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複数部品組合せ製品の部品図面公差設定について
- 複数部品組合せ製品の部品図面公差設定について迷っています。図面への公差記載方法や工程能力値要求に関して懸念があります。
- 部品の許容公差を積み重ね法と二乗和平方根法のどちらを使用するか迷っています。また、図面上で突発的に上限品が入ってくることへの対策も考えています。
- 部品メーカーの変更や図面が一人歩きすることへの対策も検討しています。また、全数検査保証や工程能力保証を考えることもあります。
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公差とその組み合わせ確立で、不良率(Fail)を確認するより、不良がでない部品構成を 考えるべし。 しかも、その公差が厳しくなくても、組立公差に入るような。 云うのは、簡単ですが、実際に行なうには、経験や失敗も必要です。
ちょいと亀レスで済まない。 > 二乗和平方根法で公差記載 これを行い、且つ、 > 例えば同じ5つの部品を単純に積み重ねた際の許容公差 ASSY.図面に、組み立てた状態の公差を謳って、出来れば全数検査。 こうすれば、単品はコストアップせず、 組み立て状態の機能は保てる。 でも、複数組みをバラして任意に組み上げると、 NGになるものも出てくる。 が、そういう製品でなければ、良いのでは?
部品交差を必要以上に上げることはコスト高になります。一般にはばらつきを 考慮してできる限り加工部品の公差域を拡大しているように思います。言い換 えればある程度の不良を許容することになります。可能であれば入荷部品を公 差別に幾つかの区分に分類して、その組み合わせで許容値内になるように対応 する方法があります。管理の手間は増えますがトータルコストで見合うような ら、十分対応できます。
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1003/25/news100_3.html グラフ黄色のところが不良になるのであれば 神の手を持ってそれ以上を求めればいい その場合組図に公差を書く
多分貴君記載の単純な±0.02が無難だと思いますよ。 二乗和平方根法は計算上のはなしで貴君記載の如く保証が無いと思います。 5点の部品が±0.02を確保できない場合はどうするかです。 部品の使用法不明ですが最終的にShimで調整する方法もあります。 弊社もShimを「つきあい」で納入してますが歓迎してません。 板厚5種類ぐらいの材料を確保しなくてはならないからです。 Shimの販売価格<購入材料費 となっているからです。 単純が一番と思います。 弊社で外形Φ14で寸法許容差15ミクロンの製品があります。 下限値と上限値±0.001のJIGを製作してもらい全数検査してます。 幸いなことにデータから現在は上限値のJIGのみを使用。 余談です。JIGで確認する際油を塗布してます。油未塗布ですとJIGに入りません。ミクロン単位によるものです。 御社の±20μ。何らかの保証工程が必要かと思います。
補足
早速のコメント有難う御座います。 しかしながら、±0.02の記載を行ってしまうと、±0.02に対する保証証明で問題に成ってしまいます。 工程能力で保証する場合は当然±0.044の時より高精度の対応が必要になってしまいます。(又は全数検査を実施する。) つまり±0.02と記載すると、今現在工程能力で品質を保証している既存工程が標準状態で全数検査を強いられる事になってしまい、この対応は実施出来ません。 この点が私の悩みです。 よろしくお願い致します。
お礼
コメント有難う御座います。 工程にて色々と工夫をして問題なくすることは出来るのですが、 何らかの事象で、いつもと違う状況となって、規格上限付近品が大量に出来たときに、設計図面上のミスと判断されてしまいます。 この点が悩みです。