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日本って本当に三権分立?

 国会(立法)の大勢を握っているのが自民党で、政府(行政)を担っているのも自民党であって、これでは法律を自由に立法して運営することができてしまうのではないでしょうか?  裁判所(司法)に訴えるといっても、その善し悪しの判断材料は法律であるので、国民は何もできないことになってしまって、民主主義は機能するのでしょうか?  例えば、沖縄の土地収用でも、自由に立法して、正当化してしまっているようですが、どうなのでしょうか?  法学部出身の人は、問題ないといいますが、理解できません。  誰か教えてもらえないでしょうか?  よろしくお願いいたします。

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回答No.7

理想と現実が、今はずれてきているということです。 日本の政治システム自体はきっちり三権分立です。 これができた当初のねらいは、 (1)国会議員は国民が選挙する。→内閣はさらにその中から厳選されるので国民のコントロールが及ぶ (2)お互いが牽制しあい、裁判所も監視する (3)その裁判官の選任も内閣が指名・任命するので間接的に国民の信任厚い人が裁判官になっている という、どこもかしこも民主主義の力を及ぼし、さらに監視させあうことで正しい政治&国民の権利の保護を実現するものでした。 ところが、今もシステム自体も理想も変わっていないのに、何が変わってしまったかというと、「政党」が国の政治にとって主要な役割を果たすようになったことです。 当初は予定されていなかったことでした。 議員一人一人が個性を持ち、独立している状態を考えてみると、三権分立はきっちり機能するはずなのに、議員が「政党」の下に埋もれて個性がなくなっているので、「ひとつの意思」が、国会も内閣も裁判所も支配しているかのような状態になっているんです。 今は仲の良い「内閣&国会(の多数派)」があって、その下に「裁判所」が従っている感じですよね。 わたしは法学部出身ですが今の状態は問題があると思っています。 理想と現実の社会が食い違ってきたら、なんらかの形で軌道修正するべきです。 けれど、憲法を変えて監視&コントロールのシステムを修正するのはかなり難しいことです。 もっと簡単に今のシステムの中でもできるのは、国民が「今の状態はよくない」と、民主主義のコントロールを及ぼして選挙の結果で大きく政治を変えることだと思います。 現在は「だって我々は国民の代表なんだから」っていう大義名分で、仰るとおり何もかもを正当化している状態です。 けれど国民がそれを許してしまっているんですからしょうがないと思います。 みんなが「おかしい、変えなければ」と意識を持つしか良い解決法はないんじゃないでしょうか。

gimonds
質問者

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回答ありがとうございました。 とりあえずは、国会の先生方々に、プライドを持って、国民全体のために働いてもらうことを期待するしかないようですね。 そのうちに、文言とおりの三権分立が確立されることを期待します。

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  • fujishiro
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回答No.6

三権が完全に分離独立してるって国はあんまりないんじゃないですかね~。 政治の問題は選挙でかたをつけるのが基本ですよ。 すなわち、沖縄問題で不満があるなら自民党を蹴落とせばいいんです。そのための民主主義ですよ。 裁判官に正義を期待するのもわからんでもないですけど、裁判官は政治をするわけじゃないですからね~。

gimonds
質問者

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回答をありがとうございました。 質問も難しいですね。 それぞれ代表として恥ずかしくない人が選ばれているはずなんですけどね。今後を期待しましょう。

  • a2gck3je
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回答No.5

う~ん、まず国民は何もできないとありますが、やはりそれは選挙でどうにかするしかないと思います。自民党が駄目だ!と思ったら他の党に投票すればいいと思うんですよ 。しかし、この50年ぐらい?は自民党一辺倒でしたね。 つまり国民が自民党を支持している。自民党のやることを支持していると考えれるのではないでしょうか!?  あきらかに違法行為があればそれを裁判所に訴えればいいのです。違憲立法審査権というのを裁判所は権利として所持しています。これにより裁判所はある法律が違法であるかどうかを審査できる権利があるのです。つまり法律自体が違法の時があるのです。そうやって裁判所に審査してもらうことが可能です。  また沖縄の事に関してですが、違法です。これは完全なる違法です。しかし統治行為論というのがあって、高度な行政の行動に関しては裁判所は判決を下さないというのがあるのです。沖縄の場合はまぁ違法であるけれども行政も国民のことを考えてやむを得ずというところがありますよね。だから判決をくださいないのです。違法と下しても、 効力は有効とする場合もあるとは思いますが・・。どちらにしろ、行政のやることはほったらかしです。しかしこれはあくまで行政の行動がやむを得ずしている行動だから許されていると思われます。まぁ統治行為論のことも詳細まで覚えてませんので、僕はここで限界ですが・・。さわりぐらいはわかっていただけたかな!?と思われます。アドバイスになってなかったかもしれませんが・・。

gimonds
質問者

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回答をありがとうございました。 質問も難しいですね。 それぞれ代表として恥ずかしくない人が選ばれているはずなんですけどね。今後を期待しましょう。

  • foetida
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回答No.4

日本は三権分立ではないです。 三権分立とは立法、司法、行政がたがいに監視しあいながら、業務を行うことで、結果として国民の権利が保護されるようなシステムをいいますが、日本の場合は、立法(国会)が行政の長つまり総理大臣を指名しますし、最高裁判所の判事は内閣が決めます。 つまり、国会で多数を占めた政党が、司法と行政も独占してしまうわけです。 この集権システムは戦後の成長を支える原動力となってきたことも事実ですが、腐敗の温床となっていることも、また間違いありません。 裁判所が政権に配慮して、創価学会のトラブルを宗教問題だとして法律判断を拒否したり、自衛隊関連の裁判を拒否したりするようなことが起きている原因もここにあると思われます。 ただし、国会で多数を占めた政党は、国民によってその権限を与えられているわけですから、民主主義が機能していないとまでは言えないかもしれません。 憲法がないがしろにされているという意味では民主主義が機能していないとも言えますが、難しいところですね。

gimonds
質問者

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回答ありがとうございました。 とりあえずは、国会の先生方々に、プライドを持って、国民全体のために働いてもらうことを期待するしかないようですね。 そのうちに、文言とおりの三権分立が確立されることを期待します。

  • MagMag40
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回答No.3

3権分立の最後のよりどころである、司法権がきちんと行使できれば、分立されているといえるのでしょう。しかし日本の制度は裁判所が自ら単独で違憲立法審査が出来るわけでもなく、また最高裁判事は国会で任命されるため、立法側にとって都合の悪い人物が任命されにくく、中途半端な3権分立となってしまっております。 また立法と行政も完全に分権されているとはいえず、行政官僚達は、その余生を議員達に託さないと生きてゆけない構造となっており、日本は立法権が一番強い構造になっております。 建前上は、一応裁判官の独立が保証されていますが、実態は裁判官の人事をみればよくわかります。 下級審で前例のない違憲判決を出した判事や、重大行政訴訟事件で行政側を敗訴させた判事は、その後の裁判所内での出世は無いと言われており、実際ほとんどの場合、地方支部をたらい回しにされてしまうケースがかなりあります。 いわゆる国側を敗訴させる「勇気ある判事」は、近々に退職して弁護士に転向するつもりのため、売名の効果を期待して、「英断を下す」ケースも多々ある様です。 よって、立法側や行政側に都合の悪い判決や、悪法に対しての違憲判決が簡単に出るわけがなく、法の番人の役割を果たしているとは言い難いのが現状です。 しかしこれが現実ですから、質問にあるとおり「土地収用」の問題などに関しても、道義的にはどんなに酷いことに思えても、その手続きに違法行為が無ければ、「公共の福祉」を建前に現段階では違法とはならないという結論になります。

gimonds
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 立法が一番強いのは、本来的には、国民の代表なので、いいのだと思います。 とりあえずは、国会の先生方々に、プライドを持って、国民全体のために働いてもらうことを期待するしかないようですね。 そのうちに、文言とおりの三権分立が確立されることを期待します。

noname#11476
noname#11476
回答No.2

民主主義と三権分立を混同していませんか? 民主主義を実現する手段は、  ・選挙による議員選出  ・最高裁判所裁判官の承認 などですね。後は色々あって、範囲を広げれば報道の自由なども関係します。 法律の制定は国民によって選ばれた議員が決めているのですから、国民の利益にならない法律を作る議員は選挙で落とせばよいわけです。 あと憲法という国民が直接投票しなければ改正できないものもあり、法律はこの枠内でなければ作れません。(反しているかどうかを判断するのが違憲立法審査ですね) 三権分立の概念は、そういう話ではなく、互いに憲法・法律にのっとり行動しているかどうかをチェックする機能です。 まあ、日本の場合は行政のトップである内閣総理大臣は直接選挙で選ばれないので、三権分立や民主主義が多少弱いことは確かですが。それでも過去を見ればずいぶん内閣不信任->解散ということはありました。

gimonds
質問者

お礼

回答をありがとうございました。 質問も難しいですね。 受験勉強をしているのではないので、正確な定義は不要です。 いずれも、本来の目的は「国民のため」だと考えていましたが、gooの国語辞典「三省堂提供「大辞林 第二版」」からすると、三権分立は、国民の権利・自由を確保するためのもので、民主主義は、人間の自由や平等を尊重する立場であるらしいので、間違っていないように思えます。 今の状況を見ると(今までも?)、内閣不信任による解散も、各人の利益に基づいて行われているようなので、あまり当てにはならないように、思います。 国会議員は、それぞれ代表として恥ずかしくない人が選ばれているはずなんですけどね。今後を期待しましょう。

回答No.1

形は三権分立ですが、うまく機能していません。 そもそも今の日本は民主主義じゃないです。 「官僚主義」です。

gimonds
質問者

お礼

回答をありがとうございました。

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