アルマイト後のピット発生

このQ&Aのポイント
  • 半年前からアルマイト業務に就いたが、腐食の一種と思われる白い班点と黒班点のトラブルが発生している。
  • 材料はA7003で、処理方法はバフにて表面処理、脱脂、水洗、化研、中和、陽極酸化処理などの工程を経ている。
  • 対策として化学研磨の薬液分析を行い、汚染度が基準値を超えていたため交換したが、黒班点が再度発生している。理由や解決策が分からず、質問をさせていただいている。
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アルマイト 後のピット発生

アルマイト 後のピット発生 半年前からアルマイト業務に就きトラブルが発生しました。 腐食の一種と思われる物2点です。1.白い班点(中国では麻点と呼ばれる) 2.黒班点 材料はA7003 処理方法は バフにて表面処理→脱脂(アルカリ)→水洗→化研(りん酸・硫酸系)→水洗1槽→水洗2槽→中和(硝酸)→水洗(純水)→陽極酸化処理(膜厚6μm)→水洗3槽(純水)→水洗4槽(純水)→ 封孔→湯洗1槽(純水)→湯洗2槽(純水) 対策:化学研磨の薬液分析をし汚染度が基準値を超えていたので交換 その後、1度 黒班点が出ました。 新品は良くなりましたが 一度班点が出た物を脱膜処理→バフ処理(班点取り除き)再アルマイト しましたがまた出ます。一度出た物はバフにて表面処理をしても駄目なのでしょうか? 自分でも色々調べましたが、考えられる2点の発生原因 再処理解決方法が見つからなかったので、皆様のお知恵を拝借出来ればと思い質問させて頂きます。 長文に成りすみません。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

ピットは腐食が原因であり、その発生工程は多数存在します。 一例ですが、 ・素材の時点で腐食している  この場合は処理前のアルミ表面だけ見ても分からない場合がほとんどです。エッチングや化学研磨をやってはじめてピットの存在に気がつきます。 ・化学研磨後の腐食  化学研磨後の水洗で塩素成分が多い場合に腐食が発生します。研磨後の表面は酸化膜が無いので腐食しやすい状態なため、水洗時間を短縮し早く中和を行うか、水洗水を純水にすれば腐食しません。 などがあげられます。 ピットは根が深いものが多く、再処理は困難なため廃棄処分にするメーカーさんも多いと聞きます。まずは発生工程の見極めを行い、発生を防ぐことをオススメします。

noname#230358
質問者

お礼

お忙しい中、お知恵を頂きありがとうございました。 陽極酸化処理は大変奥が深く様々な要因が考えられますが、 日々勉強して行きたいと思います。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

 黒班点について、過去に発生したときに分析しました。同じかわかりませんが、同系のAl-Cu-Mg系です。  SEM-EDXの表面定性分析の結果、Al-Cu(S、O)酸化物でした。内部にもあったので、工程をおってみて、材料(素形材)製造段階で発生しており、 バフ、アルマイト工程ではなく、対策をメーカー依頼しましたが、完璧にはなっておりません。  ほかには、バフがの当たり過ぎの部分や、偏析粒子部分でむらになったりしたことがありました。  アルマイト工程の改善や手直しではどうしようもないこともあります。

noname#230358
質問者

お礼

お忙しい中、お知恵を頂きありがとうございました。 陽極酸化処理は大変奥が深く様々な要因が考えられますが、 日々勉強して行きたいと思います。ありがとうございました。

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