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noname#58431
回答No.1
「金融の自由化」を「資本主義のカジノ化」と揶揄した表現であるといえます。 80年代以降，世界経済は混迷の度を深め，アメリカの「双子の赤字」が世界経済の混乱要因となるとともに，新自由主義の名のもとに労働者の権利の制限・社会保障の後退，金融の自由化(＝資本主義のカジノ化)，総じて競争＝市場万能主義への回帰傾向が強まるという理論は下記著書に論拠を求めることになると思われます。 「カジノ資本主義― 国際金融恐慌の政治経済学 ―」 スーザン・ストレンジ著 小林 襄治 訳 岩波書店刊 未曾有の円高・ドル安、株価の低迷，銀行の消滅……その一因は、カジノと化した国際的なマネーゲームにある。戦後世界経済体制の成功と失敗を論じ、カジノ化した金融システムへの処方箋を示した書である。 「 マッド・マネー 世紀末のカジノ資本主義」 スーザン・ストレンジ／著 桜井公人／訳 桜井純理／訳 高嶋正晴／訳 岩波書店刊
