水溶性切削液の濃度管理方法とメンテナンスについて

このQ&Aのポイント
  • 水溶性切削液の濃度管理方法やメンテナンスについて解説します。
  • 水溶性切削液の濃度を調べて水を足す方法や、メンテナンスの手間について詳しくご説明します。
  • 水溶性切削液の濃度管理は重要ですが、濃度を調べる方法やメンテナンスの手間について不明な点がある方に向けて解説します。
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水溶性切削液の濃度管理

水溶性切削液の場合濃度管理をしないといけないということですが、 どのように濃度を調べて水を足すのでしょうか? 水溶性切削液というのはメンテナンスが手間ですか? どのような点がめんどうですか? よろしくお願いします。

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.8

 補足を求められているようなので・・・  うちでも昨年4月に入れたMCが水溶性切削液を使うことを前提(油性を使うにはミストコレクターや自動消火装置、オイルクーラーなどを社外品で構築する必要がある)として作られていたため、コストの面から水溶性にしました。  また、100%化学合成でも水で薄めて使います(だから『水溶性』と言うんですよ)  機械系の潤滑油などが切削液の表面に浮いて、空気と遮断されると、嫌気性バクテリアが発生して、ものすごい臭いを発します。一度こうなってしまうと、なかなか臭いは取れてくれません。オイルスキマーなどを使って表面の油分は出来るだけ回収することをお勧めします。 国内メーカーもありますが、価格が高い割りに、効果があまり感じられないそうですので、後付の簡便ななもの(田中インポートグループと言う商社がアメリカ製を輸入しています)がいいと思います、価格は6万円くらいだったと思います)  水溶性切削液の管理で、一番大事なものは濃度管理だそうです。 夏場は特に激しく蒸発するので、こまめにタンクを覗いて、水量を確認することをお勧めします。 管理の手間から言うと油性の10倍くらいかかりますね。

noname#230359
noname#230359
回答No.7

ども、旋盤屋をやっております。 季節や加工内容によって減り方が違うので、 濃度管理はそれほどシビアにやっておりません。 蒸発よりも製品に付着して持っていかれる方が多いと思っていますので、 切削液層の液面ゲージを見て減っているようならいつもと同じ濃度で足す程度です。 不水溶性切削液と水溶性切削液では遥かに水溶性のほうが…… というより、不水溶性の管理の手間ってほとんど無いのではないのかと思いますが、 ちゃんと排気しないと油煙で具合悪くなるとか、 荒加工やスローアウエイの穴加工で発火の心配ということもありますから、 手間要らずという訳では無いですけど、遥かに楽ですね。 んで、水溶性で具体的には、 ●性質の管理として。 腐敗(嫌気性バクテリアの発生)をさせないために、 ほぼ毎日ポンプを回す、切削液槽に鉄粉を大量に溜め込まない。 浮き油の除去。 ●加工時の管理として。 鉄系の錆や真鍮・銅の変色、溝や段の隅に乾いて残る事を防ぐために速やかに洗浄。 引目や傷が判りにくいので、寸法チェック時には丹念にエアブローする。 ●廃液の管理として。 少しでも水溶性が混じった不水溶性油は水溶性油として廃棄処理しなくてはならないから、混ざらない様にする ●作業環境の管理として。 加工者の肌荒れを防止するためハンドクリームの常備。 腐敗が始まると、ちょっとした切り傷でも悪くなりやすいのでグローブの支給。 水溶性でもいろいろ有りまして、ソリュブリュ、エマルジョン、ソリューション、シンセティック、 それぞれで、必要な管理のハードルが違いますいろいろ研究してみてください、 もし新規で導入するなら、性能だけでなく匂いなど使い心地もチェックした方がいいと思いますよ、香料とか薬品臭がすごいのも時々有りますから。

noname#230359
noname#230359
回答No.6

当社では、濃度管理機器は下記の方と同じアタゴ製の糖度計を利用していいます。 選定した水溶性切削油で材質により規定の濃度のデーターがあるはずですのでそれを目安に最初は水で割って作るのですが、それ以降は、機械を稼動してもしなくても水の蒸発により濃度が濃くなるので2~3%の継ぎ足しです。 メンテナンスの面では、稼動部分で使っている油性のグリースや潤滑油がタンク内で水面で浮いて膜をはってしまい腐りやすくなるので、浮いた油を吸い取るかすくうか又はオイルスキマーなどで除去をお勧めします。 水溶性切削油でも身体に大丈夫な方とそうでない方がおりますので、植物性で花粉症やアレルギーがある方などは手や顔などが荒れた方がおられたので鉱物性の方に切り替えて今では身体的に問題は無くなりました

noname#230359
noname#230359
回答No.5

蒸発しにくいものは、あまり聞きませんが、 腐敗しにくい物は、バイオスタティックとうたっている 様なものを選定すれば、多少良いと思います。 錆は、PHが落ちにくいとうたっている物を選定すれば、 多少は錆びにくいと思います。 日石でもシェルでも、どこでも上記の様なグレードは、 用意されていますので、商社などに問い合せをすれば、 すぐにお勧め品名、価格を紹介してくれると思います。

noname#230358
質問者

補足

ありがとうございます。 >腐敗しにくい物は、バイオスタティックとうたっている >様なものを選定すれば、多少良いと思います。 >錆は、PHが落ちにくいとうたっている物を選定すれば、 >多少は錆びにくいと思います。 腐敗しにくさ 錆び難さともに良いやつといえど多少なんですね。 皆さんが水溶性をつかっている理由はどのような理由からでしょうか? 無人運転はしない場合でも水溶性にする意味 メリットはありますか?

noname#230359
noname#230359
回答No.4

私も回答者1様 同様アタゴの糖度計を使用しています。 参考までに弊社では旋盤加工(鉄)では糖度5%~7%で管理しています。 (毎日、糖度計で確認しています。) ・弊社では、まず市販の水溶性切削油の希釈装置(原液にホースをさし、水を入れると希釈されたクーラントが出てくるものです。)で補給用クーラントを作って置きます。この濃度を糖度3.0%にしておきます。 (加工機での蒸発を考えやや薄めにしておきます。) ・上記のクーラントを各旋盤へ補給しています。   旋盤側も毎日、念のため測定をしています。   加工機側は5~7%で推移しています。 ・水のみの追加を行うと当然、濃度が薄くなってしまいます。  濃度が薄いと錆びの発生原因になったり、チップの持ちが悪くなります。  上記の現象を回避するため、濃いめで希釈すると、コストが上がってしまうため弊社では上記のような管理を行っています。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

回答者1様と同様な、リフレクトメータを使用しています。 望遠鏡のようなタイプとデジタルタイプがあります。 濃度管理もそれ自体が、冷却性能と100%一致するわけでは、 ありませんので、規模によりますが、メーカに検査依頼するか、 または、定期全量交換をお勧め致します(バクテリアやPHなど)。 水のみが蒸発してきて、見かけ上は濃くなっていきますが、 水のみを足し続けたのでは、性能がどんどん劣化してしまいます。 原液も少しずつ加える必要があります。

noname#230358
質問者

補足

ありがとうございます。 腐らなくて蒸発しにくいのとかはないでしょうか?

noname#230359
noname#230359
回答No.2

ホーメセンターやカーショップにある バッテリの濃度計を使ってる人もいるそうですが 昔使っていたマシニングは バケツ4杯ぐらいの切削水しかはいらなかったので 管理は簡単でした 一日削るとバケツ一杯分ぐらい蒸発するので  毎日一杯補給 1週間ぐらいたつと濃度も低くなる&銅も削っていたので緑色になるので 総入れ替えする 面倒ですか?ときかれれば面倒かもしれないがそれは業務です 新規で工場建てる場合はマシニングの置く 場所に水を持ってくる(エアーとともにホースで)のが一番です >>すいません。水分が蒸発すると濃度が濃くなってくると思っていたのですが、濃度が低くなるとはどういうことでしょうか? 蒸発するのは水なので減らないような気がしますが 材料に付着による持ち出し オイルミストで吸われる などで  持ち出しもあるのでだんだん薄くなるわけです←水しか入れてないので >>動かさなくてもだんだん水が蒸発して濃度管理は定期的にしないといけないと 期間やタンク容量タンク形状によって変るでしょうが 普通はそんなに蒸発しないはずです 切削水の容量で管理してもいいくらいです ただ長時間ほっとくと腐ります 腐敗防止にはいろいろありますが 長時間ほっとくのなら腐りにくいタイプのものを使った方がいいでしょう まあ、後はほかの回答者が言ってるように 年に2回とか3回しか動かないので あればもっと根本的に考えた方がいいかもしれません

noname#230358
質問者

補足

ありがとうございます。 >1週間ぐらいたつと濃度も低くなる&銅も削っていたので緑色になるので >総入れ替えする すいません。水分が蒸発すると濃度が濃くなってくると思っていたのですが、 濃度が低くなるとはどういうことでしょうか? あと毎日動かない たまにしか動かないような場合は水溶性だと どのようなことが生じるのでしょうか? 動かさなくてもだんだん水が蒸発して濃度管理は定期的にしないといけないと したらその場合はどれくらいの期間に一回はしないといけないのでしょうか? あと油性で発火しにくいやつとかご存知ですか? 油性で懸念しているのは万が一発火したらと いうその一点のみで、 あとの油性のディメリットはまったく問題ないのです。 万が一の安全上から水性はどうかと考えただけです。 機械の回転数の上限は3500程です。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

 水溶性切削液については、これまで油性のものしか使ってこなかった私どもも、昨年4月の導入当初は、『管理の手間』が掛かりすぎて、嫌気さえも覚えたくらいです。  濃度の管理については、『濃度計』という、望遠鏡みたいな計測機器が市販されています、実売価格は2万円前後でしょう、メーカーは『あたご』、Webは www.atago.net/です。工具屋さんで仲介してもらいました。  現在わが社で使っているものはケッミクと言う会社の水溶性切削液です。 たくさんの台数で使うのであれば、原液の価格もかなりあるでしょうが、1~2台程度であれば、100%化学合成のものをお勧めします、管理が楽です。  以上ご参考まで。

noname#230358
質問者

補足

ありがとうございます。 >たくさんの台数で使うのであれば、原液の価格もかなりあるでしょうが、1~>2台程度であれば、100%化学合成のものをお勧めします、管理が楽です。 1台なのですが、100%化学合成のやつというのは 水では薄めて使わないものなのでしょうか? あと油性油で発火しにくいものとかないでしょうか? 水溶性に変えた理由はどのような理由でしょうか?

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