流さない状態のとき、 つまりトランジスタが無限大の抵抗である場合、コレクタの ところの電圧はVccとなります。 ⇒これが、動作直線の右下が、Vccの所になっている事を 意味します。 トランジスタが、(ベース電流が充分大きい値になって) C-E間が抵抗ゼロになった場合、コレクタのところの電圧 はゼロで、負荷抵抗には Ic/Vcc の電流が流れます。 ⇒これが、動作直線の左上が、Ic/Vccの所になってい る事を意味します。 トランジスタの動作状態が、上記の中間にあるとき、負荷を 流れる電流と、Vc の関係は、つねに、この直線上のどこ かであることになります。 また、ベース電流をどれだけ流せば、どの状 態になるかが、この図で読み取れます。) Icが多いときVcが下がる、という事も、この図に表されてい ることが、お判りいただけますか? (じつは私は学生時代、こういうのがイマイチ飲み込めなかったんですが。)
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- manda
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>「トランジスタのC-E間を、ひとつの抵抗と見なして考え >」と書かれているのですが、教えてもらったサイトのほうに >は関係している抵抗はRLとなっています。どちらが正しいの >でしょうか? これは… ●トランジスタのC-E間が、ひとつの抵抗とみなす ●コレクタのところに、RL がはいっている この2つが直列になっていて、Vccを“分圧”している、と 考えるわけです。
オームの法則で、電流が増加した分、電圧降下するからです。 http://www.nurs.or.jp/~y-tanigu/report/mini/hiantei.html
お礼
すばやい回答ありがとうございました。
お礼
すばやい回答ありがとうございました。非常によくわかりました。授業で電子回路を習ったときは、何に使うのかよくわからず、単位のために授業を受けていたので何も習得できませんでした。学年があがり、実験をしいろいろな実験を通して電子回路が必要なことを知り、今実験に必要な分野は勉強しなおしています。しかしどこの範囲かわからずに困っていました。いろいろな参考書でも負荷直線(負荷線)で索引を調べたら詳しく載っていました。本当にありがとうございました。一つ疑問があるのですが、ご回答の中では「トランジスタのC-E間を、ひとつの抵抗と見なして考え 」と書かれているのですが、教えてもらったサイトのほうには関係している抵抗はRLとなっています。どちらが正しいのでしょうか?もしくは同じことなのでしょうか?たびたびの質問で恐縮です;;