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卿(けい)という二人称について

卿(けい)という二人称は女性に対しては使わないと聞きましたが、理由は何故ですか? 卿=兄(けい)でもあるのでしょうか。 また、卿は男性相手だったら身分関係なく使えるのでしょうか?

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  • Nakay702
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回答No.2

>卿(けい)という二人称は女性に対しては使わないと聞きましたが、理由は何故ですか? 卿=兄(けい)でもあるのでしょうか。また、卿は男性相手だったら身分関係なく使えるのでしょうか? ⇒以下のとおりお答えします。 古語辞典によれば、平安時代のころ、卿とは「大・中納言、三位以上、および参議の称」とあります。ということは、「女性に対しては使わない」というより、「そういう地位・職位につく女性がほとんどいなかった」というのが主たる理由だったと考えられます。 また、英語との関係では、LordやSirの対訳としてこの卿を当てたそうで、ここでもやはり男性を対象とした敬語として用いられることを示していますね。 その他、広義には、君主が臣下を呼ぶ際その名に冠したり、さらには(友人づきあいなどでなく)事務的なやり取りで、相手の身分とは関係なく、軽く敬称を添えるくらいの感覚でも用いられたようです。 ただ、「卿(けい)」と「兄(けい)」とは、たまたま音(どちらも「きょう」と読むこともあるという点も含めて)や、用法の一部が共通していますが、語源的つながりはないようです。

回答No.1

«基本的に立場が上の人が自分より下の人に対して使うみたいです。 ルーツは、君主が臣下の貴族に対して言っていたことだそうで、貴族(の中でも侯爵~男爵)の尊称Lordに相当するといいます。(*公爵はYour Grace、閣下) ««女性の貴族はやはり当時には少なく、ゆえに今、女性に対しては使わないのではないでしょうか。 また、現在 目下の人への呼称として使用されるのは、中国や日本だけだそうです。 «««兄の方は意味は近いですが身分が近い・同等な場合に使うことが多いようです。 貴卿 とすると、やや丁寧になります。