トライアックが点弧しなくなる故障の可能性

このQ&Aのポイント
  • トライアックの制御にフォトトライアックカプラを使用する場合、まれにトライアックが点弧しなくなる故障が発生することがあります。
  • 故障が発生すると、ゲートへの電流は流れますが、トライアックカプラや電流制限用抵抗のRTなどが焼損する可能性があります。
  • したがって、故障が発生しないように保護対策を行うことが重要であり、トライアックの正常な動作を維持するために注意が必要です。
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トライアックが点弧しなくなる故障の可能性

トライアックをフォトトライアックカプラを使用して制御しようと考えています。 回路は、以下の参考図の"非ゼロクロス型トライアックカプラ"と同様な接続にしています。 http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/opto/coupler/list/photocoupler_triac_output.html#feature 質問の内容ですが、トライアックは点弧しなくなるような故障はまれに発生するものでしょうか? また、そのような故障が発生した場合、ゲートへの電流だけは流れてトライアックカプラや、電流制限用抵抗のRTなどは焼損してしまう気がしますが、そのための保護対策などはあるものでしょうか?(そこまで考える必要はないでしょうか?)

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

毎度JOです。 私が遭遇した故障の事例は、大型のトライアックでゲートのコネクタの接触不良でした この場合接触不良を改善して復旧しました トライアックやフォトトライアックの故障は短絡モードかオープンモードの何れかです 何れの場合も制御不能に成りますが、トライアックの出力が「出ない」か「出っ放し」の何れかで抵抗器類の損傷が出る事は稀です 所でゼロクロス制御で無いとすると、どの様な制御をするのか興味の有る所です 毎度JOです。 トライアック制御は位相制御ですから任意のタイミングで制御します 参照の回路では任意のタイミングで制御出来そうですから、マイコンの誤動作などでゼロクロス以外のポイントで出力した場合でも、そのタイミングでトライアックが出力します トライアックがオープンモードで故障した場合、フォトトライアックが動作すれば制限抵抗は損傷します この場合、扱う電圧が高いので制限抵抗を保護する事は難しいでしょう トライアックの故障は 1)バスタブカーブに沿って自然発生する故障   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%85%E9%9A%9C%E7%8E%87%E6%9B%B2%E7%B7%9A 2)放熱不良或いは過負荷によるトライアックの高温での故障 3)トライアック出力側に有るフィルタやバリスタの故障によるトライアックへの高電圧印加による故障 何れの場合もトライアックの故障がフォトトライアックの2次側に及んでも、フォトトライアックの1次側のマイコンに及ぶ事は有りません トライアックの故障防止の為にも出力側にはヒューズ等の「保護回路」が必要です

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 トライアックの出力が「出ない」となる故障の場合は、フォトカプラ側を通るゲート電流も流れなくなるものでしょうか?(私は、出力がオンしなくなる故障でも、ゲート電流だけは流れるものかと思ってました。) >所でゼロクロス制御で無いとすると、どの様な制御をするのか興味の有る所です 実は、実際はゼロクロスで制御します。(電流制限抵抗を入れている理由ですが、フォトカプラをオンする信号を出力するマイコンが、万一誤動作などでゼロクロス以外のポイントで出力した場合にフォトトライアックカプラが過大電流で壊れないようにするためです) なるほど。やはりオープンモードで故障した場合は、抵抗は焼損しそうですね。 ただ発生確率も低そうですし、抵抗が焼けるだけなら他に被害も広がらないため特別に保護は必要ないんでしょうね。(どのみちトライアックも故障してるので基板なりは交換修理が必要になりますし) 質問させていただいた理由は、作成した回路図を別の人にチェックをしてもらったときに、”トライアックが点弧しなかった場合は、フォトカプラや抵抗が焼損するんでは?”と指摘をされたためです。私はトライアックが点弧しないでゲート側だけ電流が流れるような故障が起こるものなのかも知らなかったので何も答えられませんでした。 トライアックの負荷側が短絡故障した場合については、保護回路をつけていますので大丈夫です。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

トライアックの点弧しない原因で思いつくのは ゲートパルスが短い場合に起こることがあります。 現状より少しパルス幅を長く取ってみては如何でしょうか。 特に負荷が誘導性の場合は起こりやすい。 RTについては、個人的には 焼けるなら焼けてしまえ! と考えています。(それで、原因の特定に役に立つなら) 焼けるとすれば、突入電流の大きなものなのですが 未だに焼いたことは無いです。 焼けるようなら、ソフトスタートに切り替えないといけないが トライアックの簡単な回路にした意味が無くなる・・・

noname#230358
質問者

お礼

たしかに故障して抵抗が焼けるのは仕方ないですね。(発煙するような故障はマズイということになってるのですが、装置内部で一瞬煙が出るだけですもんね) ありがとうございました。

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