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直木賞
こんにちは。 遥か昔に、林真理子さんが直木賞を受賞した時に、ワイドショー等で取り上げていた様に思います。 直木賞と芥川賞では、直木賞の方が格上になるのですか?
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- eroero4649
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既に回答が出ていますが、芥川賞は「純文学の新人賞」で、直木賞は「大衆文学の評価賞」という感じですね。そもそも小説を純文学と大衆文学で方向性を分けるのは日本独特の慣習みたいです。 「じゃあ、どちらの賞もとった人はいないのか」というと、いません。どちらかの賞をとると、もう片方はエントリーできなくなるルールだそうです。 でも方向性として、「芥川賞作家が、後に大衆路線になった」という人はちょいちょいいます。例えば「あたし、〇〇しちゃったんです」という女性によるモノローグ形式の官能小説を書いていた宇能鴻一郎先生は、実は「鯨神」という作品で芥川賞を受賞している芥川賞作家です。 逆の「直木賞作家が純文学路線に変更した」というのは、ちょっと思いつかないですね。私も小説はあまり読まないので小説好きの人からすれば誰かあるのかもしれませんけれど。 なんとなく、日本の出版界や作家業界の中では「純文学が一番偉い」みたいな雰囲気はありますよね。だから又吉直樹さんが「火花」で芥川賞を受賞したときは心底驚きました。太宰治も受賞を熱望してとれなかった賞ですからね。
- D-Gabacho
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直木賞のほうが格上ということではなく、林真理子さんの受賞にそれだけ話題性があったということだと思います。 林真理子さんは受賞当時32歳で、直木賞の受賞者としてはかなり若く、エッセイストとしてのデビューから5年目で、まだ新人作家でしたから。ちなみに、同時発表の芥川賞は該当者なしです。 1998年下半期は、芥川賞を当時最年少の23歳で受賞した平野啓一郎さんのほうが圧倒的に大きな話題になっていて、過去何度も候補になり人気作家として地位を確立していた宮部みゆきさんの直木賞は、今さら感があってほとんど話題になりませんでした。 2003年下半期も、芥川賞の金原ひとみ(20歳)・綿矢りさ(19歳)は大きな話題になりましたが、直木賞はまったく話題になりませんでした。
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ありがとうございます。 凄い、素晴らしい記憶力ですね! 蛇にピアス、映画化されたのですよね、蜷川幸雄監督、藤原竜也がお気に入りでしたけど、小栗旬はもっとお気に入りでした(笑) 蹴りたい背中、も映画化されたのでしたっけ…金原さんも綿矢さんもその後、ヒット作は出ていないような…。 若すぎる受賞もプレッシャーになるのでしょうか…。 直木三十五は誕生日の度にペンネームを変えていたとか?三十三、三十四…と。 享年は四十三ですが、何故三十五なんでしょう?不思議。 先ほど調べていて、ちょっとゾクッとしてしまったのですが、芥川龍之介(本名なんですネ!)今日が命日なのですね。 回答ありがとうございました! アイコン、可愛いですね♪ 癒されます😃
芥川賞は新人が、直木賞はベテラン作家が対象なので、そういう意味では直木賞の方が格上と言うこともできます。 芥川賞は文学的(芸術的)、直木賞は商業的(娯楽的)な作品が対象なので、そういう意味では芥川賞の方が格上になるかもしれません。 http://pro.bookoffonline.co.jp/book-enjoy/books-trivia/20180827-akutagawa-naoki-chigai.html
お礼
ありがとうございます。 そうなのですね。 芥川賞は、新人対象なのですね。 直木賞は、作家さんは欲しいでしょうね。 権威があります。 今年は直木賞は、候補者全員女性だったそうですね。 芥川賞は5名中4名が女性。 お料理本のタイトルみたいな題名です。 面白そう。読んでみたいです。 回答ありがとうございました!
お礼
テッドさん、ありがとうございます。 OH!文学もお詳しいのですか、Qさま!に出れますね! 純文学、正統派という感じですかね? 大衆文学、大衆芸能的な? 市川海老蔵成田屋と、梅沢富美男旅回り一座、みたいな感じでしょうか…違うか☆ えっ、両方獲れない仕組みなのですか。ケチ臭いですね😵💦 又吉さんは、あれから書いているのでしょうか。ドデカイ賞を獲ってしまうと、次が書けなくなりそうデス。どれも駄作と評されそうで、世に出せないというか。 芥川龍之介氏は、『ぼんやりとした不安』で自ら逝ってしまわれたのですね。 天才は深すぎて苦悩も深いのでしょうね。 凡人には理解出来ないです。きっと永遠に。 芥川龍之介さん、カッコいいですね、お札にならないかなー。 回答ありがとうございました!