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投資信託のトータルリターンと信託報酬について。
お聞きしたい事があります。 現在、投資信託について興味を持っており、勉強を始めたところです。 様々なサイト等で、投資信託を選ぶ重要な基準の一つとして、信託報酬について記載されています。 同じ運用を行うのだったら、投資家にとってコストである信託報酬が低い方が良いというのは理解できます。 しかしながら、インデックス型ファンドならともかく、それ以外に関しては運用に関して大なり小なり違いはあると思います。 また、投資信託を選ぶ基準として過去のトータルリターンやリスクも重要だと思います。 そこでお聞きしたいのですが、仮に信託報酬が高い場合でも、同様の投資信託と比べ、トータルリターンが高かったり、リスクが小さかったら、購入候補になりうるのでしょうか? 私個人としては、トータルリターンには信託報酬が考慮されているとモーニングスターのサイトに載っていたので、リターンとリスクが優れているなら、信託報酬の高さに関してはそこまで考えなくても良いのではないかと考えているのですが、間違っていますでしょうか? それとも信託報酬が高い投資信託は、どんな場合でも購入すべきではないのでしょうか? (過去のトータルリターンやリスクが優れていても、将来が同じとは限らないのは理解しております。) まだまだ勉強を始めたばかりで、間違っている考えも多々あるとは思うのですが、宜しくお願いいたします。
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>仮に信託報酬が高い場合でも、同様の投資信託と比べ、トータルリターンが >高かったり、リスクが小さかったら、購入候補になりうるのでしょうか? もちろん、なりうると思います。 >リターンとリスクが優れているなら、信託報酬の高さに関してはそこまで考え >なくても良いのではないかと考えているのですが、間違っていますでしょうか? これは、考え方としては間違っていませんが、少し違うと思います。 認識されていることかと思いますが、なぜなら前提となっているリターンとリスクが優れているということが分からないからです。 個別株で「値段が上がる株を買うのであれば、多少手数料が高くてもいい」というのと同じことで、コンセプトとしてはリターンとリスクの優れているファンドを選べばいいという話なのですが、どうやってそのファンドを見つけるかが問題です。 過去のリターンは将来のリターンを保証しないどころか、過去のパフォーマンスが悪いファンドを選んだ方がリターンが良くなるという話まであります。(これは選ぶ基準によって結果が違うのですが・・・)
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- ryuken_dec
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No.6です。 >過去のパフォーマンスが良いファンドは過去のパフォーマンスが悪かった >ファンドよりは、将来良い可能性が高いのではないでしょうか? 一般的にはファンドマネージャのプロというものにそういうことを期待したいところですが、残念ながら統計的にはそんなデータは全く無いようです。 >過去のリターンが良かったファンドは、たまたま運用がうまくいってただけって事もあり まさにこれです。ファンドのパフォーマンスの巧拙はファンドマネージャの腕よりも、はるかにその相場環境の【運】の影響の方が大きいようです。これについては各種データを分析した論文や書籍がたくさん出ています。 『敗者のゲーム』 『インデックスファンドの時代』 『ウォール街のランダムウォーカー』 このあたりの著書にも書いてあった気がします。 「同じアセットで、前年度の上位25%のファンドを買うのと、前年度の下位25%のファンドを買うのでは、下位25%を買う方がパフォーマンスが良い」くらいの結果も出ていたはずです。 このあたりは私のような素人が書いた言葉をそのまま鵜呑みにするよりは、上記のような本を参考にされるとよろしいかと思います。
お礼
質問に答えてくださり、ありがとうございます。 ファンド・マネージャーが優れているという事はないのですか・・・。 そうすると、アクティブ運用の存在価値が全く見えてこないですね。優れていないという事は、平均的に良いパフォーマンスを出す事は難しいという事でしょうから(たまたま良い結果が続く事もあるでしょうけど、そう長く続く事はないでしょうから)。というか、長期的に投資をするメリット(複利効果ぐらいしか今のところ知らないのですが)が一般的に言われているみたいですが、デメリットの方が大きそうですね。 今まで、ファンドマネージャー等(もしくは運用に関わっている人全体)の力が優れているせいでパフォーマンスに貢献できているのかと思っていました。 本を教えてくださり、ありがとうございます!! 早速読んでみて勉強してみようと思います。 自分の今までの見解と違うものだったので、実際に投資信託を始める前に知る事ができて良かったです。 ありがとうございました。
- katokato
- ベストアンサー率41% (65/156)
大変勉強されているようでよく考えられていると想います 数年数ジャンルを試みた経験では、信託報酬による商品選択は余り関係ないです。いわゆるデリバティブ的なファンドでは、運用者の報酬体系を見て好成績にリターンが連動していると良いと言われることが時々あります。 そうしたことより、商品・時期・アセットリロケーション・損切りのタイミングなど考えていると信託報酬で選択する部分は大変小さいところになりました。その小さなジャッジでは信託報酬が安いものにしても良いのではないでしょうか? 知ったかぶりではないのですが、経験的に振り返る時 投資続けているといろんなポイントに眼がいって上がるか下がるか気になります。ただしばらくたつと他に眼がいったりします 結局 ●1円でも差益が出たら売る ●損が出始めたら売るか塩漬けするか決める この二つを自分がどの根拠で決めるか だと想っています(最近) 自己責任範囲内でぜひ良リターンを得てください
お礼
質問に答えてくださり、ありがとうございます。 信託報酬をそこまで気にする必要はない(ある程度は気にしますが)と考え始めていたので、参考になります。小さな選択肢として信託報酬を考えてみます。 確かに、最終的には(1)差益が出たら売る(2)損が出始めたら売るかどうか決断する事に終極しますね。株式ではないですけど、取引で儲けるのだから結局は上記の2つの事が重要だというのは常に肝に銘じておこうと思います。 リスクのある商品なので、余剰資金を用いて良リターンを得られるように頑張りたいと思います。 ありがとうございました。
補足
ひとつ質問があるのですが、「デリバティブ的なファンドでは、運用者の報酬体系を見て好成績にリターンが連動していると良いと言われる事が時々あります。」というのはなぜなのでしょうか? 報酬体系が良ければ、ファンドマネージャーも一層やる気を出して、良いリターンを出し続ける可能性が高い、とかが理由なのでしょうか? もし、知っていらっしゃるようでしたら教えていただければ嬉しいです。
- m-tahara
- ベストアンサー率38% (383/983)
一時このサイトでも信託報酬憎し、というような回答が多く辟易していましたけれど、最近無くなってほっとしています。 御質問の通り、結果としてパフォーマンスを上げられれば信託報酬など関係ないと思います。 勿論、ほぼ同じ商品内容であれば信託報酬が少ない投信の方が期待リターンが高くなりますので有利です。また国内株式のようにETFが存在してるものについてはそちらの方が良いとは思います。 ただ、No.3の方が書かれているような新興国投資、債券系のファンドなど個別に購入することが難しいものについては信託報酬よりもリターンのパフォーマンスをどう読むか、という方が重要でしょう。 例えばDIAM高格付インカムオープンなどは信託報酬は1.05%取られていますけれど、一時期の金融危機も乗り超えて私自身の投資としては年5%程度のリターンを維持出来ています。定期預金よりも利回りが高ければ良いか、という程度の期待でしたので充分満足です。 これは敢えてアメリカを外しカナダなどを中心とした債券に投資するファンドなので個人で購入することは到底出来ない商品です。 また、投信自体日々結構大きく変動しますので年1~2%の金額など実際のパフォーマンスの中ではすぐに関係なくなってしまう程度のものです。 投資信託の場合、第一に検討すべきは商品の特徴と先にも書きましたようにその将来性でしょう。リート系は目先の高リターンに目がくらんで大失敗しました。
お礼
質問に答えてくださり、ありがとうございます。 確かにm-taharaさんのおっしゃるように信託報酬憎し、というような趣旨で書かれているサイトが多くて困っていました。疑問が解消できて良かったです。 国内株式に関してはETFが良いなかぁと考え始めていました。日本の市場のように好景気でない場合に、アクティブ運用で常に良いパフォーマンスを上げるのは、コスト面から考えても難しいのかぁと考えています。海外の景気の良い市場、今後成長するであろう市場、債権等に投資するケースにおいて、今の自分にとって投資信託が必要になってくると感じています。 商品の特徴と将来性ですか・・・確かに1番重要ですね。特に将来性の判断が重要であり、難しいと感じています。 ありがとうございました。
補足
ちなみにリターンのパフォーマンスをどう読むというのは、将来性をどう読むか、という事でしょうか?
- OkadaRikuj
- ベストアンサー率22% (127/569)
今話題のロシア、東欧、中東、ラテンアメリカなどのエマージング市場に投資するファンドには信託報酬が2%以上のものが多くあり、私もその種のファンドを少し持っています。せいぜい2,3年程度の短期投資にはいいのかもしれませんが、長期的には安定した利回りが期待できないので、その種のファンドは全資産の10%程度にすべきと投資信託の参考書などには書かれていることが多いようです。
お礼
質問に答えてくださり、ありがとうございます。 なるほど、エマージング市場に投資するファンドは、短期投資に向いているのですね。 投資信託の本などには長期投資が良いというのが一般的に書かれているのが多いみたいですが、確かに長期的に安定した利回りが期待できない場合は、短期投資、しかも資産配分は少なめの方が良いですね。 重要なのは、どのエマージング市場が発展するかを見極める事のようですね。今はまだまだですが、しっかりと勉強して、できる限り見極める事ができるようになりたいと思います。 ありがとうございました。
- cecillinc
- ベストアンサー率29% (7/24)
個人的な意見ですが、基準価額はすでに信託報酬を引いたあとの価額なの、信託報酬をそれほど気にしなくていいと思います。確かに信託報酬が安いにこしたことはないですが、仮に高くてもそれだけ運用成績を残しておればそっちの方がいいと思います。よく無能な著者が投資信託は長くおいておけばそれだけ信託報酬を取られると書いてありますが、信託報酬を払っても利益がでていれば長くおいていたいと思うし信託報酬云々で損をするという考えは間違っています。多くのファンドは信託報酬年利1%程度です。日割りすれば数円です。数円で損した得したと騒ぐほどではないということです。
お礼
質問に答えてくださりありがとうございます。 自分の中では、どうしても解消する事ができなかった疑問が晴れました。 やはり重要なのはリターンとリスクですね。(もちろん将来どうなるかはわかりませんが) 自分にとって納得のできる投資信託を選んでいきたいと思います。 ありがとうございました。
- masuling21
- ベストアンサー率34% (2491/7233)
間違っていると言うことはないと思います。 かえって、個人サイトなど、信託報酬が差し引かれて基準価格が算出されるのを、よく理解してないと思われる記述も見受けます。また、信託報酬が安かったらもっとリターンが良いはずとか、言っても仕方ない理由をあげて、信託報酬は注意すべきと言っているケースもあります。
お礼
質問に答えてくださり、ありがとうございます。 インターネット上のブログ等で、信託報酬が悪いと書かれているのは多いのですが、リターンとの関係を述べられているのがあまり見つからず、困っていました。 ありがとうございます。
お礼
質問に答えてくださり、ありがとうございます。 確かにどうやってリターンとリスクの優れているファンドを見つけるかが問題ですね。そこのところが、今勉強していても難しいなぁと感じています。 ただ一つの大きな指標として過去のリターンやリスクも参考になるのではないかと思っていました。 ありがとうございました。
補足
お聞きしたい事があるのですが、過去パフォーマンスが悪いファンドを選んだ方がリターンが良くなる、というのは実際に様々な投資信託であるのでしょうか? 同様な運用方針・対象のファンドの中で、過去のパフォーマンスが低いファンドの方が、同じ値段でも多い口数を買えて、そういった面では、パフォーマンスが向上した時には良いと思います。 しかしながら、私個人としては、同様な運用を行っている投資信託の中で過去のパフォーマンスが悪かったファンドが、将来リターンが良くなるというのはいまいち理解できません。いろんな要因があると思うので、一概には言えないと思いますが、同様の運用方針のファンドの中で、過去のパフォーマンスが良いファンドは過去のパフォーマンスが悪かったファンドよりは、将来良い可能性が高いのではないでしょうか?(私の考えでは、過去のリターンが良いファンドはファンドマネージャー等の運用関係者が変わらない限り、過去のリターンが悪いファンドより、運用関係者全体の総合力は優れていると考えるからです。もちろん、過去のパフォーマンスの悪いファンドの運用方針と市場環境がマッチして一気に良くなったりする事があるとは思いますが。逆に、過去のリターンが良かったファンドは、たまたま運用がうまくいってただけって事もあり、見極めが重要だとは思いますが。)