軟銅製の電極板による同電位間の放電の理屈について

このQ&Aのポイント
  • 軟銅製のリボン状の電極板に6kHz、95Armsの電流を流す装置において、電極板をS字に折り曲げた際に同電位のはずなのに放電痕が確認された。
  • 同電位間の放電が生じる理屈について、経験や知見をお持ちの方にご説明いただきたい。
  • このような現象が起きた原因やメカニズムについての理論的な考察を求めています。
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同電位間の放電

軟銅製のリボン状の電極板(幅20mm 長さ300mm 厚み0.5mm)に6kHz、95Armsの電流を流している装置があります。 その電極板をS字に折り曲げて電流を流したとき、電極板同士が接触した箇所に放電痕を確認しました。同電位のはずですが放電する理屈が解りません。どなたかこのような事例を経験し、知見をお持ちの方で理屈、理論をご説明いただければと思い質問いたしました。

noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.2

S字状になったことにより、いわば1ターンの空芯コイルが2つ できたことになります。このコイルのインダクタンスを計算 するのは容易ではありませんが、単線のインダクタンスなどから 類推するとおそらく100nHかその程度かと思われます。 これに6kHz、95Armsの電流を流すと抵抗成分とは別に、約0.5Vrmsの 電圧が現れます。もし、電流を電磁開閉器などで切ったりすると その瞬間におそらく100倍とかそれ以上の電圧が生じます。 JO_Oさんのお答えの0.5Vとは別に上記の電圧が存在しますので、 たとえ、1V以下程度であっても接触していれば、火花くらいは 出てもおかしくありません。(スポット溶接機はたいてい 数Vで鉄を溶かす溶接をします) 特に電流OFF時のサージでは高い電圧が一瞬でます。 95Armsとなっているので、サイン波だろうと思いますが、もし 矩形波やパルスだったら、上記の高圧が常時でることになります。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

毎度JOです。 >>軟銅製のリボン状の電極板(幅20mm 長さ300mm 厚み0.5mm) 銅の抵抗値は 1.59X10^-8Ω ですので電極板の電気抵抗値は0.0053Ω(20℃時) この電極板に95Aですから、電極板全体では0.5Vの電圧降下があります 電極板からの発熱量は≒47W 対流による自然空冷として相当の温度上昇が考えられます(素手では触れない) 温度上昇は電気抵抗値の上昇を招きます それはさて置き、最大で0.5Vの電圧降下があります、S字に折り曲げて接触した位置にもよりますが、仮に0.5V有れば接触抵抗により相当の発熱は有ると思われます

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