SUM11とSUM12の市場性と代替品について

このQ&Aのポイント
  • JIS G 4804が改正され、鋼種SUM11とSUM12が削除されました。現在の市場性や今後の動向については不明です。
  • 鋼種SUM11とSUM12には100点ほどの部品がありますが、代替品は不明です。
  • JIS G 4804を検索するには、http://www.jisc.go.jp/のTOPページからJIS検索を行う必要があります。
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SUM11とSUM12の市場性と代替品について(…

SUM11とSUM12の市場性と代替品について(JIS G 4804) いつもお世話になっております。 早速ですが、「JIS G 4804:硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材」が、 2008/2/20に改正されて、鋼種SUM11とSUM12が削除されています。 改正理由は、 http://www.jisc.go.jp/app/pager?id=70652 で、確認したのですが、 「……最近の生産及び使用の実態を踏まえて、……」と、なっています。 ?既に8ヶ月経過しましたが、現在の流通(市場)性はどうなのでしょうか? ?JISで削除されたからには、今後無くなっていくのでしょうか? ?SUM11とSUM12、弊社では、SUM11材部品が100点ほどあります。  相当する代替材料が何かございませんでしょうか? 以上、何か、情報をお持ちでしたら、ご教授頂きたく、 宜しくお願い申し上げます。 追記です。すみません。 上記のURLですが、開くたびに変わってしまいます。 http://www.jisc.go.jp/ のTOPページからJIS検索で、G4804を検索を その都度しないとダメです。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.3

JISから除外されたとしても、 当該鋼種の使用が認められなくなるという訳ではありません. あくまでJISから無くなるというだけです. (天文学における「冥王星」問題に似ています.) そもそもが殆ど使われていなかった訳で、 どの鋼材商社からでも調達できた訳ではないでしょう. これまで扱っていた商社というのは、 JISから削除されたからといって、それを理由に即座に 当該鋼種の取り扱いを止めるという事はないだろうと思います. 世の中に「JIS G4804:2008」が浸透するのは、数年から先の話でして、 この業界では面粗度表記にしろ、'01年に改正されて既に7年が経過している にもかかわらず、いまだに'94年版が通用していたりもする訳です. SUM11/12にしても流通量が少なかったとはいえ、 一度策定された以上、相当先まで細々と使われ続ける可能性もあります. http://w2352.nsk.ne.jp/himeno/data/steels_sum_seibun.htm によれば、 SUM11/12は成分的に低リン硫黄快削鋼ですから、 AISI/SAEでいうと1100番台(硫黄添加鋼)が相当すると思います. SUM11ならAISI1110とかAISI1113あたりが代替材になるのではないでしょうか. 例えばコベルコは硫黄快削鋼「1110R」「1110F」というのをラインナップしてます. この1110Fの方は「SUM11相当」という事になっています. (→参考URL) 快削鋼でなくても良ければ、S10Cなんかも使えると思います. (SUM11はMnS量がかなり少ないので、S10Cでも切削性は大して変わらない気もします.) SUM12の方は、炭素量を重視してリンと硫黄の含有量に目をつぶればSUM21、 リンと硫黄の含有量を重視して炭素量に目をつぶればSUM32、 という代用もできるでしょう. (要は、何をどこまで許容できるかです.) JISではなくJASO(自動車規格)M106 →http://www.nsc.co.jp/product/rod/pdf/BC309.pdf での規定になるS10CS1あたりとも被って来ます.

参考URL:
http://www.kobelco.co.jp/steel/products/senzai/kikaku/kikaku_7_20.html
noname#230358
質問者

お礼

詳細な情報のご提供、お手数をお掛けしてすみませんでした。 確かに、JISが改正されたからといって、直ぐにどうなるわけでもないですよね。面粗さは確かに未だ▽▽▽表記を使っていますし(そろそろRaへの検討も開始していますが)、また、平行ピンが1988年に大幅に改正された際も、その10年後に取引先から切替要請があったと言う様な事も経験済みでした。 ご提示頂きました代替情報など参照させて頂き、検討を進めて行きたいと思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

JIS G 4804(2008)を確認してみました。本文中に特に記載はありませんで したが,質問の中に一部記載があるように,規格前文に次ぎの記載がありま す。 この規格は、特に被削性を向上させるために炭素鋼に硫黄を添加、又はりん及び/又は鉛を硫黄に複合して作られた快削鋼鋼材について規定したものであるが、最近の生産及び使用の実態を踏まえて、規格内容の充実を図るため、改正を行うものである。  主な改正点は、次のとおりである。 1.鋼種SUM11及びSUM12を削除して13種とする。 2.鉛含有鋼(SUM22L,23L,24L及び31L)の製品の鉛(Pb)の許容上限値を0.38%から0.35%に下げる。 3.線材の標準寸法の範囲を5.5~32mmから5.5~50mmに拡大する。 使用実態を踏まえてSUM11及びSUM12を削除したと読み取れます。 実態についてはメーカーに問い合わせてはいかがでしょう(新日鉄や神戸製鋼にも技術相談窓口があるように思います)。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 弊社取引先への確認はこれからしようと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

RoHS規制等の環境対応により,鉛フリーの快削鋼に変わりつつあるようです。

参考URL:
http://www7b.biglobe.ne.jp/~mechatroidea/sekkei-seizu/s004-kaisaku.html
noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 SUM材では、鉛含有しているのは、SUM22L、SUM23L、SUM24L、SUM31L の4種類であることは、G4804の表1化学成分から分かるのですが、 鉛の含有していないSUM11とSUM12が削除対象となったのは、改正理由にも 書かれていた様に、そんなに市場で流通性が無い物なのかを知りたいのです。 どうなんでしょうか?

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