金属の表面処理に関して

このQ&Aのポイント
  • 金属の表面処理についての調査結果として、6価クロメート処理の熱に対する弱さとメラミン焼付塗装による白錆の発生について報告しました。
  • 3価クロメートを試した結果も同様に白錆が発生しました。
  • 耐熱性に優れたSPCC材用の表面処理について、安価な処理方法の探索も行いました。
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金属の表面処理に関して

はじめまして 弊社では金属(SPCC材)に表面処理(6価クロメート)を行い、一部マスキング後塗装(メラミン焼付塗装)を行う部材があります。 その際、マスキングした部位(処理面が露出した部位)で白錆が発生しました。 文献等で調べた所、6価クロメート処理は熱に弱く60度以上の温度で加熱するとクロメートの防錆効果が低下するとの事でした。 メラミン焼付塗装の際、乾燥温度が130度ですので恐らく温度により白錆が 発生したものと考えます。 6価クロメートの代替として3価クロメートで上記の条件と同様な試験片を作成し、塩水噴霧試験を行った所同様に白錆が発生してしまいました。 SPCC材に表面処理後、一部マスキングをし塗装を行う部材が必要なのですが、耐熱性に優れたSPCC材用の表面処理は無いでしょうか? 出来れば安価な処理が望ましいのですが・・・・

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

3価の皮膜は耐熱性が高かったと記憶してます。ベーキング炉で200度ぐらいには耐えれると思ってました。もしかするとメラニンの成分が影響しているかもしれませんね。 ところでZAM鋼板やスーパーダイマはトライされましたか? 

noname#230359
noname#230359
回答No.1

「(SPCC材)に表面処理(6価クロメート)を行い、一部マスキング」 この↑部分の使い方が分からないのと6価クロメートの種類が分からないので 的はずれの回答になるかも知れませんが・・・ SPCCでなくSECCは試してみたでしょうか。 特に6価クロムフリーのプレコート鋼板なんかは使えませんか? 例えば、商品名ですが「ジンコート21」等のような物 http://www.nsc.co.jp/product/sheet/pdf/JC171.pdf 耐熱性をうたっている物もありますし、SECCですから塗装も問題ありません。 耐熱性は6価クロムクロメートより3価クロムクロメートの方が 優れているようです。(素人の聞きかじり) それに6価より 今時だし安全! どの程度の導電性をお求めか分かりませんが、上記回答のURLにデータが出てます。

noname#230358
質問者

お礼

回答有難うございました。 1点気になったのですが、SECC(亜鉛めっき鋼板)ですと当然亜鉛めっき処理が施されていますが、一部マスキングを行うので亜鉛めっき自体が露出する部位が発生します。 亜鉛めっきは酸化しやすいので白錆が発生するのを更に防ぐ為にクロメート処理をしていたのですが・・・・ (クロメート処理自体が熱に対して弱かった様です。) 教示して頂いたジンコート21というものは導電性があるのでしょうか? 誠に恐れ入りますが分かれば教示をお願いします。 3価クロメートは処理液の品質管理が面倒であり不純物等が混入してしまうと 3価クロメートの純分な効果が得られないと聞いた事があります。 今回の試験で3価クロメートでの検証も散々な結果となってしまいました。 有難う御座います。 早速URLより調べてみます。 迅速な対応助かりました。

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