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アルコール依存症とうつ病 再発する?
- アルコール依存症とうつ病の関係について質問させてください。兄が十年以上前にアルコール依存症になり、その後何度か鬱病の再発を繰り返しています。
- 兄がアルコール依存症や鬱病になるきっかけと再発のリスクについて心配しています。また、薬を飲んでいる場合にお酒が飲める状態に戻るのかも知りたいです。
- 兄が最近連絡が取れなくなり、母の面倒も見てくれなくなっているようです。ほっておいても大丈夫なのか心配です。
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アルコール依存症は、治らない病気です。 もしアルコール依存症の人が死ぬまでお酒を飲まなかったら、それは死ぬまで酒を「中断した」となるのだそうです。 つまりアルコール依存症(アルコール依存症に限らず、薬物依存症などもそうです)の人は「酒を飲まずに(我慢できた)今日を死ぬまで続ける」しかないのです。毎日が我慢なのです。今日お酒を飲まずに済んだ、明日もまた頑張ろう。そういう毎日が続くのです。 だけどテレビのスイッチを入れると、美味そうにお酒を飲むCMがばんばん流れてくるのでアルコール依存症の人にはかなりキツいですよね。 ですからお兄さんは「お酒がまずくなる薬を飲んでお酒を飲みたい誘惑と毎日戦っている」のです。この戦いは、お兄さんが息を引き取る日まで続きます。 またうつ病ですが、うつ病では「完治」という言葉は使いません。「寛解」という言葉を使います。寛解とは「症状が出てこない状態」を指します。 私も元うつ病で、今は寛解しており薬も飲んでいません。でもこの先一生二度とうつ病になることはないと断言することはできません。ならないように気をつけることはできますが、度を越したストレス、例えば大切な人が死ぬとか全財産を失うとか、そういうことがあったらうつ病になる可能性は否定できないです。 アルコール依存症は脳細胞が破壊されますから、うつ病にもなりやすくなります。ついでにいうと認知症にもなりやすいです。 脳は糖分をエネルギーとしています。糖以外は脳のエネルギーには本来なりません。ところが不思議なことに、アルコール依存症の人の脳は酢酸をエネルギー源として好むことが海外の研究で明らかになりました。 アルコール依存症の専門医の間では、アルコール依存症の患者の治療で十分な糖分を与えているはずなのに、なぜか認知症が進んでしまうことがよくあることが臨床的に知られていました。 つまりアルコール依存症の人は、糖分をエネルギーとして十分に使うことができないのです。なぜそうなるかは分かっていません。 アルコール依存症は肝臓を破壊し、脳も破壊するのです。あくまで個人的見解ですがね、あたしゃ大麻よりアルコールのほうがよっぽど毒だと思いますね。 アルコールで肝臓を壊し、肝臓がんからの肝硬変。それか脳が破壊されてうつ病からの認知症。これがアルコール依存症の二大末路なのではないかなと思います。 もちろん中には何とかお酒を断ち認知症にもならず、働きながら断酒を続けている人もいます。それはできない人をなじるのではなく、できている人を褒めるべきなんじゃないかなあと思います。私が直接話を聞いたりテレビなどで見た断酒を続けている人は「酒で子供に迷惑をかけた。これ以上子供に迷惑をかけたくないからなんとか頑張っている」という人が多いですね。そういうモチベーションがないとなかなか大変だと思います。
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- pipipi911
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アルコール依存症は、治ることが ないのです。 うつ病などの精神系の疾患は、 容易に寛解を迎えませんが、再発は 早いです。 専門書等で、キチンとした 知識をシッカリとゲットしませんか。 ベストは、アナタ様が 精神科医になってしまうことです。 Good Luck.
お礼
ありがとうございました。そうですね、もう少し知識を身に着けてもいいかもしれません。
- BUN910
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うつ病は再発します。(経験者です) 昔、仕事のストレスから発症しました。 1年ぐらいで職場復帰(別な職場)しました。 薬も飲まなくなり、数年(前の発症から8年)、丁度異動で職場や仕事内容が変わり、発症しました。 その時に聞いたのは、「うつというのは治ったように見えても、10年ぐらいは身体の中に残っている」と。 厄介な病気です。 うつの人に対して、注意や「頑張れ」などの言葉は厳禁です。 ただでなくとも人に対してうしろめたい気持ちでいます。 できるだけ人と接したくないはずですので、下手な声掛けは無用です。 話しかけるにしても「体調はどう?」「寝れてる?」など、問いかけの言葉がいいと思います。 相手が回答してくれれば、それに応えるとかそこから話が続きますし、答えなくても無理に答えを求めないようにしてください。
お礼
ありがとうございました。そうなんですか…鬱になるとなんか、こう、後ろめたい気持ちがでてくるんですね。言葉のかけ方については以前に新聞か何かで読んだことはあったのでそこのところには気を付けていたつもりなのですが、やはり難しいですねぇ…思わずきつい言葉が出てきそうになるときもあるのですが、その時は一歩下がって、言葉を探して言うようにしています。こちらから会話を避けているように受け止められるかもしれないのですが、話すことはとても少なくなりました。それがいいことなのかどうか?疑問です。
- rokutaro36
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アルコール依存症も、うつ病も再発します。 うつ病の場合、患者の状態を注意するのは、絶対にしてはならないことです。 症状を悪化させるだけです。 治療に家族などの第三者の協力が不可欠なのは、このような批判から守ってあげる必要があるからです。 その守ってくれるはずの相手からの注意や批判は、何よりも残酷です。 無批判で見守ることが何よりも大切で、そうすることで患者が心の安らぎを得られて、回復に向かいます。
お礼
母も私もそうなのですが、治ったかどうかの見極めがつけられないです。なかなか難しいですね。特に私は年に一度会えばいい方なので。母は治ったと思っていてポンポンと気が付いたことを言っていたようなのですが、兄にしてみたらかなりストレスになっていたみたいです。 例えば身だしなみなど、言わないと気が付かない。いわなかったらそのままで、会社の人から言われてしまう。ひどくなればこのご時世、首にもなりかねないですからね。その前に親として、という所があるみたいなんですが…
お礼
ありがとうございました。両親から聞いた話だと、アルコールでだいぶ「凄いこと」をやらかしたようなのです。 以前に会った時に、レストランなどで食事をすると「俺は良いから飲めよ」と言って勝手にお酒を注文したりしてくれて、本人はソフトドリンクで終わらしておりました。お酒には手を出さんという意志はしっかりしているようなのですが…