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どちらの大学へ進学するべきか?
大学院への進学を希望している社会人です。将来は博士課程へ進み、大学教授を希望しておりますがそれに際し大学院選びで悩んでいます。(もちろん、現在大学で研究職につくのが厳しい状況だと言うのは教授に相談し理解しています。)専攻は社会学。それぞれの良い点、悩んでいる点は次の通りです。 (1)地元私立 良い点 ・地元では有る程度名の通った大学院 ・将来国立大学博士課程進学への進学のつてあり(研究内容が一番ですが、この国立と共同研究をしているため、進学しやすい。) ・私は主婦のため、地元だと家族にかける負担が 減る。(大学院へ行くことは了承済み) 悩んでいる点 ・研究テーマがある地方を取り上げているので、この大学院だとフィールドワークをする際や資料を探すのが大変になる。 (2)地方国立 良い点 ・研究対象の地域なので、フィールドワークや資料研究に適している。 ・国立だけあって設備が整っている。(資料・施施設) ・いろいろな専門の教授がいるので、あらゆる点から指導を受けやすい。 悩んでいる点 ・地元ではないので、家族への負担が大きい。 ・自分が研究したいテーマと関連する教授がいなかったので、少し違う方向から研究する事になる。(但し、研究テーマ事態は大きく変わらないので内容自体を変える必要はない) (3)地方私立 良い点 ・研究対象の地域なので、フィールドワークや資料研究に適している。 ・教授が研究テーマを1番理解して頂いている。悩んでいる点 ・家族への負担をかける ・将来博士課程へ進学する際に、地方の私立では不利になるのではないだろうか? 大変勝手な相談ですが、みなさんの意見をお聞かせ下さい。
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#7へ対する補足を確認いたしました。 ようやく本音がでてきたかなぁ・・・というのが今の私の感覚です(間違っているかも知れませんが)。 chacachacaさんは、どうも(1)の選択を特に考えていらっしゃるようにも見えます。 しかも、「本当は、直接、旧帝大に修士から行きたいけど、合格するのは難しい。だけど、地元の私立大学の修士課程に行けば、博士後期からの旧帝大系の大学院へのルートもあるから「楽」かしら?。おまけに、近くだから、家族には迷惑をかけない」という風に、私の目には映ります。 chacachacaさんの研究したいという意欲は十分伝わります。しかし、大学教員を目指すということになると、ご冗談を・・・と思ってしまいます(非常勤であれば、分かりませんが)。 大学の教員になるためには、非常に過酷な競争と、研究業績が必要になると思います。現在、chacachacaさんがの年齢がおいくつか分かりませんが(答える必要はありません)、例えば、ストレートで博士課程を修了された方がいるとします。修士と博士課程合わせると最短で、5年ですよね。学部までもストレートできているならば、博士後期課程修了時は27歳ですね。彼らは、博士修了時までに、何本も研究業績を重ねますし、その後も研究業績を重ねていきます。 大学の教員の最初の関門は、助手や講師です。これらは、おおよそ35歳前後までが募集の対象ではないでしょうか?助教授クラスになると、おおよそ39歳前後だと思います(先ほど検索した某国立大学の公募では39歳未満でした)。 chacachacaさんは、これから大学院に入学され、少なくとも、彼らよりも業績が上でないと、就職は厳しいと思います。大学教員をめざすのであれば、家族への負担が増える?とか、資料探しが大変なんて言っていられないように思うのですが。このようなことも、お考えにいれていましたか? 私が、研究者になるために、大学院に受験したいと恩師に話した場合、当然、勧められませんでした。そして、指導教授に言われたことは「君は、世捨て人になる覚悟はありますか?」でした。 ご自身が、疑問や問題に感じておられることを研究したいということは、すばらしいことだと思います。しかし、常勤の大学教員になることは非常に難しですし、厳しいのです。 厳しい言い方をしてしまいましたが、これだけの文面を書くには、それなりの時間もかけています。決して、chacachacaさんを批判しようという心情からではないことを、ご理解頂ければ幸いです。 最後に。 もし、純粋にご研究をされたいのであれば、(3)の地方私立が良いのではないでしょうか(^_^) 良い先生もいらっしゃるようですし。
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- hirosan777
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#5です。#5では、乱文失礼いたしました。我ながら酷いなぁと思っております。 chacachacaさんの真摯な態度をみて、生意気ながら、もう一度、書き込ませて頂くことにしました。乱文は、ご容赦下さいませ。 chacachacaさんは、既にご決心は固められているようですね。ただし、ご結婚されている身を考えますと、ご家族の皆様に、ご理解頂くことが大切でしょうね。 ところで、私の理解力不足が影響しているのかも知れませんが、chacachacaさんが将来、博士課程(博士後期課程)に進学されたいとお考えになっている大学は、(1)(2)(3)のいずれも当てはまらないのでしょうか? あるいは(2)のことを、前提にされていますか? 補足をして頂けると、他の人からも有意義な回答を頂けるかも知れませんよ(^^) さて、上記のことが分かりませんので、それを無視した形になりますが、私の考えを述べさせて頂きます。 私は、いくつかの選択肢があると考えています。 (1)1年遅れでも、旧帝大系の大学院をめざす。 本気で研究者をめざすのであれば、1年遅れでも、旧帝大系の大学院をめざして下さい。これが最も良いと思われます。(博士後期課程も同じ大学院ということで) 1年遅れの間は、受験勉強と、無理を言って、(3)の先生にお願いし、研究活動を少しづつ開始してみることも一つの方法。研究生になれるのであれば、それが一番いいでしょうね。 (2) chacachacaさんのいう(3)の地方私立 こちらは、博士後期課程は無いのでしょうか?少し、気になるところですが・・・ 私の考えでは、研究対象の地域であることや、教授が研究テーマを1番理解していることを考えると、こちらの大学院への進学もアリだと思います。修士課程のうちに、他大学の院生に負けないレベルの学会発表と、投稿論文を2~3本書いておけば(社会学では結構難しい)、十分、旧帝大系の大学院でも認められると思います。修士課程の間、みっちりと専門の先生に鍛えてもらうのも大切なことだと思います。 (・・・修士課程は、あくまで研究方法を学ぶことが前提です。ですから、凄い修士論文なんて、めったに無いですが・・・話がそれました。) 私は、地方の偏差値50に満たない大学の大学院から、東大の助手になられたり、旧帝大系の大学院に進学された人を何人か知っています。もちろん、彼らは、少数派だと思いますが・・・。ということで、こちらもありかな?と思います。 (こちらでは、修士課程で満足して終わり?ってことがあってもいいかな?という気持ちも半分あります。) つまり、私であれば、chacachacaさんの(1)と(2)の選択肢は取りません。とはいえ、あくまで私の考え方です。他の皆様のお考えなども参考にしながら、じっくり考えてみてください。 ※ 大学教官になった後でも、講義の準備だけでなく、会議や雑用、そして自身の研究があり(私立はもっと大変)、家族を犠牲にしなければならない気がいたします。私は、今でも、一番のお勧めは、大学院へ進学はしないことです。私が在学中に、数名、離婚者も目にしてますしね(^^; 。いずれも、主婦をされていて、子どもさんがいらっしゃるケースでした。
お礼
親身に相談に載って頂きありがとうございます。 (1)~(3)まで、全て博士課程がありません。 しかし、博士課程への進学率で言うと、(1)は、旧帝国大学と協同研究をしているので、そちらへ進学される方が多い。(2)は私立の有名大学院への進学が多いが旧帝国大系はいないよう。(3)はあまり進学率は高くない。ここで終了しその後就職する方が多い。 これも進学の重要な検討材料になるのに書いてませんでした。すみません。厳しいとは分かっていても研究したいテーマがあるというのはやはり甘いですよね。
- hirosan777
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補足と訂正 #5です。 訂正 × #4 〇 #4のtakkochanさま 大変失礼いたしました。 補足です。他分野の心理学系の先生のHPですが、 ご参考にされてはいかがでしょうか?社会学の分野 にも当てはまることだと思います。
お礼
ありがとうございます。 書き込んでいただいたホームページも拝見しました。 参考になりました。
- hirosan777
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#4と同様、私も文面を拝見させて頂いた限り、大学院進学はお勧めいたしません。 仮に、もし進学されるのであれば、誰でも旧帝大系へ進学を勧めると思います。研究に関する情報量のみならず、コネクションも大きいように思います。ただし、研究者になれるだろうなぁと思うのは、私の感覚では、旧帝大系でも、10人いて1人~2人程度でしょうか(博士前期課程を見ていると)。さらに、研究職を目指すのであれば、かなりキツイですよ。 少子化の影響があり、大学経営が苦しくなる一方で、大学院の定員枠は増加傾向にあります。非常勤でさえ、奪い合いの状況です。地方私立の場合は、コネで非常勤の職を得ることができることもあります。しかし、これは、あまり期待しない方が良いでしょうね。私立大学は、生き残りをかけ、常勤はあまりとらず、非常勤講師を多く採用しているのが現状かと思います。地方の小さな私立大学でさえ、常勤になれるのは、ごく一部だと思いますよ。 私の場合は、奨学金が切れる、博士後期3年目以降(苦笑)は、食べることもままなりませんでした(涙)。専門学校等でバイトをしながら食いつないでいました。ある時、刑務所や少年院に研修で行く機会がありました。愕然としたのは、彼らの方が、いいもの食べてましたからね。しかし、自分で決めたことと、腹をくくって研究を続けました。午前3時頃、他の研究室の院生がまだ研究していることが分かると、私は、意地でも彼らが帰宅するまで研究を続けていました。TAなどの関係で、朝8時30分からの出勤の時でさえ、同じです。 ちなみに、私は院生時代は、毎年、研究活動を行わなかった日数は、病気を含め2週間前後です。まぁ、私の場合は、あまり優秀ではなかったこともありますが、ご参考まで(^^;
お礼
詳しいアドバイスと厳しいアドバイスありがとうございます。大学で研究者になることの厳しさはまだまだ身にしみていないかもしれませんが、現在大学に勤務しているので、教授が身近におり話もいろいろと聞いているため有る程度は分かっているつもりです。 大学院進学は、研究者になりたいというのと同時に研究テーマが自分にあるので自分にとって必要だと思っています。 ただ、みなさんのおっしゃるように厳しい事が多く家族にも負担をかけるのでもっとしっかりと準備をしなくてはいけません。ありがとうございます。
- takkochan
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正直言って、この文面を読んだところ、お勧めしません。 もし、進学されるなら、旧帝大を目指してください。教員として働くのと、大学院生として学ぶのは全く違います。教員を目指すなら、旧帝大で学ぶことをお勧めします。私は、地方国立の出身ですが、現在教員をやりながら、情報量の違いを痛感しております。なお、大学院の期間もたいへんですが、その後もずっとたいへんです。 大学教授を目指してもらっても結構ですが、この文面からは甘さを感じます。 大学教員を目指す場合でも、最初はなかなか教授を目指すとはいえないものです。 私も、修士を出た頃は、助手を目指していました。民間研究所、公設研、国立研計7年の勤務を経て、ラッキーにも大学に帰り咲きましたが、とても人に勧める気にはなれません。 リスクが大きすぎます。それでもなお、目指される場合は、家庭をある程度犠牲にされる覚悟が必要かと思います。大学教員は、はたで見ているよりもはるかに競争社会です。 私自身、民間研究員の経験もありますが、今の方が競争が激しいと考えています。日々、世界の論文に目を通し、自分も論文を書き、自費で、国際学会に出かける(国際学会に出る旅費を取れる研究費は、あまり無いので取得が困難です)。研究費のほとんどは、競争により自分で獲得せねばなりません。 ここまで書いても目指したければ、頑張って教授になって下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 いろいろと詳しく教えて頂き、また厳しい現実を教えて頂き勉強になりました。 確かにおっしゃる通り、甘いところもある。甘いばかりかもしれませんが、私なりにいろいろと考えています。教えていただいたことを参考によく考えてます。ありがとうございました。
- nich
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あのぉ…地元国立っていう選択肢はなぜないんですか?
お礼
ありがとうございます。 地元の国立には出願が間に合いませんでした。また、地元の国立は旧帝国大学なので、合格するのが厳しいのではという不安もあります。 ただ、後期出願も含めもう一度検討してみます。
- c80s3xxx
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こういうことをいうとなんだかなあと思われるかもしれませんが... 大学教官を目指すなら,帝国大学に行くことを薦めます. こういう世界は,はっきりいってコネとかも重要だし, そうでなくても今までの蓄積の厚みというのが違います. あと,文系であっても博士の学位の取得は必須だと思って 取り組んだほうがいいでしょう.
お礼
ありがとうございます。 帝国大学というのが、地元にある国立です。 博士課程へ進むことは考えていますが、旧帝国大学へは出願が間に合いませんでした。しかし、なお更難しくなるとは思いますが、後期出願も考えます。 >こういうことをいうとなんだかなあと思われるかも とんでもないです。そういう現実を知ることが1番重要なことだと思います。大変参考になりました。
- mama_mama
- ベストアンサー率30% (129/429)
就職さえも叶わないオーバードクターだらけのご時世にもかかわらず、最終的に大学教授になることが目標で、家族もその負担に協力してくれるのなら、 あなたを一番大学教授にしてくれそうな教授のもとへ行くべきでしょう。 まだまだ大学ってところは系列がまかり通っていますから、自分が教授になるころに、どの教授が一番出世していて、自分を引き上げてくれるかの見極めも大切でしょう。 知り合いの助教授で、別の大学の助教授募集の推薦を依頼するタイミングが遅く、(教授は別の人に推薦状を依頼された後だった)、推薦状を書いてもらえず、応募できなかった、ということがあります。 なりたい者にとっては競争率の高い、かなりシビアな世界で、20年単位の将来設計が必要かと思います。
お礼
ありがとうございます。 詳しい説明で、私が知らないことも教えていただき大変参考になりました。 時間がかかるとは分かっていても、20年という数を目にすると少し戸惑いもありますが、逆に現実を受け止めそれだけの時間ずっと目標に向かって頑張れるだけの力が無いととてもじゃないけど研究者になるなんて無理なのですよね。 教授はどの方も素晴らしい方ですが、アドバイスいただいた事を参考にもう一度考えます。 ありがとうございました。
お礼
本当に度々ありがとうございます。 教えていただいたこと、厳しい意見それらを踏まえて家族ともよく相談してみます。 いくら私の目標とは言え、やはり家族にはなるべく負担をかけたくないというのも正直な気持です。もちろん自分自身の不安もあるので。 私は厳し意見を言われるほうがやる気がでるし、自分に鞭打つ方が伸びると思うので、そのときはかなりへこみますが本当にありがたいと思っています。 >批判しようとしている 何てとんでもないです。hirosan777さんを始め、アドバイスを頂く方は、厳しい言葉も相手を思っていって下さっているのだと感謝しています。 ただ、やはり私が思っている以上に数十倍厳しい世界だと言うことも分かり、客観的にいろいろな条件等も踏まえ将来を考えようと思います。 教授になれなくても、研究をしたいと言う気持は変わりませんが、研究者になれないかもと思うのでは甘えがでそうなので、結果なれなかったでもあきらめたくは無い。私はそう思っています。 本当にありがとうございます。