飽きずに読めきられる、読書感想文の本。

質問

こんにちは。高２です。
いよいよ夏休みの終わりがせめってまいりまして、私は毎年のごとく宿題に追われています。

読書感想文の宿題についてのことです。
読書は好きなほうなので、いままでは楽しくかいていたのですが、なぜか今年は本を読む気になかなかなれません。
本を読もうと思っても途中で飽きてやめてしまうのです。いままでこんなことはなかったのに、本当に焦っています。本好きなのに、もどかしい感じです。

そこで、なにか、読み出すと止まらない、一気に読めて感想もいっぱいかけそうな本はないでしょうか。
批判するわけではないのですが、『世界の中心で愛を叫ぶ』『十二番目の天使』など、感動を狙っているような小説は苦手です。
今まで読みきってものすごく面白かった！と思う小説は、

・宮部みゆき『今夜は眠れない』
・金原ひとみ『蛇にピアス』

でしょうか…どちらも読書感想文には向かない気がして…前者は推理小説ですし。蹴りたい背中よりも蛇にピアス派でした。終わりがはっきりしている話が好きみたいです。また、日常をぼんやり書き綴ったような（江國香織）話は、好きなのですが感想がかけません。

参考にはならないかもしれませんが、絵本が好きです。レオレオニなどは、今でも読んでいます。

我侭ですいません。とにかく『面白い』本が読みたいです。感想もかきやすい。読書感想文に限らず、もう一度本の面白さを感じたいんです。よろしくお願い致します。

回答No.8

in-inlolo · ベストアンサー

宿題の読書感想文ということで、どうしても堅い本を選びがちになりますが、人とは少し違った視点でセレクトしてみてはいかがでしょう。宿題といえども、どうせなら面白い本がいいですものね。
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●梨木香歩（著）「りかさん」「からくりからくさ」

児童文学に近いのでクラスのどなたにもバッティングしないと思います。梨木香歩は純粋に読書の愉しみを教えてくれる作家さんです。ぜひ「りかさん」「からくりからくさ」の順で読んで欲しいと思います。
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●河合 隼雄 (著)岩波新書　「子どもの宇宙」 　
●門脇 厚司 (著)岩波新書　「子どもの社会力」
●辛 淑玉(著)岩波新書　　 「怒りの方法」

実はこういうテーマを絞った新書が、一番感想文を書きやすいのではないかと思います。セレクトは大学生っぽいけど実はレポートを書くのも楽なのですよ。物語とは違う面白さがあります。
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●コニーウィリス（著）「航路」
　　　　　　　　　　　「ドゥームズデイ・ブック」

「英語科の方ということで目先を変えて翻訳小説などはどうでしょう。前著は脳死・臨死というテーマながら実にエンターテイメント性溢れる本です。映画になってもおかしくないです。後著はタイムトラベルものです！どちらもドキドキ、興奮させられますよ。
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●篠田節子（著）「女たちのジハード」

直木賞受賞作品です。迷い苦しみ、それでも何かを選び取らざるを得ない現代女性のしなやかな強さが描かれています。これはレビューでは説明できない面白さがあります。女性でも男性でも読んでＯＫの本ですよ。

●小野 不由美（著）「十二国記」シリーズ
感想文といわず、読んではまってください（笑）

お礼

こんにちは。細かく教えて頂いてありがとうございます。早速メモして本屋にいきました！「りかさん」は軽くよんだだけでも優しい気持ちになれる本でした。テーマを絞った新書…こういう本は手をだしたことがないので気になります。コニーウィルスと篠田さんのは見る余裕がなかったのでみてないのですが、今度探してみますね。十二国記は、いつか絶対手をだす予定です（笑）アニメのほうはばっちりみてるので！やっぱりおもしろいんですね！楽しみ～。
本を読むうえでとっても参考になりました。一冊ずつよんでいきたいです。ありがとうございました。