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養蚕 成虫にして産卵させるのは?
養蚕のドキュメンタリー映像を見ました。 成虫が卵を産むところから始まったのですが、生まれた卵は全て 卵>孵化>繭>絹 とせずに、翌年用に種を産む分は取り残して成虫>産卵させると思うのですが、どれぐらい残すのでしょうか? 1割?
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別々に飼育されたある系統の雄と別の系統の雌で生糸生産用の卵を産ませるという農作物みたいなことをやるようです。 https://kotobank.jp/word/%E8%9A%95%E7%A8%AE-70779 蚕種とは - コトバンク http://www.kougensha.com/project/production/index.html 蚕種製造の工程 | 高原社の取組 | 高原社 https://www.sato-yama.jp/kaiko_tamago.html 蚕の卵からの飼育 【繭と蚕の里山のクラフト便り】 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%91%E7%A8%AE%E7%AC%AC%E4%B8%80%E4%BB%A3 雑種第一代 http://silkfact.jp/wp/wp-content/uploads/koutei.pdf 蛾から卵を採取する蚕種業と、蚕が繭になるまで飼育する養蚕業と、繭から生糸を製造する製糸 業の三つをまとめて蚕糸業といいます。蚕から生糸をつくっていく工程をみていきましょう。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%B3 カイコ https://www.maff.go.jp/j/meiji150/you/01.html 蚕種製造:農林水産省 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9A%95%E7%A8%AE 蚕種 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9A%95%E7%A8%AE%E8%A3%BD%E9%80%A0%E6%A5%AD 蚕種製造業 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9A%95%E7%B4%99 蚕紙 全くの素人ですが、気になったので調べました。 以下は余談です。 親の実家では養蚕をやっていて親も作業を手伝ったそうです。おしらさんと呼び大事に大事に育てたそうです。お湯を沸かして湿度にも気を遣ったとか。沢山の蚕が桑の葉を食べるので、やはりシャワシャワと結構大きな音がしたそうです。桑の葉を片付けるときは蚕を別のところにたけてやらなければなりませんが、小さいうちは鳥の羽を使い歩くときに出していく糸を掬う感じでやったそうです。鳥の羽は糸を掴んで離すのに最適だそうで。 中にはすごく元気なのがいてすごい勢いで桑を食べ移動するときも他の蚕の上を歩いていってしまう。そういうのががしおしら。同じ集落にがしおしらといわれる祖父母世代の方がいたそうです。読み書きができず言うことがころころ変わる人で街に行くときは下駄を借りに来て行って帰って来ると歯がなくなるくらい減ってだめになるのだそうですが、大して減っていにゃあっ!といって返してくる。それでも祖父母は毎回貸してあげるのだとか。子供心に納得がいかなかったと語っていました。 どこかのおじさんが朝方桑畑を行ったり来たりしているのが見つかったこともあったそうです。きつねに化かされたらしいです。親は朝帰りをごまかす演技とかの線を疑っていましたが、すんごい頑固なおじいさんが大きな火の玉に追いかけられて近くの家に駆け込んだが腰を抜かしていたとか、当の親が前から来た火の玉にぶつかった(ゴォーと音がして30~40センチで複雑にぐるぐる渦を巻いていた。熱くはなく衣服にも跡が残らなかった)なんてこともあったらしいのでひょっとしたらひょっとしますね。 戦後すぐの頃の話ですが、養蚕が身近だったことが伺えます。 私が小学校でカイコを育てたときもそういう「がし」なのがいてそのとき聞いた話です。
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- SPS700
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僕は農家の1945年に、桑の木の根を掘り取って(もうこれで桑畑は使わない)という、最後の養蚕を手伝った者ですが、その時祖母は農協の人に卵を準備してもらっていました。 その時僕が見たのは、中央に印刷した直径15ミリぐらいの黒い点のある紙切れでした。これを祖母が買ったのか委託されてもらったのかは知りません。 その丸い点が黒い粉のようになって動き出し、大きな籠を背負って桑畑を1日に何回も桑の葉を採りに行き、夜中にも桑の葉を補充しなくではならなくなり、その何百という小さな口が桑の葉を食べる音が、トタン屋根位に大雨が降るまさに沛然たる驟雨でした。
お礼
貴重な体験談ありがとうございました。卵はどこかで保管されて、養蚕家へ届けられるのですね。自宅で保管・繁殖しているイメージでした。
お礼
おもしろいお話と有益なリンクありがとうございました。おもしろい風習というかお話です(笑)