コアピンの抜き方を考える

このQ&Aのポイント
  • 射出成形金型でコアピンを抜く際に固着する問題について解決策を探ります。
  • コアピンを抜くためにはクリアランスの問題も考慮する必要があります。
  • 熱湯にコアピンを浸す方法や剥離材の使用など、コアピンの抜き方について検討します。
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コアピンをうまく抜くには?

久しぶりにご質問させて頂きます。射出成形金型、樹脂はPA66、PBT、PPS等。定期的にショット管理してO/Hして超音波洗浄を実施しますが、いつもコアピンを雌型から抜くのにガスが固着してて一苦労です。クリアランスの問題も有るかと思いますが・・・・。よく耳にするのは、暖めると膨張して抜きやすいとお聞きします。一度、沸騰した湯に入れた直後のを抜いたら容易に抜けましたが、以後は変形の心配で実施していません。変なご質問かも知れませんが、熱くして雌型とかピンが変形する事は無いのでしょうか?又、金型を熱くするので手っ取り早いのは、オーブンとか電子レンジを思い浮かびますが、熱湯の方が良いのでしょうか?以前、金型屋さんでお聞きしたのは、剥離材に一晩程度、浸して置くと抜けやすいともお聞きしました。ご教授宜しくお願い申し上げます。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

>沸騰した湯に入れた直後のを抜いたら容易に抜けましたが、以後は変形の心配で実施していません。 鋼は焼入から焼戻す温度より高い温度に上げると組織変化することあり好ましくないが、150℃以下ではないから沸騰水は丈夫。掃除程度の短期なら200℃超えても問題ない(=天ぷら温度ではフライパンは変形しない)。 コアピンは耐熱性が良い材料の方が多く500℃でもイケルものも。 >PBT、PPS これはお湯程度で軟らかくなるか疑問です。↓ホットプレートやドライヤー? >剥離材に一晩程度浸して置く 何を使うか要検討。   耐薬品性に優れ200℃以下でPPSを溶かす油脂、溶剤はありません であったと思います。

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。私が思っているより、変形は発生しないと考えた方が良いですね。PPSでしたら金型温度自体は130℃~150℃ですので、200℃程度に上昇させても大丈夫ですね。岩魚内様のご回答を拝見していますと、ホットプレートの様な物(オーブン等)で暖めるとか、熱風乾燥機に入れて暖めても良さそうですね。しかし、熱風乾燥機は箱型を持っていないので、コア本体が入る大きさが必要となるとホットプレート、オーブンが良いのでは?剥離材は金型屋さんに聞いたお話ですし、実際見た訳でも無いので真実味に欠けます。岩魚内様がお答え頂いている様に、PPSは本当に落ちるのか?となると疑問ですね。過去、沸騰水で容易に抜けましたが、水を沸騰させる訳ですから、基本的に危ない作業と思います。コア本体は暖まるでしょうが、沸騰水から取出す作業、沸騰水を捨てる作業等。安全第一と考えております。ご参考にさせて頂きます。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

うちでは電気のホットプレートの様なものをつかていますが・・・・

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。補足質問なのですが、電器ショップに普通に売られているものですか?何度くらいまで暖めますか?効果(抜きやすさ)はどうでしょうか?矢継ぎ早で大変申し訳ございません。教えて下さい。

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