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オークマMC主軸固着でツール交換出来なくなる
- オークマMB‐56と言うマシニングセンターを使用しています
- 主軸の最高回転S12000で回転させ熱を持った状態で放置すると必ず固着し手動でもツール交換でも外れなくなってしまいます
- メーカーに問い合わせてもこれといった解決策は無く、主軸の潤滑油不足や考えられる要因を全て点検し異常がないにも関わらず改善されません。
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<工具の固着について> MB-56の取扱説明書に下記のように書いてあります。 ---------- 同一の工具を主軸に取り付けた状態で長時間作業をしたあと、 あるいは重切削で工具が発熱した状態のときは、 主軸から工具が抜けなくなる場合があります。 (中略) このような使用が予想される場合には、 テーパ部に粉末潤滑剤(例えばエアゾール式二硫化モリブデン)などを 塗布してください。 (中略) 参考資料[モリコート321]について] (以下略) ---------- <「手動割り込み」について> 下の方が書かれていますので割愛します。 <「パルスハンドル重畳」について> 必ずあるはずですが、 「手動割り込み」ほど利用頻度は高くないと思います。 <タッチプローブ(自動計測)の、手動で原点を取る方法について> 「対話計測」の仕様が付いていればそれで、 付いていなくてもマクロを利用することにより似たようなことができます。 オークマに訊いてみると良いと思います。 以上参考になれば幸いです。
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当該機ですが、油圧ユニットはついていますか? ついていれば、主軸ejectの回路にエアーが混入しているかもしれません。 ついていない、すなわち空圧で主軸ejectしている場合は、エアー圧不足 が、エアーシリンダのeject時の出口側に急速排気弁が付いていなく、 シリンダ動作が遅いことも考えられます。 エアー源(エアータンク)に複数の機械を接続している場合は注意が必要 です。 あとは、主軸ベアリングが痛み始めていて、異常昇温→主軸テーパが 加工中に開く→ツールテーパが主軸に食い込む、といった現象も考えられ ます。 さらに回答(3)氏ご指摘の通り、組立ミスなどの理由でプルスタッドの押 し代が足りない可能性も有ります。 いずれにしてもメーカサービスにキチンと見て貰った方が良いと考えます。 一時しのぎとしては、回答(1)氏の案ににていますが、ツールテーパに 呉556を薄く手で塗り広げておくことも多少は効果が有ります。
お礼
zaumaku 先生 油圧ユニットが付いているのか確認してみます コンプレッサーは機械10台程度と他部署で共有していますが、 主軸が熱を持った時のみトラブルが発生するので、何かしら 発熱が悪影響を及ぼしているようです サービスの人にしっかり現状を伝え点検してもらおうと思います アドバイスありがとうございました
既回答以外の考えられる抜けない理由 1)プルスタッドの押し代が足りない 2)プルスタッドの押す力が足りない 3)プルスタッドの寸法がメーカ想定値より外れている
お礼
HikaruSai 先生 熱を持った時に何かしら変化するのかもですね メーカーにそのへんも聞いてみたいと思います アドバイスありがとうございました
それがオークマMB‐56の仕様でございます、、でしょうね。 FANUC ROBODRILL α-DiA5 http://www.fanuc.co.jp/ja/product/catalog/pdf/ROBODRILL_alpha-DiA5(J)v4.pdf 最高回転数10,000 連続定格なら出力3Kw弱 最高出力の約1/4 〃 1分定格 〃 5kw とモーターの限界がグラフで明記され、軸受まわりもそれに準じた設計と考えられる。 この能力を上げるには設計から強制空冷/液冷で放熱対策をせねばならず後付は無理でしょう。 オークマのサイトは新しい機械では 10分/連続 の出力値を書いてるが、FANUCより曖昧。 日立精機VK45は4500rpmの機械でしょうか? 古いものは表示最高回転でソコソコ連続運転できたのが、回転数競争が始まった初期は、アソコのはダメとお互いに貶しあってました。 (3)の方が正しいかもしれません。 プルスタッドを押す力が弱いなら、空圧または油圧を増すことで直るのかも。しかしメーカー修理で圧をチェックしてるはずなのが・・ 供給エアー圧の不足を誤魔化すため圧力センサ検出レベルを下げると動作不良に陥ることを経験してます。 >回転させ熱を持った状態で放置すると必ず固着し 熱も関係します。使われる部品はこれ(構造図も有) 福田交易・パワードローバ http://www.fkd-spindle.com/handling_ott.html これでプルスタッドを引上げ、その力はギザギザにみえる皿バネを効かせてのもの。リリース時はエア/油圧シリンダで押下げて皿バネに勝たねばならぬので不足では動かない。 発熱でロッドまたは本体が膨張すれば寸法関係が崩れ動作が変わる。 システムそのものは電源断や圧低下でもロックが維持できる安全設計なので、発熱してロックが固くなるのは頷けることです。
お礼
岩魚内 先生 今回もアドバイスありがとうございます 追記まで下さり頭が下がります >システムそのものは電源断や圧低下でもロックが維持できる安全設計なので、発熱してロックが固くなるのは頷けること。 まさにこれです 安全設計で仕方がないことなのかも知れません メーカーも原因をはっきり教えてくれませんし、、、 はずし方も教えてくれなくて 同じ状態(S12000で10分)にして直後に手動で ぱっかん!と外しました 良いのか悪いのか 今は機械が停止する時はツール空で停止するようにしています メーカーから最初は脂の量を見るように言われたので油圧なのかもしれません 明日確認してみます
補足
見落としがありました Vk45は8000回転で日立精機倒産直前のマシンです
モリコートスプレーの塗布で固着は改善すると思います。 ただし、機械メーカーによっては勧めないところもあるので、 一度メーカーサービスと相談の上ご使用されたほうが。 (自己責任でお願いします。) OSPのよいところは、プログラムがファイル的に管理されるので、 メイン、サブを同じファイルで管理できます。制約がいろいろありますが、 慣れれば、まぁまぁ使いやすいです。 加工途中のパルスハンドル介入はできたはずです。”パルスハンドル重畳”というスイッチがないですか?これすごく便利です。 逆にFANUCのパルスハンドル介入の方法を私知らないので教えてください。
お礼
gurry大佐先生 スプレーと言う発想にたどり着けませんでした 参考になります メーカーに問い合わせて聞いてみようと思います パルスハンドル重畳はありませんが、手動割り込みならあります 慣れると使いやすいとのこと やる気が出てきました まだ、使い始めて1ヶ月程度なのでちゃんと勉強しないとダメですね 初心に戻って1からスタートです アドバイスありがとうございました PS、FANUCといっても色々ありそうですが 森精機 日立精機の場合 ハンドルモードにするだけで あとはメモリに戻してそのまま動かせばOkです
お礼
アドバイスありがとうございます 取説に記載があるんですね 分厚い取説も時間を作ってしっかり見ないとですねモリコート321検討してみます パルスハンドル重畳ありました 手動割り込みのすぐ隣に(^^; さっそく使ってみましたがめっちゃ便利です 機械さわるのが楽しくなってきました 以前の作業者も知らないことが多々有り 覚えることがいっぱいです 早く使いこなせるように頑張ります タッチプローブは手動計測は取説には方法が記載されているのですが その画面が表示されないので対話計測が無いのかも知れません 工具の固着を含め再度サービスに聞いてみます 大変参考になりました