タイトル通りの質問ですが,事情を説明しますと。
K. Peter C. Vollhardt, Neil E. Schore 著「Organic Chemistry」(第3版)の p.73 に,van der Waals 力に対する注として『Note: In order references the term "van der Waals forces" refered exclusively to what we now call London forces; van der Waals forces now refers collectively to all intermolecular attractions.』とあります。
つまり,「van der Waals 力」は非極性物質間に働く「ロンドン力(London forces)」だけではなく,全ての分子間相互作用の事である,というわけです。
で,このペ-ジの説明を見る限り,「van der Waals 力」は「イオン間のク-ロン相互作用」,「双極子-双極子相互作用」,「ロンドン力」を全て含んだものととれます。
私自身は,「van der Waals 力 = London 力」と考えており,実際,他の教科書ではその様に説明されています。
で,質問です。上記の van der Waals 力の定義はこの教科書だけの(間違った?)ものでしょうか。それとも,最近はこれが一般的な定義になっているのでしょうか。有機化学は専門ですが,この様な点はあまり気にしていなかったものですから,私が無知な可能性もあると思い質問いたします。
どうぞよろしくお願い致します。
タイトル通りの質問ですが,事情を説明しますと。
K. Peter C. Vollhardt, Neil E. Schore 著「Organic Chemistry」(第3版)の p.73 に,van der Waals 力に対する注として『Note: In order references the term "van der Waals forces" refered exclusively to what we now call London forces; van der Waals forces now refers collectively to all intermolecular attractions.』とあります。
つまり,「van der Waals 力」は非極性物質間に働く「ロンドン力(London forces)」だけではなく,全ての分子間相互作用の事である,というわけです。
で,このペ-ジの説明を見る限り,「van der Waals 力」は「イオン間のク-ロン相互作用」,「双極子-双極子相互作用」,「ロンドン力」を全て含んだものととれます。
私自身は,「van der Waals 力 = London 力」と考えており,実際,他の教科書ではその様に説明されています。
で,質問です。上記の van der Waals 力の定義はこの教科書だけの(間違った?)ものでしょうか。それとも,最近はこれが一般的な定義になっているのでしょうか。有機化学は専門ですが,この様な点はあまり気にしていなかったものですから,私が無知な可能性もあると思い質問いたします。
どうぞよろしくお願い致します。