• 締切済み

被告?

よくニュースなどで「○○被告に懲役何年の判決が・・」 って報道されますが、被告って呼び名は民事で 使われるのが正しいのではないのでしょうか? 刑事では被告人だと思うのですが・・・ いつから変わったのでしょう?

みんなの回答

  • nozomi500
  • ベストアンサー率15% (594/3954)
回答No.7

追加。 ついでに、「弁護人」についても、報道では「○○弁護士」と、肩書きで呼んでいるようです。法廷の役割としての、被告人とか弁護人とか言うのと、立場がちがうのでしょう。

  • nozomi500
  • ベストアンサー率15% (594/3954)
回答No.6

民事でも「○○被告」とはいわないはずで、ただ、「被告」でしょう。(「被告人」も同じで) ○○選手とか、○○先生、とかの延長で、何か名前に「肩書き」をつけないと納まりが悪いから「告訴を受けた側として被告」というのをつけたのだと思います。 名前につけないときには、被告人というのじゃないでしょうか。 「○○さん」でもいいようなものだけれど、「犯罪者に敬称をつけるのか」(決まってなくても)という声がでるし、「呼び捨て」にするのもけしからん・・・。職業は亡くなっているし・・・、ということで「被告」をつけた。「被告人」だとごろが悪いし、「○○人」という肩書きもスマートでない。  昔、ロッキード事件で有罪判決を受けた、田中角栄「被告人」は、新聞社も遠慮したのか「田中元首相」と表現していました。

noname#2543
noname#2543
回答No.5

SYSHさんへ。 確かに、「被告・被告人の混用はかえって望ましいこと」というのは言いすぎだったかも知れません。ただ、世間では「刑事被告人=悪い奴」というイメージがあまりにも蔓延しているので、「民事上の被告=悪くない奴」と刑事被告人のイメージをダブらせれることで、無罪推定の原則を浸透させることが出来るかな、と思ってみただけです。 私も、一応、法学を修めたものですから、被告と被告人の概念が、沿革的にも実体法上も全く違うことは、当然の前提としています。しかし、SYSHさんも法学部の方ならご存じでしょうが、刑事裁判においては当事者主義・弾劾主義を強調するために、民事裁判とのアナロジーがよく使われます。従って、私の意見も全く根拠の無いことではないのです。 マスコミ用語としてはどうでもいいような気もしますが(他にも色々ありますし)。

  • SYSH
  • ベストアンサー率60% (46/76)
回答No.4

sukemasaさんに一言。 >>被告は民事上で訴えられた方というだけですから、何か犯罪を犯した(と警察に疑われている)わけでもありませんし、 > >とあるのが気になります。 >というのも、それこそ被告人だって、刑事上訴えられたというだけで、何か犯罪を犯したと決まっているわけではないのです。 > >従って、被告・被告人の混用はかえって望ましいことであり、被告という言葉のイメージを変えていくべきなのです。  たしかに、被告人もまだ訴えられている段階では犯罪者ではありません。無罪判決もあるのですから、まったく善良な人が被告人となってしまう場合もあります。  しかし、被告と被告人はまったく違うものです。被告は国に訴えられているものであり、被告人は民間の人同士で訴えられているのです。  民事訴訟では、被告は、たとえていえば借金を返していなくて相手方に返還を求められたり、離婚の訴訟だったりします。確かに被告は悪いことをしていることもあるかもしれませんが、それは法律には触れていません。原告が勝訴した場合も原告は、当然得るべき利益が返還されるだけです。また、離婚訴訟などを考えてみれば、悪事を犯していないことも多いということは容易に知れるでしょう。  それに対して刑事訴訟では、訴える側は国です。それに対して被告人は、「国に対して何かをしでかした」のではありません(その場合もないわけではありませんが)。国が直接被告人から被害を受けて、その損害分(当然得るべき利益)を取り戻そうとしているわけではありません。国は、秩序を守るために(法を守るために)被告人を訴えるわけであり、罰金を取った場合でもそれは被害者には還元されず、国におさめられます。  したがって(うまくいえていないかもしれませんが)、被告と被告人はまったく違う概念です。これを混同することは望ましいなどとはいえないはずです。

noname#2543
noname#2543
回答No.3

回答ではないのですが、SYSHさんの回答で、 >被告は民事上で訴えられた方というだけですから、何か犯罪を犯した(と警察に疑われている)わけでもありませんし、 とあるのが気になります。 というのも、それこそ被告人だって、刑事上訴えられたというだけで、何か犯罪を犯したと決まっているわけではないのです。 被告・被告人という言葉の語源はよく知りませんが、刑事裁判が民事裁判のアナロジーでとらえることができるのは重要なことです。お上がお白州に引き出すのと違い、被告人・検察官は、あたかも民事上の被告・原告と同様、対等な当事者なのです。判決が出るまで、被告が悪くないのと同様、被告人も悪くないのです。 従って、被告・被告人の混用はかえって望ましいことであり、被告という言葉のイメージを変えていくべきなのです。 以上のような考え方に反対する方が多いでしょう。確かに、日本の刑事裁判の有罪率は極めて高く、被告人といったらほとんど犯罪者でしょう。そして、そのような犯罪者に対し、黒を白と言いくるめようとする弁護士がいることも事実です。「被害者の人権」などという言葉も、このような文脈から出てきます(もっとも、加害者を処罰する権利は被害者にはないと思うのですが。国に被害の補償を求める権利は認める余地はありますが)。 しかし、それでもなお、国家権力というものの危険さは認識すべきだと思います。明日は我が身なのですから(男なら、痴漢に間違われるなんて、ほんとに人ごとじゃないのです)。

  • SYSH
  • ベストアンサー率60% (46/76)
回答No.2

 大学の法学部に在籍中のものです。  crimsonさんのおっしゃるとおり、民事で訴えられたほうが被告であり、刑事の場合は被告人です。  マスコミもこのように混同するから、日本国民は「被告=被告人」と誤認してしまい、被告=悪い人というイメージがいつまでたっても消えません。被告は民事上で訴えられた方というだけですから、何か犯罪を犯した(と警察に疑われている)わけでもありませんし、被告が勝訴した場合は、原告こそが悪人であり被告は善人であったという場合だってあります。  被告という言葉を変えようという議論も以前は、なされていたようです。しかし名前を変えたからといってイメージは早々かわるものでもありません。しかしマスコミは公共の電波を利用しているわけですから、もっと言葉の使い方に正確になって欲しいですね。

mangan8000
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 たしかに被告=なんかやった奴ってイメージありますね。 マスコミ関係にも当然法学部出身者いるはずなのに なぜかどこのテレビ局も新聞社も同じになってますね。 不思議です。

  • crimson
  • ベストアンサー率40% (900/2202)
回答No.1

いえ、変わっていません。 これはmangan8000さんのおっしゃる通り、 民事 … 被告 刑事 … 被告人 が正解です。 いわゆる「マスコミ表現」として、「告訴された人」の 総称として「被告」という言葉が用いられており、双方 の間に“イメージ上の差異”がはっきりと認められてい ない、という認識から、厳密な区別がされていないので しょう。 ちなみに、「容疑者」というのも法律用語としては存在 でず、「被疑者」が正解です。

mangan8000
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 やっぱりマスコミ用語だったんですね。 でも法律学びはじめた者によっては 間違いやすいですよね。 公の電波で表現してるわけですから・・ 他に似たような例として強姦→婦女暴行 強制猥褻→いたずらとかありますが、 このように表記されるとそんなに重くない 罪のように感じられます。 これでいいんでしょうかね~

関連するQ&A

  • 被告と被告人の違いについて

    被告と被告人の違いについて お世話になります。 被告→民事事件 被告人→刑事事件 という明確な区別があるにも関わらず,ほとんどのテレビ局で刑事被告人のことを「被告」と報道しています。 こういうことは曖昧にすべきではないと思いますが,どう思われますか? (もし同様のことで何か気になることがあれば合わせて教えてください。)

  • ガーシー被告

    ガーシー被告に懲役4年が求刑されましたが、現在、ガーシー被告は身柄を拘束されているのでしょうか? また、よく、ニュースで、「~が懲役〇年求刑されました」と報道されますが、その被告が身柄を拘束されている場合と拘束されずに、自宅から裁判所に向かうケースがありますが、この両者はどのようにして見分ける事ができるのでしょうか?

  • 保釈中の刑事被告人、出廷しなくていいの?

    逃走犯のニュースでよくわからないのですが、保釈中の刑事被告人は判決を受けるとき、裁判に出廷して判決を聞く必要はないのでしょうか? 保釈中に裁判サボったら即逃亡犯ではないのでしょうか? あと保釈中に刑が確定したら、警察?法務省役員???はなにを持って捕らえにいくのでしょうか?逮捕状?懲役執行令状???

  • マスコミにおける『被告』の呼び方

    メディアはいまだ酒井法子でほぼ持ち切り状態ですが、 ずっと気になっているのが『酒井被告』という呼び方です。 刑事裁判では『酒井被告人』って呼ぶんじゃないのですか? 『被告』と呼ぶのは民事や行政事件の訴訟のときだけだと認識してたのですが… 報道などで刑事事件における『被告人』を呼ぶときは『被告』と略すとか?? でもコメンテーターとかで出てる法曹関係者は みんな『酒井被告人』って言ってるしなぁ、と気になってます。

  • 被告?被告人??

    最近とても気になっていることがあります。 私は”被告”と”被告人”には大きな差があり、 違うものだ、と認識していました。 前者が民事の場合、後者が刑事の場合、ですよね? 結構耳につくのですが、TVのニュースでは”被告人”という言葉は使わずに、すべて”被告”といってしまっています。 TV局の編集者が物を知らないんだな、と思っていたら、 http://www.asahi.com/national/trial.html このようなサイトでも”被告”としか書かれていません。 もしかして法律が変わって、どちらも”被告”でいいことになったのでしょうか? 私は前前から 「被告と被告人には大きな違いがある。混同してはいけない」 と思っていたので、ちょっとショックです。 例えばNHKのニュースではきちんと使っているのでしょうか? 日本経済新聞のような堅い新聞ならきちんとしていますか?

  • 刑事被告人のことをなぜ「被告」と言うのか?

    刑事事件で起訴された人を,刑事訴訟法等の法律においては,「被告人」と呼びます。 しかし,マスコミはなぜか「被告人」と言わずに「被告」と言います。 このことが,民事訴訟で訴えられた人である「被告」のイメージまで悪くしていると思うのです。 マスコミはなぜ,「被告人」と言わずに「被告」というのですか? 教えてください。

  • マスコミはなぜ被告人と被告を区別しないのか

    刑事訴訟では被告人、民事では被告であるはずですが、なぜかマスコミは被告として同じに扱います。全く意味が違うのになぜあえて誤解を招く用法にこだわるのでしょうか?

  • 植草被告の求刑について

    昨日の報道ステーションで「植草被告」に求刑が「懲役4月と手鏡没収」と報道されてましたが、新聞(読売)には手鏡没収の文字がなかつたですが、この場合の手鏡没収とはどうゆうことを言うのでしょうか?実際だとすれば何故このような馬鹿げた求刑をするのでしょうか?疑問に思います。また、何故植草被告はかたくなに非をみとめないのでしょうか?実際この場合どのような判決が下されるのでしょうか?

  • 1被告人に複数の判決が下るのは何故ですか?

    日本の刑事裁判では、複数の罪で起訴されていても、総合的に1つの判決が下ります。 ところが、中には複数の罪を犯した1人の被告人に対し、複数の判決を下している事例があります。 ↓に知っている事例を挙げましたが、これは何故なのでしょうか?他にも事例はあるんですか。 また、通常死刑囚は拘置所に収容され、懲役刑のような労働は行いませんが、懲役14年と死刑判決を同時に受けた高田死刑囚は、どのような処遇を受けているのでしょう? 勝田・元死刑囚(2つの死刑判決) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E7%94%B0%E6%B8%85%E5%AD%9D 高田死刑囚(懲役14年と死刑の判決) http://members.at.infoseek.co.jp/gonta13/newpage521.htm

  • 刑事裁判では被告人~民事裁判では被告  何故民事裁判は「人」が付かない

    刑事裁判では被告人~民事裁判では被告  何故民事裁判は「人」が付かないの? 教えて下さい。