• ベストアンサー

鉱物学の参考図書

鉱物学の事典的な本を探しています。 堀秀道著『楽しい鉱物図鑑』は持っているのですが、 こんなにカラー写真が無くていいから、 結晶形とか結晶面式とか劈開面式とか産地とか、 データが載っている本はないでしょうか? 「鉱物学をやってる人なら持っている」というような本があれば…。 (理科年表は持っています) 英語は大丈夫です。 何万円となると困りますが、 多少高くてもいちおう紹介してください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • shift4
  • ベストアンサー率65% (80/123)
回答No.1

桐山良一 著(1978) 共立全書89「構造無機化学 III」 共立出版株式会社 産地情報と写真は全くありませんが、組成や構造が詳しく、ハンディ(B6版)ながら収録数が多いのでお勧めです。 Ore Johnsen 著(2002) 「Photographic Guide to Minerals of the World」Oxford Press (洋書) 最新の図鑑の1つです。結晶系や分子構造(カラー)が図示されています。鉱物の写真は大変美しいものが多いです。 残念なのはその写真が、必ずしもその鉱物の典型的な産状(産出状況)を示していない点です。 [財]益富地学会館 監修(1997) ポケット図鑑「日本の鉱物」 成美堂出版 産地情報が比較的豊富です。同じ鉱物でも、産地ごとに異なる産状のものの写真を収録している点がユニークです。 国内産鉱物の図鑑なのでポピュラーでも国内で産しない鉱物は載っていません。 要注意な参考図書 松原 聰 著(2003) フィールドベスト図鑑「日本の鉱物」 学研 最新の鉱物図鑑です。要注意なのは、国内産鉱物を収録する図鑑なので、国内から産しない、あるいは産出が少ない鉱物「方ソーダ石」「ラズライト」「金緑石」その他、ポピュラーな鉱物でも収録されていないものが多い点です。 また英名の索引がありません。 ページの半分をショボい国内産鉱物の写真が占めている点も、ガッカリな感じです。 松原 聰 著(1995:正)(1997:続) 「フィールド版 鉱物図鑑(正・続)」 丸善株式会社 産地情報が豊富です。要注意なのは、その情報がいくらか古い点と、何より鉱物の写真がひどい点です。 特に正(「続」の付かないほう)の写真は最悪です。 クリス・ペラント(著), ハリー・タイラー(1997) 地球自然ハンドブック「完璧版 岩石と鉱物の写真図鑑」 日本ヴォーグ社 このシリーズの図鑑は、模式標本や海外の非常に有名な博物館に収蔵された標本のような、貴重な標本の写真が多いのが特徴です。 その一方で、図版の線数(解像度)が比較的低く、色版がずれた最悪の印刷状態の本がしばしば見受けられます。 購入時は、全てのページを見て、にじんだようなページが無いか、よく確認してみてください。 鉱物の英名が載っていません。 とりあえず手もとにあるもので、比較的入手しやすいと思われるものを紹介しました。 価格については、ずいぶん昔に購入した本もあるので、あえて紹介しませんでした。 御自分で最新の価格をネットで検索するなどしてください。

liar_adan
質問者

お礼

ありがとうございます。 とりあえず上の3種を探してみます。

liar_adan
質問者

補足

その後 「Photographic Guide to Minerals of the World」 を入手しました。 劈開面などのデータもあり、参考になりました。 ありがとうございました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう