シース熱電対について知りたい!使い捨て品の精度はどのくらい?

このQ&Aのポイント
  • 熱処理炉などに取り付けてある熱電対はk熱電対で、それとは別で即答性がよく精度もk熱電対よりいいシース熱電対というのがあるそうです。
  • シース熱電対は形状的には細い針金みたいな形で、使い捨て品であるため時間が経つと精度が悪くなる可能性があります。
  • 質問者は工場に昔使ったものが残っているため、それを利用しようか迷っています。過去にテストで4,5回使った程度で、温度域は750℃程度です。
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  • 締切済み

シース熱電対について

熱処理炉などに取り付けてある熱電対はk熱電対で、それとは別で即答性が よく精度もk熱電対よりいいシース熱電対というのがあるそうです。形状的には 細い針金みたいな形です。今度、そのシース熱電対を使って温度調査を行おうと 思っているのですが、工場に昔使ったものが残っていましたのでそれを 使おうと考えたのですが、シース熱電対は使い捨て品で時間も経っているから 精度も悪くなっているのではないかという話があり、新品を購入しようか 迷ってます。  過去にテストで4,5回使った程度 温度も750℃位の温度域で直ぐに 使えなくなるものなのでしゅうか? どなたかお詳しい方いましたら、ご教授願います。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

昔の程度が1~2年前位で、シース管に錆や破損などが無い、を前提とし、 テストの使用環境が750℃で一回の計測が数分程度でしたら恐らく問題ないと思います。 簡単にセンサの校正を行うのであればセンサを沸騰した水の蒸気にあて、 計測器が100℃付近を表示するかである程度の確認は出来るかと思われます。 ただし、沸点は大気圧により変動しますのであくまでもある程度、なのですが 台風でも来ていなければ大体沸点温度は100℃±0.5℃くらいには入ります。 100℃にて熱電対許容差のJIS規格クラス2(±2.5℃以内)に入っていれば、恐らく750℃でもクラス2の精度(±約5.7℃)内に収まっていると思われます。 ちなみに熱電対全般に言えることなのですが、熱電対の「使い捨て」の意味は 熱電対が壊れるから「使い捨て」と言う訳ではなく、 使用するごとに熱電対の特性が変化してゆくところからそういう言い回しになっています。 シースの外径にもよりますが大体3~400℃以上で1時間くらい熱をかけ続けると 特性が変化し始めます。 これは熱電対素線の外径が細ければ細いほど如実に変化します。 (シース熱電対も結局はシース管の中に熱電対線(恐らくKタイプのもの)が酸化マグネシウム(絶縁物)と共に入っています。一般的にシース外径の0.15倍したものが中に入っている熱電対線の径になります。) 自信なし→自信あり。の間違いです。申し訳ありません。

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 内容を確認して「ほっと」しました。詳しいご説明に感謝致します。

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