遊星歯車減速機の伝達力について
- 遊星歯車減速機の伝達力について教えてください。歯車伝達で大径歯車(入力)側から小径歯車(出力)を伝達すると、回転速度が増速され分、トルクも径の比率分大きな力が必要です。
- 遊星歯車減速機を反対に使用した場合、本来出力軸側である側を入力軸とし、反対側を出力軸とすると、歯車伝達機構より大きな力が必要(損失が大)である感覚があります。
- 遊星歯車減速機を増速機として使用する場合、計算方法はどうすれば良いのでしょうか?
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遊星歯車減速機の伝達力について教えてください
歯車伝達で大径歯車(入力)側から小径歯車(出力)を伝達をすると 回転速度が増速され分、トルクも径の比率分大きな力が必要です。 遊星歯車減速機を反対に使用した場合に本来出力軸側である側を 入力軸とし、反対側を出力軸とした場合、歯車伝達機構より大きな力 が必要(損失が大)である感覚があります。 遊星歯車減速機を増速機として使用する場合、どう計算すれば良い のでしょうか?
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機構(メカ)的に、強度が持つとか持たないとかは、別に考えて下さい。 さて、以下の内容が、運動力学の基本で、その内容を覚えておくと、以後 便利です。 直線の動きの動力は、 数式にすると、P(kW)= F(kg)× v(m/sec)÷102になります。 動力;P(kW)、力; F(kg)、速度;v(m/sec) そして、入力の動力が同じで、動きが遅い(長くゆっくり動く)と、 速度;v(m/sec)が小さくなったので、力; F(kg)は大きくなる。 薪を鉞や斧で割るのは楔効果。振り下ろした方向に10cm進んで、拡がる 方向に1cm進めば、摩擦等の機械ロスを考慮しないと、振り下ろした力 の10倍の力で薪を拡げた事になります。 また、梃子やシーソーの原理も同じで、支点の距離の比は動きの速度 (動きの量)と同じ事になり、その比で増減します。 また、回転の動きの動力は、 2×π×N(rpm)×T(kg・m)÷(102×60)となります。 回転数;N(rpm)、トルク;T(kg・m) 参考ですが、<2×π×半径>で円周(回転の距離)出てきて、回転数が時間 当たりの動く距離で、トルクは<半径×力>となります。トルクの半径を円周 に移行すると、結局“力×速度”となります。 <rpmはr/min、secに直すと60倍で、60の数値がでます> そして、同じモータを使用して、 * 減速するは、 回転数;N(rpm)が小さくなる ⇒ トルク;T(kg・m)が大きくなる * 増速するは、 回転数;N(rpm)が大きくなる ⇒ トルク;T(kg・m)が小さくなる なので、 機械効率を無視しますと、5倍増速しますと、トルクは1/5となります。 <機械効率は、摩擦等の熱損失と考えて下さい> それと、機械効率は、減速も増速もあまり変わりませんが、慣性力が 減速比の二乗に聞いてきます。 1/5の減速は1/25倍となり、5/1の増速は25倍となり、大きく異なります。 これが、廻り難さ(廻し難さ)であり、加速時に大きな影響があります。 後は、減速機屋さんに、詳細を確認して、進めて下さい。
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