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イタリア語の質問です。

イタリア語の未来形や条件法の用法で推量の表現がありますが、その使い方やニュアンスの違いがよくわかりません。 例えば、次のような文です。 Sarebbe meglio fare la prenotazione. Sara` meglio fare la prenotazione. どなたか、その違いをわかりやすく説明していただけませんか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

推量(~なんじゃないの)は,条件法でも直説法未来でも,表すことができ,使い方やニュアンスは原則そんなに変わりません.質問者の出されている例では,ニュアンスも含めてほとんど同じでしょう.  条件法が,推量の意味になるのは,条件法がもともと,仮定文の帰結節に使われる形だからでしょう.「仮定文の帰結節」というのは,「もしAだったら,Bだろう」の「Bだろう」の部分のことです.単独で使われる条件法は,仮定文の「もしAだったら」の部分が省略されていると解釈すると,納得できることが多いです.(といっても,話者が意識的に省略しているわけではありません).  この例の場合,省略されている部分は「私の考えが正しければ」とか「出来るなら」とかそういうのが省略されていると考えられます.  省略されている部分を「もしよかったら」とか「おじゃまじゃなかったら」とか,そんなのを考えると,Vorreiなどが丁寧な言い方になるのが何故なのかが納得できます.(納得できるでしょうか?)  一方,未来が推量に使われるのは,未来→未確定→推量という比較的単純な発想で,これは,外国語の未来形を日本語に訳すときに,ときどき推量の「だろう」を使うのと逆順ですが,同じ発想なので,わかりやすいですよね.  質問者の例で考えると,Sarebbe meglioは,「(できれば)予約しといた方がいいんじゃない」とか「(慎重を期すなら)予約しといた方がいいよね」とかを考えることができます.Sara` meglioのほうは,そういう仮定のニュアンスはなく,単に「~なんじゃない」ということです.  ただし,最初に書いたとおり,結果的にはほとんど同じニュアンスです.  強いて言うなら,何らかの事情で予約をすることが出来ないということがわかってて,うーんでも,本当はしたほうがいいんだけどね~,というような場合には,条件法の方がぴったりくると思います.でもその場合でも未来で言ったら間違いとか,そういう場合は未来では言わないというほどの違いではありません.

cavallo
質問者

お礼

とても丁寧に説明していただき、おかげさまで充分納得できました。 ずっと ひっかかっていた部分だったので、すっきりしました。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • cucciolo
  • ベストアンサー率44% (93/207)
回答No.2

この場合のessereは非人称構文と言って、「誰か」がするのではなく「(la prenotazione)した方がよい」と言う意味ですので、「誰がする」と言う事を明確にしたくない時にtu相手にも使えます。 Sarebbe...予約したほうが良いかも知れない。(予約したほうが良いんじゃないの?と助言をするニュアンス) Sara` ...予約したほうが良いだろう。(こちらには説得するニュアンスがあります)

cavallo
質問者

お礼

参考になりました。ありがとうございました。

noname#118466
noname#118466
回答No.1

たくさんある条件法の用法の中の「語調の緩和」に当たると思います。両者の意味は同じです。 Sarebbe meglio fare la prenotazione ご予約をされるほうがよろしいかと存じます。 Sara` meglio fare la prenotazione. 予約した方がいいでしょうね。 どちらも結果については責任を持たない訳ですが、 前者の方が丁寧な感じを与えます。単純未来は普通の表現です。前者は友人間では滅多に使わないでしょうね。 馬鹿丁寧な感じを与えるので。 条件法の本来の使い方、もし~すれば、~だろうという場合は別です。条件法の使い方は文法書(入門書)の最後の方に出てきます。

cavallo
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございました。

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