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国民健康保険、地域によって扱いや金額が違うのは何故?
現在、 マネー>保険>健康保険のNo.1019946で質問させて頂いています。 質問中に疑問がでたので、このカテゴリでいいのか分かりませんが、質問させていただきます。 勉強不足で大変恥ずかしい話ですが、 質問中の回答から、国民健康保険は、市町村によって税率や支払い方が違う事を知りました。 同じ収入でも、住んでいる市町村によって支出が変わってくるようですね。 税として集める所や、保険料として集める所など、扱いもずいぶん違うようですね。 このように、市町村ごとに違うようになったのは何故なのですか? 市町村をまたいで引越しするたびに、ガラリと変わってしまうようで…、予想していたものよりずいぶん高い金額の請求が来て、正直戸惑いを感じています。 役所の請求が適切なのか知りたかったのですが、役所以外に相談できる所も見つかりませんし…、 相談した相手が他市の住人だと、結局分かりませんでした。 何だか不透明な気がしてなりません。 「国民」健康保険と言うくらいですから、消費税などのように、国単位で一律なのだと思っていました。 今のやり方で、混乱や不公平は生じないのでしょうか? ・・・もしかして、国民年金もそうなのでしょうか?
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>市町村ごとに違うようになったのは何故なのですか? 。。。。難しいご質問ですね。制度が出来た経緯はわかりません。 ただ国が直接徴収するとなると、出先機関が必要なので、という理由が会ったのかもしれません、、、が、ならば社会保険事務所にやらせれば良さそうなものですが、これは所得に応じて変わるという仕組みの為に現在は無理ですね。社会保険事務所では国民の所得を把握するすべがありませんので。 所得を把握しているのは税務署(所得税)と地方自治体(地方税)だけです。 ところが税務署(財務省)が保険制度(厚生労働省管轄)を実行するわけはないので(縦割り行政だから)、残るは自治体ということになったと思われます。 実のところ個人所得という意味では税務署よりも地方自治体の方が正確に把握しています。なので徴収するのは自治体が行うのが一番やりやすいと言うこともありますね。 >今のやり方で、混乱や不公平は生じないのでしょうか? 今となってはひどい不公平がありますね。国の制度にすべきという意見もありますが、赤字財政の国民健康保険を国が引き受けるかというと、財務省は難色を示すでしょうね。 でも、最近も国の制度にしてしまうと言う議論はされていますよ。ただ今度は社会保険庁も所得の情報を税務署や地方自治体からもらう仕組みを作らないといけなくなります。 ただ今度は国民の所得に関する個人情報が厚生労働省にも判明すると言うことで、どんどん個人情報を扱う部署が増えるというのはあまり気持ちの良いものではありませんが。 >もしかして、国民年金もそうなのでしょうか? いえ、こちらは社会保険庁(厚生労働省の下部機関)が管轄で、出先機関として社会保険事務所があり、地方自治体の役所内にある部署は業務委託機関に過ぎませんので、全国共通です。
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- nobenobe
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市町村によって、税率や金額がまちまちですよね。 確かになんでだろう?と思います。 国民健康保険は市町村が保険者(保険を運営している)です。当然、皆さんが病院に行ったときにお金を払っていますよね。あれは、医療費の3割分です。 で、残りの7割分というのは、市町村が払っています。(各市町村では国民健康保険特別会計という、一般行政用の予算とは別に会計を持っています) で、この予算の中でやりくりをするわけですが、市民(国民健康保険に加入している人)がたくさん病院に行ってたくさん医療費がかかる状況下になると、当前7割分としてはらう市町村の会計も多くなくちゃいけなくなります。当然、その分をどこからか補わなくてはなりません。 その補い先の一つが国保税ということになります。 大きなパターンの一つとして、病院とかに支払っている医療費の高い市町村は税率や税額が高い傾向になっているみたいです。 だから、市町村の国保ではいろんなところでの重複受診は避けましょう、なんてPRしているんですね。
- kamochi
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>何だか不透明な気がしてなりません。 保険料は自治体が条例で定めています。 自治体で条例をホームページに掲載しているところも多いので、ご自分で調べてみることもできますよ。
- naosan1229
- ベストアンサー率70% (988/1406)
国民健康保険については、先のご質問でも回答いたしましたとおり、市区町村で運営されているものなので、その市区町村によって保険料の徴収方法や考え方(税か料か)が異なっています。 不公平は生じています。 住んでいる市区町村によって、国民健康保険料が異なるわけですから、高い国民健康保険料を支払っている市区町村に住んでいる方にとっては、「不公平だ」ということになります。 このあたりは、何年か前よりいくつかの市区町村ごとに運営を統合、または国による一括運営が考えられてきていました。 しかしながら、最近ではまったく聞かなくなってしまいましたね。(下記参考URL参照) どうしても、統合するとなると医療費の高騰による財政悪化の問題が出てきてしまうようです。 ちなみに社会保険でも、政府管掌健康保険(社会保険事務所の健康保険)と、健康保険組合による健康保険とがあります。 政府管掌健康保険では、保険料率は1000分の82(本人負担は1000分の41)となっていますが、健康保険組合の場合は、その健康保険組合によって保険料率を独自で設定できるようになっており、これも公平ではありません。 もちろん健康保険組合を運営できる保険料率となるので、場合によっては政府管掌健康保険よりも、高い場合もありえます。 なんにしても、今現在の医療保険制度がそうなっているのが原因ですから、抜本的な改革が必要なのですが、小手先だけの改革となってしまってますね。
お礼
こちらでもご回答ありがとうございます! 今日は、naosan1229さんからいろんな事を教えてもらっています! やはり、この制度は問題になっているのですね。 しかも、解決出来ないダメダメな状況・・・。 日本の将来が不安になってきました。 参考URLの中にある >滞納を見込んで保険料を高めに設定する市町村も多く、まじめに払っている人の不満が高まる心配もあります。 ・・・現在の私の状況です。そう言えば、近所の家を見ても、若い人はすぐ出て行ってしまうので、定年した老人が圧倒的に多いです。これも保険料が高い理由の一つかもしれませんね。 将来的に仕事での独立を考えているので、本気でここを引越ししたくなってきました。
- ikerin
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わたしも詳しいことはわかりませんが、これだけは言えます。 国民健康保険を管掌しているのは『市町村』です。 ですから、○○市、××市、△△町・・・ごとに違うのです。 ちなみに国民年金を管掌しているのは『国』です。 ですから、保険料も一律13,300円(今現在の金額です。段階的に引き上げられます。)なのです。
お礼
早々のご回答ありがとうございます。 >国民健康保険を管掌しているのは『市町村』です。 という事は、『市町村』から来た請求が、ちょっと高すぎなのでは?と思っても、従うしかないのですねー(泣) >ちなみに国民年金を管掌しているのは『国』です。 ですから、保険料も一律13,300円(今現在の金額です。段階的に引き上げられます。)なのです。 こちらは一律との事で安心しました。
お礼
早々のご回答、ありがとうございます。 行政に疎いわたしでも、分かりやすい回答で助かります。 このご回答で、今まで理解できなかった部分が少し謎解きできたような気がします。 個人の情報や赤字や縦割り行政やら…複雑な部分を含むだけに難しい問題なのですね。 とは言え、不公平があるのは納得いきません。 友人と比べても、うちの『市町村』は高めに徴収しているみたいです。泣くのはいつも弱者なのですねー。