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英語現在分詞の解釈
- 英文中のoccurringを解釈する方法について
- 動名詞の解釈に関する説明
- クライシスによって発生する敵意の可能性について
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以下のとおりお答えします。 >Crises such as those over Berlin in 1948 and 1961, Cuba in 1962, and the Middle East in 1973, significantly increased the possibility of hostilities occurring between the two superpowers(アメリカとロシアのこと). 動名詞を調べると今まさに起こっているような解釈が付与されるようですが、でも実際は起こってはいないと思うのです。わかりやすく教えていただけますか。 ⇒この場合のoccurringは、表題でお書きのとおり現在分詞ですね。現在分詞の形容詞的用法で、hostilitiesを後ろから修飾(後置修飾)しています。 現在分詞の基本的な意味特徴は、ひと言で言えば、「不完了」です。不完了には2つの意味的側面があります。つまり、「進行中だが、まだ完結していない状態」と、「起ころうとしているが、まだ起こっていない状態」です。これら2つの状態を独立文で表す場合、前者は通常「進行形」を用い、後者は「未来形や近接未来のbe going toなど」を用いて表現しますね。 本題に戻りますが、形容詞的用法の現在分詞は、状況に応じて上の2つの状態のどちらも表しますので、ある場合には「今まさに起こっていること」を表し、またある場合には、「(起ころうとしている、または起こりそうな気配はあるが)でも実際はまだ起こってはいないこと」をも表すわけです。 ということで、お調べになった解説も、yuritokajiさんが主張なさっていることも、両方が正しい、と言えることになります。そして、それを本文に当てはめて考えると、「米ソ列強が敵対しそうな気配はあるかも知れないが、しかし、現実に敵対行為が進行中というわけではない」ことを表していると思います。つまり、仰せのとおりです。
お礼
Nakay702様 いつも本当にありがとうございます。毎回わかりやすい解説で本当に助かっております。 ありがとうございました。