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ガスバーナーでの焼入れについて
- ガスバーナーを使用しての焼入れや焼き戻しを行っているが、温度管理に問題があり困っている。
- 色で判断するだけではなく、色見本や他の基準を知りたい。
- ガスバーナーでの焼入れの方法や注意点についてアドバイスを求めている。
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フレームハードを行なう時重要な加熱中の火色の目安資料は、日立金属下記ホームページに出ています。カタログの中から火炎焼入れ鋼に有ります。しかしこれはあくまで目安で、実際の現物は少し明るめに見えると思います。 慣れれば、実際の温度と火色で判断した温度で±20℃位までにはなれます。(1級熱処理技能士並) SK材は適正焼入れ温度範囲が狭いので、バーナーによるフレームハードニングには適しているとは言えません。専用の材料が販売されていますのでそちらの方が楽に出来ると思います。
できあいの色見本というのは見たことがありません。(あるのかも知れませんが) 印刷で正確な色を出すのはなかなか難しいようなので出版社も印刷屋さんも クレームを恐れてやらないんじゃないですか? 熱処理の本を見ても 「暗い赤」とか「やや黄色味がかった橙色」とか、言葉での説明だけです。 カラー印刷で見せてくれって私も思いましたけどね。 回答1の放射温度計なり、正確に設定できる電気炉なりで 「何度の時はなに色」というのを何回もしっかり見てください。 一度基準を覚えて、次からはそれを再現するようにすれば目視でもまあまあ いい線いきますし、分からなくなったらまた温度計で確認できますが、 測定器なんにもなしでは修行に時間がかかりすぎます。 昔の鍛冶屋さんじゃないんですから。 あと、焼き入れ時の色は温度に正確に対応しますが、焼き戻し色は 表面の酸化膜の厚みで決まるので、一定の温度を保っていても 時間がたつと変化します。(高温側に移ってゆく) 温度の指標としてはあまりあてになりません。 私の場合、焼き入れは目分量でやっても焼き戻しは電気炉を使います。
私見ですが、色見本で判別出来るとは思えません。 『赤外線放射温度計』という機器を買えば宜しいかと。。。 でなければ、ベテランの勘を伝授して貰うとか 久しくやってなかったのですが『勘』を思い出しました。 昔は溶接用のアセチレンやプロパンでも酸素を吹き込むバーナーでSK、SKSをやったことがありますが、それはもう忘れてます。 サイズによりますが、カセットボンベのトーチなら、そんなに温度が上がらず辛うじてSK4は可能です。これでやると、ややくすんだ赤の温度になると黒皮ができます。これでは少し低いので、その皮が剥け、その先端が部分的に燃えて光るようになればOKです。 これで油冷して、その黒皮を剥くと、ネズミ色の表面になっていて焼きが入ったことが確認出来ます。 他の条件でもこうなるとは限らないでしょうが、参考迄