64チタンELIの伸線加工

このQ&Aのポイント
  • 64チタン合金では難しい極細な伸線加工が、64チタンELIでは可能である理由を知りたい。
  • 64チタンELIは酸素、窒素、水素及び鉄の含有率を特別に低く抑えている医療目的のチタン合金であるが、なぜこれが可能なのか疑問である。
  • 細線加工する上で何か条件や特別な加工方法があるのか知りたい。
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64チタンELIの伸線加工

純チタンであれば極細(Φ0.2以下)に伸線加工することは可能らしいのですが、 64チタン合金含め殆どのチタン合金はΦ0.4より細くすることは難しいとお聞きしました。 あまり細くしすぎると、成分が変化してしまったり溶接時にクラックが発生してしまったりするそうです。 しかし、ネットでいくつか加工会社サイトを巡っていると 64チタンのELI材を0.2以下で伸線加工されているところをいくつか発見しました。 エリー材とは、酸素、窒素、水素及び鉄の含有率を特別に低く抑えている医療目的のために開発されたチタン合金だということは理解しましたが、、 なぜ64チタン合金では出来ない極細伸線加工が、64チタンELIでは可能なのかという理由が分かりません。 細線加工する上で何か条件等があるのでしょうか? JIS規格に沿った上で独自に添加剤を入れていたり、材料名を偽って販売している可能性も考えましたが、やはり理由を知りたいです。 回答よろしくお願い致します。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.2

  >エリー材とは、酸素、窒素、水素及び鉄の含有率を特別に低く抑えている ために、無印の64チタンよりも細線まで伸すのに適する。   >医療目的のため は用途の一例であって全てではない。(耐食性も向上するから) こう解釈すべきでしょう。 >JIS規格に沿った上で独自に添加剤を入れていたり、材料名を偽って販売している可能性 は無い!   JIS H4600 チタン及びチタン合金-板及び条   Ti6Al4V   60種  引張強さ895Mpa   Ti6Al4V ELI 60E種      825 線材については未だ両者の規定無。 ELIの合金主成分は無印の範囲内なのでそのようにも名乗れる。しかし不純物を低く抑えており、軟らかい傾向。 なので伸線しやすいことは明白。 不純物がJIS 規定のギリギリで細く出来るものか、更下げる必要があるのかはノウハウでしょう。 文献を探すのはお任せして、無酸素銅、水素脆性という言葉もあり、酸素、水素はとりわけ関係していると思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

あまり詳しくはありませんが、 ? 冷間加工時は、磨耗に弱く、焼きつきやかじりなどが発生することがあるため、φ0.4より   細くする加工は線材に掛かる負荷が大きくなり、強靭な64チタン合金でもダメージが掛かる   危険性があるから   時間を掛けて、ダメージを最小限にした加工では、コストアップとなり市場性も無い   コストパフォーマンスも低い線材になるため、特注品的な扱いにされていると想像する ? チタンは耐食性に優れていますが、これはチタン材の表面に形成される酸化チタンの   皮膜が強固であることにより、特に塩素イオンに対しては優れた耐食性を発揮します   しかしその反面、化学的に活性であるため、酸素や窒素と反応しやすいという一面も   あり、冷間加工時等での管理が難しいや、コストが掛かる ? 熱間加工での手間や設備もコストパフォーマンスに合い難い 、等々でしょう。 一度、線材の径毎に見積を取ってみては如何でしょう。

参考URL:
http://www.kita-ind.com/titanshurui.htm http://www.jfe-steel.co.jp/research/giho/005/pdf/005-12.pdf#search='64チタン合金%20冷間

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