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理学部数学科、お金のこと興味のこと
こんにちは、はじめての書き込みになります。 現在僕は高校二年生なのですが、進路のことで悩んでいます。というのは、今僕は文型に分類されたクラスに在籍してるのですが、最近になって以前から興味があった数学にまた関心がいくようになってきました。 それで今志望している法学部から理学部に進路を変えようかと思っているのです。 一般的に理学部(数学科)というと就職しにくいというイメージがあります、しかし法学部なら(おそらくもし法学部に入ったなら僕は弁護士になると思うので)その点収入などまったく問題ないように思われます。 けれども、僕は法律など司法関係には皆無といってもいいほど興味はもっていません。 しかし、将来職に就けないといった貧乏な暮らしはしたくありません。 それで今ジレンマに陥ってしまっています。 そこで質問なのですが、たとえば理学部に進学してその卒業後、大学院で司法を学び弁護士になるというのは実際無理でしょうか? 目指している大学は京都大学です。
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・・・一応東大生です。数学は苦手ですが、なぜか応用数学に近い学科に在籍しています。 結論をいいます。 自分の興味のあるところに行ってください! 大学の勉強は、高校の勉強よりも、ずっと専門的で細かいです。これは極端な話、専門外の人からすれば「トリビアの泉」のトリビアと同レベルです。傍目からみれば、そんなこと知って何になるの?というようなことを、真剣に考えて努力しないと評価されません。興味が全くない分野では、たとえ入学できたとしても、すぐに大学の勉強をやる気がおきなくなると思います。 大学に入ってから学部を変えたり学科を変えたりすることは可能な場合もありますが、多くの場合非常に困難です。高校の友人で、全く興味がない学科に入学した後一年で、転部(学部を変える)した人もいますが、転部する方が入試より大変だったと言っていました。 もうひとつ、数学科に就職がないというのも疑問です。 もちろん、本当に純粋数学だけをやりたいのならば、大学院に就職せずに残るということもありえます。ただ、そういう人は少ないです。本当に京都大学に入学できる学力があれば、京都大学の学科であればどこであっても、その気になれば就職はできます。もちろん、就職先での仕事は、自分の興味のある分野とは限りません。ここでいう分野は、おそらくあなたが考えているよりずっと狭い意味での分野です。数学科であれば、「xx方程式の研究がしたい」とか、そういう意味での非常に細かい分野です。 数学科で「就職がない」といっている人は、自分の興味のある分野を追求したいから就職しないことを選んでいる人たちであって、分野が多少かわってもいい、というのなら、京都大学レベルなら就職口はいくらでもあると思います。 まだ高校二年ということなので、二つの道をお勧めします。 (1)応用数学系の学科をお調べになってはいかがでしょう?うちもそうですが、応用数学系は、純粋数学系と比べれば就職先はあると思います。うちの学科にも、高校時代は数学をやりたかったが、大学に入ってから純粋数学はやる気がしなくなったので、応用数学ということでこの学科に進学したという人が大勢います。 (2)とりあえず理学部数学科に進学してみてから考えても全然遅くありません。理系は、大学院に行かないと専門家にはなれません。大学に入ってから、いろんな先輩と知り合うことになるでしょう。そうした先輩に、就職の話などをいろいろ聞いてみてください。もし、本当に就職が大変そうで、なおかつ就職したいのであれば、大学4年で、就職先が多そうな専攻にすすめばよいのではないでしょうか。 数学に関連のありそうな職としては、 経済学・経営学全般。数学のオンパレードです。数学が得意だが純粋数学はやる気がしないと、理系にいたのにわざわざ経済学部に転部した先輩もいました。 統計。これも数学的な話題です。 ソフトウェア関連。自然言語処理・音声認識・暗号・データ圧縮・・・どれもこれも数学です。
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- ginyou777
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私が学生の頃は、京都大学の理学部は、入学時に専攻(学科)選択はありませんでした。つまり、京大理学部に入学しても数学を専攻できるとは限りませんよ。いまは違いますか? 数学に興味があるというのは、どう興味があるのでしょうか。ガロア、アーベルといった若き天才数学者に憧れているとか、伝説化しているオイラーに興味があるとか、博打に手を出して無一文になったカルダノに?数学者に興味があるのなら、「大数学者」小堀憲、「天才の栄光と挫折―数学者列伝」藤原正彦、「異説 数学者列伝」森毅、あたりが数学者のおすすめです。 それとも、純粋な「数学」に興味がありますか?それなら、「大学への数学」東京出版という月刊誌が出ています。非常にマニアックな雑誌ですが、高校生で数学に興味があるのなら一読されては如何ですか。ちなみに、私はこれを読んで理学部に進むのを止めましたが。 数学=理学部=就職に不利、文系=法学部=弁護士、なんだか悩ましく、頭の中で上手く整理できていないように思います。一度、具体的に紙に書いてみてはいかがですか。 ・何になりたいのか(弁護士?学者?研究者?社長?) ・それになって何をしたいのか (弱者救済?金儲け?新定理発見?ノーベル賞受賞?) ・そのために、今、何をすべきか ・今、やりたいことは何か ・何故、それを今やりたいのか ・それは何になりたいのかと一致するか、とか。 とにかく、自分に「何故」を問いかけてみて、頭の中と気持ちを整理することが一番です。悩みつつ、希望と情熱と若さで頑張ってください。
お礼
かつて生きていた天才数学者、また数学自体ともに興味があるといのが本音です。 確かに、まだ頭の中で整理できていない部分が多いにあります。 一度自分で整理する必要がありそうですね。 アドバイスありがとうございました。
- kurobe3463
- ベストアンサー率41% (20/48)
現代は社会も科学も激動です. 学校で学んだ知識がそのまま役に立つのは,卒業後2,3年まででしょう. どんな分野でも学校時代に「真剣に学んだ」経験のある人なら,どんなに社会が変わっても,新しい技術が出てきても,新しい知識がでてきても,それを吸収して,さらに新しいことに挑戦しゆくことでしょう. 学校に在籍する上で大事なのは,学生だけに認められた有り余る「時間」を使い,どんな分野でも真剣に究めることです. 仕事を持つととにかく時間が・・・といって,私も自分の能力のなさを仕事の多忙にこじつける社会人なのですよ.学生のころはバイトばっかりだったしてたなぁ.少年老い易く・・・
お礼
そうですか、要するに自分しだいということですね。 アドバイスありがとうございました。
- piyo2000
- ベストアンサー率49% (144/293)
本人次第だと思います。(^^; 弁護士になるには極端な話、司法試験に受かればいいので 大卒である必要はありませんしね。 進路の話ですが、法学部を出て司法試験に受かり司法の道に進む人もいれば、一般企業に就職する人もいるわけです。というより、司法の道に進む人のほうが少ないかもしれません。(友人に聞いた話ですが) 京大といえども合格率数%、新制度になったとしてもせいぜい30%程度の合格率です。落ちて司法浪人する人のほうが多いのです。 一発で受かれば収入には苦労しませんが、そうでなかった場合は収入に苦労することになりますよね。 理学部数学科もそうなのですが、卒業したからといって大学で学んだことに関係する職業につけるかどうかはまた別問題です。(理系はその傾向が強いですが) 京大まで行ってしまうと、職業と学歴はもはや関係ないかもしれません(^^; まあ、結局は本人次第ですよ。 そういえば私の高校時代の恩師は京大理学部数学科を出て、何故か郷里で高校教師・・・という経歴です。
お礼
そうですね、理学部なら職業がない、法学部なら収入がいいなど簡単に一般化できるものでもありませんね。 丁寧なアドバイスありがとうございました。
- zero-fighter
- ベストアンサー率30% (155/507)
本当に京都大学をめざし、そこに入学できるのなら、就職の心配は要らないでしょう。 まあ、京大とまでは行かなくても、それよりちょっと落ちるぐらいの大学でも同様。 むしろちょっと考えてみて欲しい。 大学入学まではあと2年弱。 大学&大学院は6年 定年が60歳として、35年は仕事をしているの。 興味をもてないような分野に進むよりは、たとえ、就職が悪くても、興味の持てるような分野に進んだほうが良いと思いますよ。 ちょっと私見を述べさせていただくと…京都大学に入学して、就職が悪いなんていうのはちょっと傲慢じゃないかな。日本で第2位。関西の雄だよ?京都大学で就職が悪かったら、他の大学はどうなるのよ。大学の内部で比較したら良い・悪いはあるかもしれないけど、他から見れば全部「非常に良い」だよ。 就職率のことは忘れて、ある程度やりたい仕事に就けるような学部を選んだほうがいいよ。
お礼
人生における仕事の占める割合はかなり大きなものがありますね。 まだ、決断はしていませんが参考にさせていただきます。 回答ありがとうございました。
- miyu--n_n-
- ベストアンサー率32% (114/351)
>僕は法律など司法関係には皆無といってもいいほど興味はもっていません。 興味がないことを仕事にするのはどうかと思いますよ。 実際にそれを仕事にしたとしても、続かないかもしれません。 就職難ということを考えるとそうなってしまうのでしょうけれど・・ 理数系だからといて就職ができないということはないですし、逆に弁護士だから収入が安定しているということもいいきれません。 就職のことよりも、buhimomoさんが本当に興味のある数学の道に進んではいかがでしょうか。 興味のあることなら頑張れるはずです! 回答はになっていませんが・・
お礼
アドバイスありがとうございます。 実際、今は、数学の道に進んで行こうという気持ちが強くなってきています。
- 12m24
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有り体に言ってしまえば、「本人のがんばり次第」です。 法学部に入ったからといって必ずしも弁護士になるわけではありませんし(ちなみに弁理士、裁判官、検察官などさまざまです)、弁護士になれば確実に儲けられるとは限りません。ただ、収入は安定しやすいと思います(特に企業の専任弁護士)。 理学・工学部は現在(東海で)好況に向かいつつあるので、就職しにくいということはないと思います。ただ、勉強していたことと、就職してからの業務内容が一致しないことがほとんどですので注意が必要です。 大学院はおそらく法科大学院のことを言われていると思いますが、法科大学院自体かなりレベルが高いと思いますので、大学で独自に勉強していないと、まず無理だと思います。 目標と計画をしっかり立てて、がんばってください。
お礼
そうですか。 やはり、理学部なら就職率が悪いと決め付けてしまうのはよくありませんね。 今は、理学部に行った後に法科大学院に進もうかと思っています。 丁寧なアドバイスありがとうございました。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 やはり、今の自分には知識が足りないような気がします。 もうすこし調べる必要がありそうです。