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ファンドマネージャの実力とは?
- 多くのファンドマネージャがマーケットのインデックスに勝てない事を理由にアクティブ投信は投資に値しないという結論が出て久しいですが、ファンドマネージャがインデックスに勝てない理由は短期的に定期的に成果を求められるからだという話もあります。
- 一方個人投資家は職業投資家と違って好きな時だけ勝負すればいいのでその点有利だといわれています。
- さわかみファンドのようにキャッシュポジションも一つの選択肢というのはそれに近いように思います。
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質問者が選んだベストアンサー
機関投資家のファンドマネージャが個人の資金をプライベートで取り得る普通の手段で取引したらどうなるかという事 こういうことでしたら、ファンドマネージャーほどのパフォーマンスは出せないでしょうが、インデックスファンドに負けないくらいのパフォーマンスは出せるでしょう。私も同じように企業向けファンドを運営する社長に聞いたことはあります。 ただ、成績は安定しないとは言っていました。それと、やはり個人の資金レベルでは厳しいだろう。とも言っていました。やはり、どこまで行っても自分の資金では無いと言う精神的な負担が無いことも重要らしいですよ。 お礼文にあるような、暴落の大底で買って、暴落前にキャッシュに戻している。って言うのは、見ているテクニカル指標や採用しているファンダメンタルも基本的なところだけで、基本に忠実にトレードしているだけなのでしょう。 無理に利益を伸ばそうとせず、段階的にポジションを落として行きながら、全てのポジションを暴落に晒さない事もしていますし、急落後のちょっとした反発の見極めも出来るので、打診買いを入れながら着実に一般の個人投資家よりも早く、安値でポジションを安定確保しているだけだと思います。 私もその教えは今でも実践していますので、僅かな資金ですが着実に増えてはいます。
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- tom900
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ご質問者様の前半の考え方は正解です。 実際に企業向けのファンドを行っている会社の社長と話をしたこともありますが、職業投資家はデイリー・ウィークリー・マンスリーと短期での成果を求まられるので結構大変だよ。しかも、単純なドローダウンだけでなく、最大含み利益からの減少もドローダウンとみなされるので、利益のポジションも難しい。とも言っていました。 ご質問の部分ですが、職業投資家が個人投資家のように運用したら…。 成績は悪くないでしょうが、実際問題が無理なんです。 個人ではいろんな手数料が高いことや、投資する総額が不足するので、ヘッジが出来ないです。 個人投資家は、個別銘柄でも買いなら買い1本で問題ありませんが、職業投資家はリスクを最大限排除するポジション運用方法なので、バスケット投資をしながら、インデックスや先物、オプションなどを組み合わせて、所謂「鞘取り」で利益を出す手法なので、大きな資金が必要になるわけです。
お礼
ご回答ありがとうございます。専門家が機関投資家業務で行う場合には仰る通りツールも充実していて、ネット回線が証券取引所に少しでも近い事を利用して1/1000秒の注文到達時間の時間差を狙って鞘取りやハイフリークエンシー取引をしたりするので、個人になるとできないのはわかります。 今回の質問はあくまでも機関投資家のファンドマネージャが個人の資金をプライベートで取り得る普通の手段で取引したらどうなるかという事です。すなわち一般の人とファンドマネージャが知識の差だけでどのくらいさがあるのかという事です。そういえば「個人で取引できる手法の範囲ではファンドマネージャの知識を生かせる取引手法が使えないから差はない」という回答が予想されますが、そんなこともないように思います。 というのは、ネット上で何人か著名な方の記事を10年以上も拝読し続けていますが、その売買は明らかに的確で、様々なショックの大底で気合入れて買っているし、ショックの手前ではしっかり逃げています。しかも後講釈ではなく、しっかりと事前に言い放っていますし、その根拠はネットやテレビ番組でも聞かれるものばかりです。 上昇を買って暴落でドテン、とまでは行かないまでも、暴落はしっかりキャッシュで逃げています。どう見ても相当なパフォーマンスではないかと思います。なので、個人投資家の取り得る取引手法だけでもプライベートで取引すれば結構なパフォーマンスが残せているのではないかと思いました。
お礼
ご回答ありがとうございます。なるほど、機関投資家は確率的に優位な取引をするのでってバクチを打つわけではないので、確率的に優位な賭けをするには取引機会がそこそこないといけない。長期でポジションを持つという事は取引機会が少ないので大数の法則で確率的優位性が発揮できないという事なんでしょう。