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投資信託のリスクヘッジ
投資信託を始めようとしているところなのですが、リスクヘッジのため、基準価格の異なる複数の投資信託を組み合わせて購入しようとしてます。 そこで相談なのですが、多くの投資信託がある中、これとこれを組み合わせると値動きが相殺するといった度合を、指標などで簡単に比較することができないものでしょうか。例えば、AとBの値動きを合計した結果を基準価格のグラフに表示してくれるとかでもかまいません。自分で目で見て比較しようとしているのですが、組み合わせの数が多いのと、感覚に頼るしかなく、なかなかうまくゆかず困っています。よいアイディアなどご存じでしたら、教えて頂けるとたすかります。 よろしくお願いします。
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>これとこれを組み合わせると値動きが相殺するといった度合を 基本的には株価が上がると国債の金利が下がり、株価が下がると国債の金利が上がるっていうのがあるのですが、それが「相殺される」ってことはあんまりないです。 どうしても相殺したいなら、株(リスクが高い商品)への比率をものすごく小さくして、国債(リスクが低い商品)への比率をものすごく高くすることです。でもこの場合、ほとんど資産は増えません。株は落ちるときは落ちるけど、国債はそこまで変動しないからです。 過去のリーマンショックだのコロナショックだのという事例をみると、落ちるときは全部落ちるんですよ・笑。よく評論家が「様々にリスクヘッジして分散投資しましょう」っていうんだけど、実際にやってみると上がるときに大して上昇しない(リスクの小さい商品が伸び率の足を引っ張る)のに、落ちるときはほぼ全部落ちるのであんま意味ないなと感じます。ただ上がっても落ちてもその変動率は小さいので、そこまで変動が起きないから落ち着いていられるってのはありますね。 結局、リスクヘッジって「何に投入する」じゃなくて「いくら投入する」なんですよ。手元の貯金を投資に全ツッパするのが一番のリスクです。最初は手元の余裕資金を投入して、それで変動を実感して自分の中で経験値を積んでから本格的に資金投入するのです。 ネットの「FXコピペ」ってありますよね。大損して阿鼻叫喚の書き込みをしている人たちのやつです。あの人たちがバカなのは、自己資金をそんなリスクが高いものに全ツッパするからです。 本当のお金持ちは投資には一部資金しか投入しないんですよ。元がお金持ちだから投じている金額の単位が大きくて、だから1%の違いでもそれが何十万円だったり何百万円と効いてくるってことなのです。
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- D-Gabacho
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リスクヘッジ用としてよく使われるのは、特定の指数に対して正反対の値動きをするよう設計されたベア型とかインバース型と呼ばれるタイプの銘柄です。 たとえば、日経平均のマイナス2倍の値動きをするETFの日経平均ベア2倍上場投信(1360)や日経ダブルインバース上場投信(1357)は、それぞれ今日の株式出来高ランキングの11位、10位になっているように、多くの投資家がリスクヘッジに利用しています。 ベア型・インバース型のETFは、日経平均のほかTOPIX、JPX日経400、ハンセン中国企業株指数、NASDAQ100、S&P500先物、東証REIT、JPX国債先物、米国10年国債先物を対象とする銘柄が東証に上場しています。 ベア型・インバース型の銘柄は中長期的にはどんどん値下がりしていく傾向にあるので、長期保有するものではありません。タイミングを見計らって短期間で売買するべきものです。このためリアルタイムでの売買ができない投資信託ではあまり利用されません(ベア型銘柄もあるにはあります)。ETFでの利用が一般的です。 なお、ベア型・インバース型の銘柄はNISAの対象外です。 <参考> ETF銘柄一覧(レバレッジ型・インバース型商品) https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/leveraged-inverse/01.html
お礼