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機械設計に活かせる現場技能とは?
- 機械設計に活かせる現場の技能には旋盤等切削加工の技能、板金等塑性加工の技能、電気配線等のメカトロを実現するための技能があります。
- これらの技能は機械設計において非常に重要であり、それぞれの技能が機械の製造工程や動作に直接関与しています。
- 他にも機械設計に必要な技能や補足事項がある場合は、それらも活かすことでより高度な機械設計が可能になります。
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過去のQ&Aかた引用させて頂きます。 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=190580&event=QE0004 >機械設計とマシン語の両方が出来る要員として、随分重宝がられました。 >自動機をやる様になって、シーケンスもこなしました。 >両方出来ると、仕事の幅が広がります。 この回答からも推定できると思いますが,核となる専門のほかに,別の領域 の知識,技能,経験を持つことが「開発」には重要と思います。 という訳で,?から?に順位はないと思います。どの分野の技能でも専門領域 の知識と有機的に組み合わせて使うことができれば十分に有効と思います。 設計者にとって,製品の姿(全体~ディテール)をどれだけ頭の中に刻み つけているか,その知識をすぐに引き出して活用できるようになっているか が勝負でしょう。現場の経験の活かし方の参考にして下さい。 どんな領域の技能・経験でも役に立たつと思いますが,必ず役に立つことは, 設計する製品のユーザーの立場の経験ですね。 ご参考に,独立して機械開発・設計をなさっている方のHPを紹介します。 どのように効率の高い仕事をしているか,随所から感じ取ることができる と思います。
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基本、他の皆さんが言われていることと同じです。 貴社は1品ものを製作しているのか、量産品を製作しているのかわかりませんが。 小生は、製造現場管理→生産技術と異動していますが、これだけはわかっておいてください。 「決して頭でっかちな設計者にはならない事」 最近は高学歴になり、直接設計などに配属される方が多いと思います。 細かな専門技能まで知る事は要らないと思います。(経験で培われると思います) しかし、設計者がこれでよいと思った物が、現場では非常に作りづらいなど問題がいっぱいあることは多いです。 ですから、むしろ現場の作業者の方と多くコミュニケーションを取って、色々な話を聞いて自分の知識として溜め込んではどうでしょうか。 設計するのは貴殿でも実際製作するのは現場の人です。 それなりに実務で経験も積んでる人たちですから、製作技術に関してはいろいろと教えてくれると思いますよ。
お礼
製作されるかたとの齟齬をなるべくなくしたいと考えておりました。 本質問をまとめて頂きまして、どうもありがとうございました。
以下の参考に示しますWEBを確認して下さい。 機械加工や組み立て、制御等の電気知識等が必要です。 その内容は膨大なので、簡単なルールを覚えたら、 ? 現場等で随時怒られてマスターする<又は、上司のチェックで…> ? ISO等のデザインレビューで、『計画の確認会』を、現場の加工者や 組立者、電気技術者、メンテナンス(保全)等を交えて行ない、 事前にFail(欠陥や不具合)洗い出す 等で対応下さい。 ?は小さな会社、?は大きな会社での実施が割合的には多いです。
お礼
前者の本は読了であります。 現実的な方法と実際のケースについてご教授頂きました。 ご回答、どうもありがとうございます。
>?旋盤等切削加工の技能 >?板金等塑性加工の技能 これに加えて、溶接、樹脂成形、熱処理等を全てひっくるめて「加工技能」 >?電気配線等のメカトロを実現するための技能 電気だけでなくエアー、油圧をひっくるめて「制御技能」 回答(3)さんの「組立技能」 それに付け加えて機械を分解整備する「保全技能」 そして何より「製図技能」 それと、子供のころにプラモやラジコン模型等を作ったかどうか? 昔は、子供の頃のそうした趣味が高じて自然に設計職になったものだが そうした人たちは上記に加えて設計職に絶対に必要な「独学技能」を持ってる 子供のころ既に誰かに聞くまでも無くエンジンの構造とか知ってたりする
お礼
補足していただきまして、ありがとうございます。 私も技能について整理がつきました。模型などを作った経験はありますが、さらなる独学が必要だと感じました。
今まで自分が行ってきた経緯で紹介させて頂きます。 私の会社は精密工具製造を行っており自社製の設備にて 切削研削加工を行います。 入社後に生産技術に配属。 現場での加工を理解するために製造現場に配属 製造現場から社内設備製造部門に配属 社内設備機械設計部門に配属 ?機械設計に活かせる技能としてはまずは機械を使って 自分でワークを加工することが大事です。 そうすることで機械の設計趣旨と理解 その機械の特長、 利点・欠点がわかります。 ?自分で機械を作ってみます。部品加工から組立加工まで 機械の構造、設計者の意図趣旨など理解することが出来ます。 ?設計を行う。これまで習得した知識、技能を駆使して設計をする。 私の場合はこの流れで非常に恵まれた環境で機械設計の職につくことが 出来ました。当社ではこの流れで機械設計に付く技術者がほとんどです。 以前は適正で何の経験もなく機械設計に配属された方々がいましたが決して 成功した人は多くありません。機械を操作して自分で加工してみる。 習うより慣れろを実践することも機械設計技術者に必要な経験のひとつだと 考えています。
お礼
私も切削加工機械が、常備されていることが多いと感じていて、この質問に及びました。この分野の技術者のかたのご意見を参考にさせて頂きます。 ありがとうございます。
若い技術者の方でしょうか。 この問題は、誰しも考える事だと思います。 アインシュタインが言っていたように、 学べば学ぶほど、自分の無知を知り、さらに学ぶべきことを、 発見するという問題であります。 ?~?以外にも、材料・熱処理・表面処理など、 言い出したら切りがありません。 現場現場と偏りすぎても、相応の設計になってしまいますし、 かといって我が道を行く設計をしすぎのも良くないでしょう。 ゴールはおそらく無いでしょうが、まあ地道に。 私自身も、有るメーカの生産技術→設備設計→製造責任者として、 働いている者であり、同じような問題は、抱えております。
お礼
設計者はバランスを考えなければならないというご意見をいただきました。 ありがとうございます。
各製造技能の限界レベルを知ることは,機械設計において重要なことだと 思います。設計者が技能を有していれば,製造現場とのコミュニケーション は図り易いとは思いますが,職業として考えれば現実的ではないと思いま す。つまり,製造技能を有するためには,労力と時間を有します。設計技術 者として,それだけの投資をして設計技能が大幅にアップするかは疑問で す。各回答者の方の意見を否定するわけではありませんが,具体的な製造 方法を知らなくても,設計情報の整理,要求項目や問題点の洗い出し,製造 技術の概要と技術限界を知れば,十分優秀な機械設計技術者になれると信じ ております。もちろん材料業者や加工業者とのコミュニュケーションをうま く図ることも重要な要素です。
お礼
すべての分野に渡り技能習得することは非現実的なのですね。 俯瞰するための技能が重要だと気付くことができました。 ご回答、ありがとうございます。
むしろ?組立技能 こちらの方が全てに関係すると思います 会社での役割によって違うかもしれませんが、私の場合はそこそこのレベルで全て把握しています 部品が合わなければ自分で旋盤で追加工する 板金などの手直しも行う 電気だけでなく、エア、水配管も行う 図面が読めなければ物は組めません 実際に組む事によって、公差の重要度なども判ります
お礼
図面を読む能力に関しては、私の欠点部となっておりました。製図はこれから学ぶのですが、その予習をしなければならないことを再確認できました。ありがとうございます。
?~?に 順位が無いとの回答も賛成です。 私は設計は本来『思いやり』の仕事として考え現在に至っています。 それを手配する人、加工する人、組立てる人、使う人、修理する人等を 思いやって設計をする、全てパーフェクトは無理ですから、出来るだけ理想に近づける、、、。 メカ設計、電気設計(シーケンスを読み、書き換える等)、油圧設計、 各工作機械の能力(汎用フライスではどんな加工が限界か等)を知る事も 大切です、必要な公差は必ず入れて、不要な公差を入れない等も重要と考えます。 纏まりませんでしたが、参考にして下さい。
お礼
全体のバランスを考えることが必要なのですね。 公差に関してもご意見をいただき、参考となります。 ありがとうございます。
お礼
順位はないというご意見をいただきました。 やはり、臨機応変に対応できる能力が重要なようですね。 どうもありがとうございます。