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小説新人賞は賭け?
よく小説新人賞では「面白い小説は必ず最終選考に残る」「落ちるのはつまらないからだ」と言われていますが、受賞作品が読者に酷評されていることも多々あります。 私も「何故これが受賞したのだろう?」と思ってしまうこともあります。 審査員や下読みの方によっては受賞に値する面白い作品が落選する場合もあるのでしょうか?
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あって当然でしょうね。 審査なんて人がするものなので、どうしても自分の主観が入ってしまうでしょう。
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- potatorooms
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〉受賞に値する面白い作品が落選する場合 私は、無いと思います。 売れる作品を簡単に見逃すほどの余裕は今の出版社にも編集者にもありませんから。 むしろ、受賞させないと売れないような状況なので、受賞作が買い手である読み手の人たちタタかれているのでは、と、思ったりしています。
- izumi044
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新人賞を受賞するポイントとして。 作品の完成度の高さが、必ずしも重要というわけではないそうです。 むしろ、新人を発掘するという意味では、いかに新鮮な視点、アイディア、オリジナリティがあるか。 募集要項に添ったテーマであることも大切ですが、それ以上にその作品に可能性を感じる場合は、そのテーマに添って書かれた作品を差し置いて、オリジナリティあふれる作品が選ばれることもあるそうです。 また。新人賞の書き出しは、一般的に売られている書籍のようなものではいけないと教わりました。 ※審査員に読みたい気持ちを持たせるために、つかみがかなり重要だとも。 ですから、たとえどんなに面白い作品であっても、冒頭で下読みの方の気を引けなければ読まれない可能性はあると思います。 私には酷評されている内容がどういったものかはわかりませんが、もし、その酷評されている内容が「作品の完成度」や「作者の文章力・表現力」といった技術的なものならば、選考された理由がそこではなかった可能性を考える必要はあるかもしれません。
基本的には一次審査にもならない下読みは編集者がやります。その中から一次審査へ回す作品が選ばれます。ですから一次審査の前に落ちる作品もあるわけです。 応募作品の多い有名な新人賞ともなると、ただでさえ忙しい編集者が読んでいられないので、下読みのバイトを雇うケースもあると聞きます(本当かどうか知りません)。 「面白い小説は必ず最終選考に残る」と言ったって、面白いかどうかを最初に決めるのは編集者です。編集者が面白いと思うか思わないか、それは「運」でしかありません。応募する際に出版社のカラーを読んで分析し、編集者が好みそうな作品を書けることが作家デビューの大前提となるわけです。
お礼
皆様、この度はご回答ありがとうございました。参考になりました。