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フレキシブルプリント基板の修理方法
- 海外製品のフレキシブルプリント基板が引っかき断線した場合、基板の取り寄せには時間と費用がかかるため、修理を試みることがあります。
- しかし、断線幅が1ミリ程度の場合、配線上の絶縁保護シートの処理や半田付けによる修理が可能かどうかは判断できません。
- 経験者のアドバイスを求めることをおすすめします。
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planetです。 FPCに傷を入れたのか切ってしまったのかが不明です。 引っかき傷による断線であれば以下の方法で応急処置は可能です。 損傷したFPCの表面のアラミドフィルムをアートナイフなどで丁寧に銅箔面度切断箇所のすべてのパターンを2MM程度露出させます。 この作業は慎重に表面から引っかくような感じできれいに銅箔面を出して1000番の耐水研磨紙できれいにします。 切れた両方のパターンが露出したら20W程度の先端の細い半田ゴテと0.5MMぐらいのフラックス入り糸半田、0.2φぐらいのエナメル線・ピンセットを用意します。 先ほど露出したパターン面に半田をさっと載せます。 エナメル線は先端1MMほどを半田ゴテで半田めっきしておきます。 これを順番にパターンに半田付けして相互を接続していきます。 終わったらにすべての線が確実についているかピンセットなどでかくにんします。 最後にシリコン系接着材を薄くコートして硬化したらアラミドテープで両面からはさんで完了です。 接着剤は硬化しても弾性のあるものしか使えません。 たとえば、セメダインXなどがいいと思います。 なお、電流の大きなところはエナメル線を複数並列につなげばOKです。 線幅が1MMととても太いですからそれほど面倒ではないと思います。 半田はさっと上げてください。 あまり低温では時間がかかり銅箔を薄離してしまいます。 やや高温で1秒程度でさっと上げてください。 細いエナメル線はリレーのコイルなど分解すれば得られます。 ぜひ、トライしてみてください。 失敗したらこの掲示板でお知らせください。 直してお送りしますよ。 ポイントは半田のウデ次第です。 なんでもやらなくっちゃね。 伝え忘れた。 エナメル線でなくても、銅箔テープでもいいですよ。 もし、初心者なら銅箔テープを1MM幅に切って半田が出来ない場合は電源ラインでは使えませんが導電接着剤(銀の粉末が入っている)で接続する方法もあります。 ただし、寿命が短いですが屈曲をしなければ大丈夫です。
お礼
ご教授有難う御座います。 当方機械屋で、普通の基板の抵抗やコンデンサの半田付け程度しか経験が有りません。 今回は組み立て時に、部品で表面を引っ掻いてパターンを断線させてしまった物です。 半田ゴテは40Wの先の細い者、フラックス入り半田は1ミリ位の物なら有りますが、これでは大き過ぎますか? また、セメダインXは手元に有りますが、アラミドテープが有りません。 ホームセンターまたはハンズなどで手に入りますか? エナメル線、銅箔テープ等も同時購入したいと思います。 今回のFPCは、実装時にかなり屈曲させます。 実装後は固定で動かす事は無いのですが、たまにですが、高湿度の雰囲気に晒される事が有ります。 今回の修理の際、アラミドテープ以外にもう少し何か対策した方が良いのでしょうか? 宜しく御願いします。