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アスパラの食べ方のコツとは?
- アスパラガスの食べ方のコツをご紹介します。アスパラガスは細いものが主流ですが、太いものも美味しく食べる方法があります。
- アスパラガスを太くするためには、栽培方法を工夫する必要があります。土壌の栄養や水の管理などに注意して栽培しましょう。
- アスパラガスの太さに関係なく、美味しく食べるコツは茹でることです。程よい硬さが残るように茹でて、ソースやドレッシングと合わせて楽しんでください。
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植えて何年目なのでしょうか?もしかすると苗を買ってきて植えたのではありませんか? アスパラガスは数年間(生産者により年数は違う)栽培し株がほぼ成熟してから掘り上げて根をむき出しのまま売る裸株(種根とも呼ぶ)と、ビニールポットなどに植えられている発芽2~3年のまだ幼い苗のが売られています。茎が市販のMサイズほどの太さに育つのは大体苗から植えて3年はたってからの株で、株の年齢が上がるほど栽培が上手く行われているのなら太い茎も生えて来やすくなるものですが。まだ苗が若いからだと感じますが・・・。もしそうなら太い茎が生える程に成るまではもう2~3年は待たなければならないかと・・・。 あと、アスパラガスは雌雄異株でオス株よりもメス株の方が比較的太めの茎が生えやすい傾向がある様に感じます。一般的に良く流通するのは茎の太さのサイズが平均し芽先が筆先の様に尖りまっすぐ長く伸びて形が揃いやすいオスで、芽先が丸くて傷つき易く茎サイズもLやLLが生え出てきやすいメス株は太すぎたり曲がって生えてしまったりと出荷時にサイズが揃えにくく箱に綺麗に詰めにくいので、農家ではメス株は自家消費用か不ぞろいでも売れる地元の直売所や道の駅などの「市場を通さない販売」へ回す事が多い様です。昔は実生苗だったのでオスメス混在で栽培してましたが最近は効率重視でオス株の良質な個体をメリクロン技術などで増殖し苗にしてから生産者に栽培させている所もあるそうです。 近年、オス株の茎よりもメス株の方が瑞々しく歯ごたえが良くて美味しい事がテレビなどで紹介され一般にも知られてきて、見た目よりも味の方を重視する近くの街の店の料理人などが農家と直接契約して形に拘らない調理法で美味しい料理を作り提供している様です。メスの茎には種子を実らすまでの養分が必要な分、茎は市販のオスの茎よりも2~3倍太くて茎が平べったかったり見た目が不格好な物も多いのですが適切に育てられたメス株の茎だと採れたての味はオスの茎とは比べ物になりません。 一般に売られるアスパラガスの苗や裸株は生産農家の考え方により雌雄どちらの株も出荷するか、オス株だけを選んで出荷するかのどちらもある様で苗の内だと詳しい人でなければ雌雄の見分けが難しい為に美味しいアスパラガスを望んで苗を買ってきて植えても、数年経ち芽が出て茎が伸びてくれば先端が尖っているオス株ばかりだったという事も珍しくない様です。市販品程度の太さに茎が生えてきた時に芽先が少し丸っぽく、葉が茂ってくると花を沢山咲かせた後に(雌雄どちらも小さな花が咲きますがよく見ると構造が違う)丸い実が付き真っ赤に熟すのがメス株で秋に野鳥が実を食べに沢山飛んできます。 植えた中に一株でもメス株があれば実から種子が落ち、適度な環境だと周りから芽が生え実生株が育ちます。見つけたら小さいうちにビニールポットなどで育てある程度育ってから移植しておくと、その中にどれよりも育ちが良く多く芽を出す株が出る事があるので、その株からまた種子で殖やすことを何世代か繰り返し良い物だけ選抜していけば、市販苗よりも生えた土地の環境に馴化した、丈夫で栽培し易い株へ育ちます。 苗から植えて茎が伸びて来てもできれば食べるのはもう2年ほど我慢し茎を多く茂らせて株自体を丈夫に育てる事を優先させた方が後々良いです。生えて来る茎が食べるにはまだ細すぎますし、植え付けて数年間は出来るだけ茎を多く生やし葉を茂らせて光合成で養分を多く作らせ根に沢山貯めさせておいた方が充分に株が成熟してくれるので、その後は長ければ10年くらいは春に一定数の収穫が続けられます。早いうちから収穫本数が多いと回復が追い付かず段々と生えて来る本数も品質も落ちてきてしまいます。 海外からの輸入物も多く比較的お値段の高い市販品のアスパラガスを買うのよりもコストを抑えたいとお考えなら最初から広い畑で一度にたくさん植え栽培した方が長い目でみればお金もかからず美味し物が食べられます。ただし葉が茂れば場所をとるので一株につきかなりの広さが必要な野菜です。 植える株数の目安は市販品で買い家族で食べる料理一回分に使う本数と同じ数の株数。例えばMサイズの一束10本入りのを買うなら苗を最低でも10株植えれば、将来1シーズンにつき市販品の本数より少し多めの本数が(気候や土が合えば少し多いくらい)少なくとも料理3~4回分得られます。元々一株から沢山収穫できるような性質の野菜では無いので、ほんの数株での栽培では一回で収穫できる本数が少なすぎて結局は栽培するよりも市販品を買ってきて食べた方がお安くつく事に・・・。もし栽培環境や土質などに問題無く植える広さがあるなら今春に苗を買い足し植えておくことをお勧めします。一度根付けば枯れた茎を片付ける手間が大変なくらいで追肥位しか作業も無く、病害虫の害が無いなら農薬での防除も特に必要なく、人の背丈ほどの高さにモサモサと茂るので強風や台風被害が考えられるところなら茎が倒れない様に支柱とロープで支えておく程度の管理で問題無いです。 アスパラガスの場合早いうちから1シーズンに茎をたくさん取ってしまうと株が早く弱り易くて5年以降から先は思う様な品質や茎数が望めなくなります。私の知り合いのアスパラガス専門農家は比較的新しい「故意に株の寿命を短く終わらせてしまい、その分品質が良い物を多く収穫する」という栽培法を実践していて、植えた苗が育ってSサイズの茎が多く生えてくる様になるとまずは栄養を得るための葉を何本か伸ばし葉を茂らせておいてから、その葉から得た養分で後から次々生えて来る茎を通常よりも長い収穫期間収穫し(通常の栽培だと収穫期間生えた茎は全て収穫してしまう)収穫年数が5年経てば収穫期間終了直後にトラクターで株を畑に漉き込んで緑肥代わりに。翌春に連作障害予防の土作りをしてから新たに苗を植え付け育てます。専業農家になってからは元々の自分の畑の他に他所の地区の畑をいくつも借りて、ローテーションで毎年3~4か所の畑から収穫出来る様に、育つ年数が違う株を畑ごとに分散させ育てています。この栽培方法は連作障害予防の堆肥や肥料の調整なども難しく、苗自体をそれぞれの畑と栽培サイクルに見合う品種の種子を選び蒔いての苗から自家生産栽培なので家庭菜園ではなかなか真似はできないと思います。 従来の育て方だと芽が出てから茎を収穫できる期間はそれほど長いわけでは無く(春の気温上昇が遅い寒い地域でも。本州だと気温が急上昇する分余計短い)、芽がどんどん生えて来ても葉を茂らせ養分を根に貯蔵し株を出来るだけ長い年月維持していくためにはあまり多くの本数は獲れません。 ホワイトアスパラガスからグリーンに転向した隣地区の親戚の農家は収穫期間を厳守し茎を育て葉を茂らせた後、茎が生えて来ても絶対に獲らず(遊びに来ていた親戚が事情を知らずに穫ってきてこっぴどく怒られてました)残して葉を茂らせた茎の数も他所の農家より本数が多くて、地形的に土質に恵まれ品質も良かったらしく農協を介し大手製薬会社と契約して健康ドリンクの原料として出荷してました。某ポテトチップス会社と専用品種ジャガイモの契約栽培もしていたので先祖代々からのアメリカ式農業での優れた栽培経験が認められ、化成肥料にあまり頼らず当時でも既に珍しかった農耕馬を良質な馬糞堆肥を作る為に飼いつづけ、有機肥料を適度に使っていた事も良質な品質へ繋がっていた様です。 もし苗を植えてまだ3年経っていないなら茎が細いのは当たり前ですが、もしそれ以上経っていても市販品程の太さが無いなら、栽培にはあまり向かない環境(元々涼しい気候を好むので主産地は北海道や東北)だったり栽培にあまり向かない土質であることが考えられます。市販の苗は適した産地で育てられたものが全国各地に出荷されるので、もし本州などで育てると地形から来る環境に合わなかったり梅雨時期や夏の暑さに弱い性質を持つようです。 北海道の我が家の敷地は元は田園地帯で、先代が畑作への転換後土壌改良して当時は缶詰での需要が多かった高畝で作るホワイトアスパラガス栽培を試みてみましたが間もなく消費者の好みが変わり、ここの土地だと畝を作らずに生やすグリーンアスパラガス栽培の方はあまり向かないとわかって他の作物の方へ転換しました。 北海道や東北ではこぼれ落ちた種子が散らばり畑以外で野良化して思いもしないところから生えて来て、我が家ではアスパラガスの栽培はもうしていませんが元農家で比較的広い敷地を残してあるので一回りすれば一回食べられるくらいの本数が穫れます。ただし生え出る日にちがバラバラなので食べごろの物ばかりでなく少し早かったり伸びすぎた物なども。でも我が家の野良アスパラガスは何故かメス株が多いので太く瑞々しく、また春には敷地に「野良で生えているニラ」や先代が植えて殖えたウドやウルイ、勝手に生えて殖えた野生のミツバなど山菜もあるので(収穫時期が重なり収穫適期も短い)アスパラガスは1シーズン一株につき3~4本ほどしか収穫せず育って茂る茎が多くて(そのためか20年以上経っても元気な古株が多い)おかげさまで全く手間をかけず採りたて茹でたての、流通中どうしても味が落ちてしまう市販品より何倍も美味しい物がいただけています。
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- FattyBear
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他の方も言っていますが、 株(根)を充実させることが太い芽を出させるポイントです。 下記の動画を参考にして下さい。 https://www.youtube.com/watch?v=lToT4WjYdEs
お礼
ありがとうございます。
おはようございます。 アスパラは根が太くならないと、太いアスパラは出てきません。そうなるには、3~4年かかります。 3年目ぐらいからは収穫してもよいでしょう。10年は収穫出来ますから、それを楽しみに辛抱して下さい。 葉っぱを大事にして、肥料もあげて、根を太らせて下さいね。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。