動バランスの1面と2面の違い

このQ&Aのポイント
  • 「動バランス」とは、シャフトの回転による振動を制御するためのバランス調整の方法です。1面と2面は異なるバランス取り方法を指します。
  • 1面バランスはシャフト全体のバランスを調整する方法であり、2面バランスは測定箇所を2ヶ所に設定し、それぞれの部位でのバランスを調整する方法です。
  • 1面バランス取り後に2面で再調整を行うことで、より高い精度のバランスが得られます。2面でのバランス調整により、シャフトの振動がさらに制御され、安定した振動パフォーマンスが実現されます。
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  • 締切済み

動バランスの1面と2面の違いを教えて下さい。

何時も勉強させて頂いてます。 動バランスに付いて教えて頂きたいのですが、動バランスを指示する場合、1面と2面のいずれかを指示するのですが、シャフトを回転させた時、振動にどのような違いが出るのでしょうか? 又、それは算出出来るのでしょうか(振幅)? 1面バランスはシャフトの総合的?なバランス、2面は測定箇所を2ヶ所設定し、それぞれの部位でのバランス取りと理解してます、間違っていましたら指摘願います。 又、1面バランス取り後、精度を上げる為に2面にて取り直すと、どんな影響が出るのでしょうか? 宜しく御願いします。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

1面バランスは、長さの短い回転体(例えば円盤状の部品)などで 1ヶ所でバランスを測定-修正する方法です。 ■部分がアンバランスとして、 ■          ↑   ============ ↓          ■ のようなシャフトで1面バランス測定を行なうと、アンバランスが 検出されない恐れがあります。 このような現象を、偶不釣合いと称し、回転時に↑↓方向に振動が発生する ので、2面バランスを行なわないと修正できません。 可能な限り、2面間の測定および修正距離を長く設定することが望まれます。 なお、初めから2面で行なえば1面バランスの工程を省くことができると考え ます。 但し、円盤状の部品を1面バランス取りしたあとに、シャフト部品に取り付け て、あらためて2面バランスを行なうのであれば、有効な手法です。 申し訳ございませんが、明快な算出方法は分かりません。 直径70mm×長さ200mmの片持ち梁として考えると、自重による先端の撓み は、0.2μmです。 質量6.2kgでアンバランス量0.15gmmより、偏重心距離は0.15÷6.2=0.02μm となります。 両者の値は微小なので、片持ちやアンバランスだけに起因する振動は極めて 小さいと推測いたします。 どのような用途でご使用されるか存じませんが、4000回転での使用であれば、高精度にバランス調整されているとの感想です。

参考URL:
http://www.shimadzu.co.jp/sho/products/bla/glossary.html
noname#230358
質問者

お礼

勉強になりました、有難う御座います。 ずうずうしいのですが、追加の質問が有ります。 2面でバランスを取り直し、残アンバランス量が0.15gmm となりました、 シャフトは 横向きで片持ち、突き出し長さ200mm、質量6.2Kg、修正半径35mmです、 これを4000回転で回した時の振動(振幅)の算出式が分かりましたら教えて下さい。 宜しく御願いします。

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