• ベストアンサー

東京のスカイツリーの「粋」

日本語を勉強中の中国人です。東京のスカイツリーという建物について調べたところ、心意気の「粋」、美意識の「雅」、賑わいの「幟」という江戸の伝統文化を表現していることがわかりました。 参考ページ https://www.tokyo-skytree.jp/about/design/lighting.html 心意気の「粋」についても少しご解説していただけないでしょうか。スカイツリーの配色から見て、それを代表する色は水色になるのでしょうか。 ここの「粋」はお寿司を食べる時の「粋」と同じようなものでしょうか。 紺という色も粋というイメージでしょうか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kon555
  • ベストアンサー率51% (1845/3565)
回答No.1

『そもそも"粋"とは何か』という事を詳細に述べようとすると論文になつてしまうため、ある程度簡略化した内容で説明します。 "粋(いき)"とは江戸時代の頃に発生した美意識というか、価値観のことです。  庶民の生活に根差しており、身なりや振る舞いが洗練されているという格好良さに加えて『潔さ』『やせ我慢』『反骨精神』というような、当時の道徳的価値観を反映した内面的な性質が強く影響しています。  要は単にオシャレというだけでなく、先に挙げたような精神性を反映した振る舞いというか、それを良しとする価値観を『粋』と言います。  ちなみに同じ漢字で"粋(すい)"という価値観もありますが、これはまた別物です。 >>代表する色は水色になるのでしょうか。  とくに『粋(いき)』について色で表現する事はありません。 >>ここの「粋」はお寿司を食べる時の「粋」と同じようなものでしょうか。  今の主流である握り寿司も江戸時代に誕生したものなので、まあ同じ物と言っていいです。  ただそもそもがあまり言語化されず、暗黙の了解的な価値観なので、明確に『同じものだ』とは言い切れないのが実際のところです。

awayuki_china
質問者

お礼

ありがとうございます。難しいですね。もう少し考えさせていただきます。大変参考になりました。

関連するQ&A